Sansan、データ分析に基づく営業活動を可能にする「名刺分析オプション」の提供機能をアップデート
エリア・業種別の営業のカバー率を可視化し、新規開拓アプローチや営業マネジメントを支援
Sansan株式会社は、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオプション機能「名刺分析オプション powered by MotionBoard(以下、名刺分析オプション)」の提供機能がアップデートされたことを発表します。
「名刺分析オプション」は、名刺をスキャンするだけで、営業メンバーの行動と実績をダッシュボードにより可視化し、営業活動の分析が可能になる機能です。今回新たに、株式会社帝国データバンク(以下、TDB)が保有する全国全業種の企業情報を収録した日本最大級のデータベースと連携することで、名刺情報を基点にエリア・業種別の営業のカバー率を見える化し、分析が可能になります。データに基づいたエリア・業種別での営業戦略の立案と実行により、新規顧客開拓や営業マネジメントを支援します。
「名刺分析オプション」は、名刺をスキャンするだけで、営業メンバーの行動と実績をダッシュボードにより可視化し、営業活動の分析が可能になる機能です。今回新たに、株式会社帝国データバンク(以下、TDB)が保有する全国全業種の企業情報を収録した日本最大級のデータベースと連携することで、名刺情報を基点にエリア・業種別の営業のカバー率を見える化し、分析が可能になります。データに基づいたエリア・業種別での営業戦略の立案と実行により、新規顧客開拓や営業マネジメントを支援します。
■機能アップデートの背景
コロナ禍でビジネス環境が変わり、DXの重要性がうたわれる中、営業活動においてもデータを蓄積・活用する重要性はますます高まっています。「当面する企業経営課題に関する調査(※1)」によると、営業・マーケティング領域で重視する課題について、「ITを活用した効率的・効果的な営業活動」と回答した経営者は、三年連続で増加しています。ビジネス様式にオンラインが加わる中、経営者の営業DXへの関心が高まっていることがうかがえます。一方で、現場では顧客に関するデータは営業活動に役立つと認識しながらも、実際にはデータに基づいた営業活動の分析と戦略立案にまで至っていない状況も見受けられます。
Sansanはこれまでも、外部サービスとの連携を拡大させることで、企業の営業力を強くするあらゆるデータをSansan上で統合し、データベースとしての価値を向上させています。2021年7月にはTDBとの連携を強化することで(※2)、TDBが保有する企業情報を、名刺交換の有無に関わらずSansan上で検索・閲覧が可能になりました。Sansanに蓄積された企業情報を、より営業で活用できるデータに拡張させる取り組みです。
今回、そのデータを活用することで、マネジメント層および事業企画担当者が、営業メンバーの営業活動の分析だけでなく、営業戦略の立案をSansanに蓄積された接点データを基点に効果的かつ効率的に実施できるよう、機能アップデートに至りました。
■機能アップデートにより実現できること
名刺分析オプションにTDBのデータベースを連携することで、エリア・業種別での企業接点をリアルタイムに可視化することができます。エリア、業種ごとの人物データ件数、会社数、占有率等が表示され、また日本地図上にも情報が表示されるため、ターゲットとなるエリア・業種に対するカバー率を視覚的に捉えることができます。
エリア・業種別のマーケットリーチ度合いが可視化されることにより、営業戦略立案の参考材料として活用でき、注力すべきマーケットの解像度を高めることが可能です。
UIイメージ
■新規開拓アプローチでの主な活用シーン
①注力すべきマーケットを正しく把握
Sansan上に保有する接点データとTDBの企業情報を紐付け、以下のような検証を行うことで、注力すべきマーケットを正しく把握することが可能です。
(新規開拓アプローチの検証例)
・企業データ件数と占有率により、業界別の営業・取引の機会を検証
・業界別の既存および新規獲得した企業データ件数から、新規での営業活動状況を見える化
・県別・市区町村別の占有率から営業開拓状況を検証
・集計期間、新規区分での絞り込みを行い、新規の営業開拓状況を検証
②新規アプローチ先の企業情報を効率的に収集
新規アプローチ先の企業情報を、接点の有無に関わらずエリア・業種別に抽出することができます。Sansanが独自に集約している情報と、TDB企業コードや商号、所在地(番地は除く)など、TDBが保有する企業情報(※3)を組み合わせたデータベースから、迅速に基本情報を収集し、具体的なアクションを可能にします。
会社リサーチ画面イメージ(PC版)
接点のない企業の詳細・TDB情報画面イメージ(PC版)
③リアルな行動量を可視化
新規アプローチ後も、名刺獲得数と案件登録数という正確な情報に基づいたリアルな行動量を基に早くPDCAサイクルを回すことができ、生産性向上や営業力強化に貢献します。
■メール接点も網羅
Sansanでは、従来の紙の名刺とオンライン名刺による、オンライン・オフラインでの名刺情報からの接点データに加え、「スマート署名取り込み(※4)」を活用することで、メールからも接点データがSansan上で蓄積可能です。オフラインだけでなくオンラインでのあらゆる接点データを加味した、営業活動の分析と営業戦略立案を後押しすることで、受注率向上に貢献します。
■料金体系について
本機能は「Sansan」の標準機能として、全ての契約企業に提供します(※5)。
■機能利用に関するお問い合わせ先
Sansanプロダクトサイト「お問い合わせ」より、電話・ウェブフォームで問い合わせ可能です。
Sansan 「お問い合わせ」ページ:https://jp.sansan.com/form/inquiry
Sansanは、今後も「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッション実現へ向けて、進化を続けてまいります。
※1:一般社団法人 日本能率協会「第42回当面する企業経営課題に関する調査」(2021年10月)
※2:Sansan株式会社「Sansan、帝国データバンクと連携を強化」(2021年7月27日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2021/0727.html
※3:TDB企業情報に含まれる一部の企業情報は、公開情報に基づいて更新されており、業務実態未確認のものも含まれています。なお、企業の詳細画面上部に表示される会社ロゴおよび会社名は、Sansanが独自に収集した情報です。
※4:Sansan株式会社「Sansan、メール接点をデータとして蓄積できる新機能『スマート署名取り込み』を発表」(2021年12月7日発表)
https://jp.corp-sansan.com/news/2021/1207.html
※5:本機能は段階的に機能開放していきます。また、契約のプランによっては、企業情報オプションの追加契約が必要になる場合がございます。
(以上)
■Sansanについて
名刺管理から、営業を強くする「Sansan」
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈の管理・共有を可能にするほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能も備えた、営業を強くする「ビジネスプラットフォーム」です。また、オンラインでの名刺交換を可能にする「オンライン名刺」機能により、多様化するビジネスの出会いによって生じる課題を解決します。
■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、ビジネスにおける出会いを後押ししています。主なサービスとして、クラウド名刺管理サービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、クラウド請求書受領サービス「Bill One」を国内外で提供しています。
設立:2007年6月11日
URL:https://jp.corp-sansan.com
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:63億33百万円(2021年8月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービス(クラウド名刺管理サービス等)の企画・開発・販売
Sansan https://s.sansan.com
Eight https://8card.net
Bill One https://bill-one.com
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