一棟まるごと断熱リノベーション「ロクダン」を発売
築年数を重ねたヘーベルハウスを断熱等級6レベルの住まいへ ~既存躯体を活かし、住まいの性能と価値を次世代へつなぐ~
旭化成リフォーム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:篠崎 浩正)は、築年数を重ねたヘーベルハウスを対象に、一棟まるごと断熱・気密性能を高める高断熱リノベーション「ロクダン」を、全国のヘーベルハウス販売エリアにて2026年8月6日より発売します。
「ロクダン」は、既存住宅を活かしながら、新築住宅に求められる断熱等級6相当の高い断熱性能を実現するリノベーション商品です。2030年度までに年間100件の受注を目指します。

◆「ロクダン」の特徴
Ⅰ.次世代の新築住宅に求められる断熱等級6相当を既存住宅で実現
Ⅱ.ヘーベルハウスを一棟まるごと高性能断熱材で包み込み、断熱性能を高めるフルリノベーション
Ⅲ.快適で安全な暮らしと、環境に配慮した住まいへのアップデート
Ⅳ.邸別シミュレーションで、改修後の暮らしを事前に見える化
Ⅴ.第三者評価による性能の見える化で、将来の資産価値にも配慮
■「ロクダン」の特徴
Ⅰ.次世代の新築住宅に求められる断熱等級6相当を、既存住宅で実現
「ロクダン」は、築年数を重ねたヘーベルハウスを、新築住宅に求められる断熱等級6相当の高い断熱性能へと向上させるリノベーション商品です。新築住宅においては2025年に断熱等級4が義務化されており、2030 年までには等級5の義務化も決まっています。2050年のカーボンニュートラル実現を見据え、将来的には等級6の義務化の可能性も考えられるなかで、「ロクダン」は既存住宅においていち早く等級6レベルを実現します。
Ⅱ.既存躯体を活かし、一棟まるごと断熱性能を高めるリノベーション
「ロクダン」は、ヘーベルハウスの躯体を活かしながら、床・壁・屋根を高性能断熱材で包み込む一棟まるごとの断熱リノベーションです。外壁、床、屋根の各部位に適した断熱仕様を採用し、住まい全体の断熱・気密性能を向上させます。これにより冬は暖房停止後の室温低下や足元の冷えをやわらげ、夏は屋根や外壁からの熱の影響を抑えることで、冷暖房効率を高めます。


Ⅲ.断熱性能の向上で実現する健康・快適な暮らしと環境配慮
断熱性能の向上により外気温の影響を受けにくくすることで、冬季の寒さや夏季の暑さの影響をやわらげ、一年を通じて快適に活動しやすい暮らしを支えます。また、部屋間の温度差や住まいの中での急激な温度変化を抑えることで、ヒートショックや熱中症のリスクを減らすなど、安全に配慮した室内環境の実現を目指します。
一方で、冷暖房効率の向上によるエネルギー使用量の低減を通じて、CO₂排出量の削減に貢献することで、暮らしの安全・快適性と環境配慮の両立を図ります。
Ⅳ.新築住宅向け「ARIOS(※)」をリフォームに展開、改修前後の比較機能で効果を見える化
旭化成ホームズが新築住宅で活用してきた独自の住環境シミュレーションシステム「ARIOS」を、リフォーム住宅向けに初めて展開します。リフォーム住宅への展開にあたっては、新たに改修前後の住環境を比較できる機能を追加しました。建物の立地条件や日照条件、間取りなどを踏まえ、改修前後の室温やエネルギー消費量の変化を邸別にシミュレーションし、その効果を数値やビジュアルで分かりやすく示します。これにより、お客様は改修による効果を事前に確認し、リノベーション後の暮らしを具体的にイメージしながら計画を検討できます。
※ 新築住宅向け「ARIOS」関連URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/performance/comfort/index.html/#02

Ⅴ.BELS申請により断熱性能の見える化で、将来の資産価値に配慮
「ロクダン」では、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)申請により省エネ性能ラベルや断熱性能ラベルの取得を目指すことも可能です。
第三者評価により、目に見えにくい住まいの省エネ・断熱性能を客観的に示すことで、改修後の性能を分かりやすく伝えるとともに、将来の売却・賃貸時における性能面でのアピールにもつなげることができます。
住み続ける快適性だけでなく、住まいを資産として次世代へつなぐ視点にも配慮しています。

