『NAVITIME』『乗換NAVITIME』、「バス遅延予測」を提供開始
AIでバスロケ情報から配信される過去の遅延実績を学習し、遅延を予測
「バス遅延予測」では、ルート検索結果画面において、現在発生中のバス遅延がある場合、その遅延時間の"予測"を行い、予測した遅延時間を考慮したルート検索が可能になります。バス降車後の電車など次の移動の時刻も変更したルートが表示されるため、ユーザーは本来のバスの発着時間と遅延を考慮した発着時間の比較ができます。これにより、再検索の手間を省き、バスが遅れている時にも焦ることなく、到着時間を簡単に把握することができます。
予測対応路線は、都営バスの全日全時間帯で、今後も対応路線を増やしていきます。
お客様側での新たな設定は不要で、ルート検索時に遅延が発生している場合に遅延時間を考慮したルートが表示されます。本機能は無料でお使いいただけます。
ナビタイムジャパンでは、リアルタイムな「バス遅延を考慮したルート検索」を、2023年3月より提供しています。バス事業者が公開しているバスロケ情報をもとに遅延時間を算出しているのですが、バスの遅延は、周辺の渋滞や停留所での待ち合わせによって遅延が増減するため、単純な手法では到着予定時刻と実際の到着時刻に乖離があるなど、高精度な予測が難しい状況でした。
今回の「バス遅延予測」では、遅延データを処理できる技術としてAIを活用することで、高精度に遅延を予測可能になりました。AIに、バスロケ情報から配信される便ごとの過去の遅延実績を学習させ、現在の走行状況を加味することで、精度の高い遅延予測を実現しています。
雨の日、梅雨時期の移動には交通機関の遅延が起こりやすくなります。これからの季節、移動時間の検討の一助として、ご活用いただけます。
今後もナビタイムジャパンでは、ユーザーの皆さまが安心して移動できるよう、対応路線の拡大と予測精度の更なる向上に努めてまいります。
■AIを活用した遅延予測の精度について
バス事業者が公開している、バスロケ情報から配信される遅延情報を過去数ヶ月分学習させ、遅延予測AIモデルを自社開発いたしました。開発にあたり、一つひとつの路線に対して遅れの傾向を分析し、傾向に合わせた機械学習モデルを選択し、パラメータチューニングを実施することで、停留所前後における遅延の推移を考慮しています。これにより、乗車人数が多いなど遅延の変動が大きい路線に対し、従来よりも50%高い精度で予測可能になりました。
■『NAVITIME』
徒歩、電車、バス、飛行機、フェリー等を組み合わせて、最適なルートを検索できます。国際間の「トータルナビ」で、出発地や目的地に、海外のスポットを設定したルート検索ができます。日本のほか、タイ、台湾、ハワイ、グアム、シンガポールで利用できます。
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app//id365876050?mt=8
■『乗換NAVITIME』
電車、飛行機、路線バス、高速バス、フェリーなど公共交通機関の乗換に特化した乗換案内アプリです。
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/id528532387
Android OS:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.navitime.local.nttransfer
■参考プレスリリース
(2023/3/28)『NAVITIME』『乗換NAVITIME』、リアルタイムなバス遅延を考慮したルート検索が可能に
https://corporate.navitime.co.jp/topics/pr/202303/28_5573.html
「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
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