[札幌版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から小幅に低下
募集賃料 11ヵ月連続の上昇
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年3月度の札幌市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年4月号札幌」を公表します。
※1:主要エリア=札幌市南口エリア・北口エリア・大通エリア
※調査時点:2024年3月末現在および各年12月31日時点
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
札幌市は「伊藤110ビル」と2026年竣工予定の「(仮)札幌北1西5計画」をゼロカーボン推進ビルの2号・3号案件として認定した。再生可能エネルギー100%電力の導入等が認定条件となっている。これら認定されたビルではIT関連等の該当企業が新規開設する場合、最大で2年間の賃料が補助される。今後もゼロカーボン推進ビルは増えるとみられ、補助金が需要を刺激することが期待される。(札幌支店長 滝口恵貴)
札幌市 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から小幅に低下 小口の面積帯ではテナント誘致が順調
空室率は前月比マイナス0.07ポイントの2.82%となり、前月から小幅に低下した。主要エリア内の新築ビルを中心に空室消化が進んだ。潜在空室率は前月比マイナス0.05ポイントの3.96%となった。
高価格帯のビルではリーシング活動に時間を要している。一方、小口の面積帯は比較的順調にテナント誘致が進んでおり、特に主要エリアの好立地では品薄感が強い。
<空室率&潜在空室率>
札幌市 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 11ヵ月連続の上昇 統計開始以来の最高値更新が続く
募集賃料は前月比プラス168円/坪の12,348円/坪となった。11ヵ月連続の上昇となり、統計開始以来の最高値更新が続いている。既存ビルでは従前より高い賃料水準での成約が増えている。
<募集賃料&募集面積>
札幌市 規模別 空室率
<規模別 空室率>
札幌市 全規模ビル 主要エリア 空室率
<主要エリア 空室率>
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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