■商品概要
1.工事対象:既存ヘーベルハウス各商品
おおむね築30年以上の戸建てヘーベルハウスを対象とした、一棟まるごとの改修
※建物の構造・仕様年月などにより、対象とならない場合や個別確認が必要となる場合があります。2.販売地域:へーベルハウス販売エリア(関東、東海、関西、山陽一部、九州北部)
3.販売開始日:2026年8月6日
■開発の背景
脱炭素社会の実現に向け、住宅にもさらなる省エネルギー性能の向上が求められています。2025年4月以降に着工する住宅・建築物については省エネ基準(断熱等級4)の適合が義務化され、遅くとも2030年までには、ZEH・ZEB水準(断熱等級5)への引き上げが予定されています。さらに、2050年のカーボンニュートラルの実現を見据え、長期的にはより高い省エネ性能が求められていくと考えられています(※)。
一方で、建築費や新築住宅・マンション価格の高騰などにより、生活者にとって「今ある住まいをどう活かすか」という視点も重要性を増しています。相続や二世帯化、中古住宅の購入、買取再販などをきっかけに、築年数を重ねた住宅を受け継ぎ、現在の暮らしに合った性能へ高めたいというニーズも高まっています。
旭化成リフォームは、長く住み継がれる住まいを提供するLONGLIFEの思想のもと、既存住宅を建て替えるだけでなく、性能を更新しながら次世代へ住み継ぐ新たな選択肢の拡充を進めています。これまで、既存のヘーベルハウスにおいて断熱等級4相当の断熱改修を提案してきましたが、新築住宅に求められる省エネルギー性能が高まるなか、既存住宅においても、これからの社会にふさわしい省エネ性能を備えていることが重要と考え、「ロクダン」の開発に至りました。
開発にあたっては、旭化成ホームズの住宅総合技術研究所が有する知見や人工気象室などの実験設備を活用し、室内温熱環境やエネルギー消費量などの検証を重ね、断熱等級6相当の高い断熱性能を安定して実現するための仕様を検討しました。
※ 国土交通省「省エネ基準引き上げへ。脱炭素化も。」では、2025年4月からの省エネ基準適合義務化と、2030年までのZEH・ZEB水準への引き上げ予定が示されています。
■早稲田大学 理工学術院創造理工学部 建築学科 教授 田辺 新一氏コメント
世代を超えて受け継がれる「社会資産」をどう育てるか
現在、日本の住まいは「建てては壊す」という考え方から、今ある住まいを「70年、100年と大切に使い続けていく」という考え方へ大きな変化の節目を迎えています。これからは、資源循環(サーキュラーエコノミー)の視点からも建物を長く使い続ける“社会の資産”として捉え直すことが、建てる側にとっても住まう側にとっても大切になってきます。そのためには、ただ建物を長持ちさせるだけでなく、住む人が「快適に住み続けられること」が欠かせません。冬の寒さに加え、ますます厳しさを増す夏場の暑さへの対応も含めて、一年を通じて快適に過ごせる環境があってこそ、建物は長く使い続けられるようになるのです。加えて、建材がもたらす環境負荷を把握し、できるだけ負担の少ないものを選ぶといった視点も重要になります。
さらに、断熱や耐震、防耐火といった基本性能に加えて日々の維持管理やメンテナンスを行いながらアップデートしていくという考え方も重要になります。国としても、「建築を長く使いこなす」という視点を踏まえた中長期的な取り組みが、今後制度として整えられていくと考えられます。これからは「どう造るか」だけでなく、「どう活かし続けていくか」という視点が、ますます大切になっていくでしょう。

COLLABORATION
住宅・建築の脱炭素化とウェルネスに貢献する「田辺新一研究室」
田辺新一研究室では、省エネ性と快適性を両立した脱炭素社会の実現と、すべての人が心身ともに健康で充実した生活をおくるための研究を行っています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
