開催記念インタビュー到着!森崎ウィン『ミュージカルは最強です!2024 ~お笑いチャンプと頂上決戦~ Presented by WOWOWプラス』
株式会社WOWOWプラスが主催するステージ『ミュージカルは最強です!2024 ~お笑いチャンプと頂上決戦~ Presented by WOWOWプラス』の開催を記念して、森崎ウィンのオフィシャルインタビューが到着いたしました。
森崎ウィン【ミュージカルは最強です!2024 ~お笑いチャンプと頂上決戦~ Presented by WOWOWプラス】オフィシャルインタビュー「舞台には一生立ち続けたい」
2023年話題を呼んだ異色のミュージカルエンターテイメントショー再び。7月15日(月・祝)東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催される【ミュージカルは最強です!2024 ~お笑いチャンプと頂上決戦~ Presented by WOWOWプラス】。こちらに出演する人気俳優・森崎ウィンが本公演やその共演者(中川晃教、城田優、LE VELVETS、唯月ふうか、サルゴリラ、紅しょうが)についてはもちろん、自身の俳優人生やミュージカルへの想いについても語ってくれた。他では読めない貴重なインタビューとなっているので、ぜひご覧頂きたい。
森崎ウィンにとっての俳優業「やっぱりこの仕事が好きなんだな」
--デビューから17年。様々な芸能活動をされてきた中で、俳優業をメインに据えることになったのは何でだと思いますか?
森崎ウィン:純粋に好きだったからだと思います。だから苦しいことがあったとしても続けてこれた。あとは、映画『レディ・プレイヤー1』が大きなきっかけになったと思いますね。
--やはりあの作品が分岐点だったんですね。
森崎ウィン:それまではバイトしながらオーディションを受けたりしていたんですけど、あの映画以降、いろんな作品に求められて出演させて頂く流れが生まれて。今回の【ミュージカルは最強です!2024】に関しても、前回【ミュージカルは最強です!は~い!】に出演して「あ、良いな」と思ってくれたからまた呼んでもらえたんだと思いますし、求められたことに対してひとつひとつ応えられるように努力していく。その結果として今もこうして俳優業を続けられているんだと思います。とは言え、自分が「やりたい!」と思っても、決まりそうで決まらない仕事もあったりするから、難しい仕事ではあるんですけど。
--そうですよね。俳優は監督やキャスティングの方に「出てほしい」と思われて初めて作品に出演できるわけで。
森崎ウィン:この仕事を始めるときに、親から「医者になるより難しいよ」と言われたことがあるんですけど、その意味が今はよく分かります。役者に資格とかないし、僕の一存で作品に出演できるわけでもないですし、選ばれるかどうかがすべてですから。
--例えば、音楽の世界であれば「自分はこういう表現をするんだ、こういう作品をつくるんだ」と自分で決めることが出来ますけど、俳優はそういうわけにはいかないから。
森崎ウィン:仰るとおりです! なので、こういうインタビューでもどう答えていいか困ることが多いんですよ。僕も選ばれて出演させて頂いている側だから、あたかも「これは自分の作品です」みたいな感じで話すことが出来ないというか。僕が監督や演出家なら「こういう想いやメッセージがあって……」みたいなことを話せるんですけど。だから、役者として自分は何を求められているのか考えて一生懸命答えるしかないんですよね。例えば『レディ・プレイヤー1』の「俺はガンダムで行く!」というセリフも自分から「言わせてくれ!」とお願いしたわけじゃないし(笑)。「ウィン、このセリフ頼むね」と言われて、それに一生懸命応えたくて頑張った結果、やっと役者として世間に受け入れられて良かったんです! みたいな文脈でしか話せない。
--制作者の期待に応え続けられるかどうか。そこでずっと戦い続けていくことが役者の使命ですもんね。
森崎ウィン:でも、それが僕は楽しいんですよね。将来どうなっていくのかなんて分からない仕事だけど、今話したようなことを加味しても「やっぱりこの仕事が好きなんだな」と思うんですよ。現場に行く前はめっちゃ緊張するし、カメラやお客さんの前に立ってパフォーマンスして、それを受け入れられたときが一番のしあわせなんですよ。仮に受け入れられなかったとしても「もう1回挑戦したい」と思いますし。そう思えるのは好きだからじゃないですか。なので、今後も求められ続けるように頑張らなきゃいけないなって思ってます。
『レディ・プレイヤー1』から『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に至るまでのストーリー
--そういう意味では、来年どんな人生を歩んでいるか全く読めない仕事ではありますよね。どんな作品でどんな役どころを求められるかによってイメージが変わっていくわけで。悪役をやったら、その先ずっと悪役を求められるかもしれないし。
森崎ウィン:実はこのあと出演が決まっている作品の役どころが悪役なんですよ(笑)。たしかに、未来が読めない仕事ではあるんですよね。なので、安定を求めるんだったら、俳優は辞めたほうがいいと思っています。ただ、僕の場合は、WOWOWさんがきっかけで監督もやらせて頂いていまして。自分が伝えたいことを形にしていく映像作品も創っていきたいと思っているんですよね。それこそ音楽の世界のアーティストと同じようなことを役者も出来る世の中になってきているから。例えば、賀来賢人くんがNetflixで作品を創ったりとか。だから、僕もそこは今後も挑戦していきたいと思っているんです。
--表現の幅を広げるという意味では、今年公開された『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』で声優も務められていましたよね。
森崎ウィン:「やっときたか!」と思いました。僕は『レディ・プレイヤー1』でガンダムに乗ったことで世間の認知もあがった俳優なので、ご本家のアニメのガンダム作品にも「恩返しとして参加したい」とずっと思っていたんですよ。でも、声優として求められることはないかもなと思っていたから『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に呼ばれたときは本当に嬉しかったですし、またガンダムに乗れてしあわせでした。ちなみに『レディ・プレイヤー1』の原作だと、僕の役どころはガンダムに乗るんじゃなくウルトラマンになるんですよ。でも、映画ではガンダムになって。
--もしそこが変更にならなかったら『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に参加することもなかったと。
森崎ウィン:そうなんですよね。ただ『レディ・プレイヤー1』は大きなきっかけだったと思うんですけど、その後もいろんな現場で僕を使ってくれたからこそ、そこでちゃんと頑張ってきたからこそ、僕の演技をちゃんと観てもらえて「ウィンくんなら良いんじゃない?」と思ってもらえたんじゃないかなって。『レディ・プレイヤー1』以降、何にも結果を残していなかったら呼ばれていなかったと思うし。だから、つくづく積み重ねの世界だなって思いますね。点と点が繋がっていって未来が切り拓かれていく。
僕はいつか爆発的にブレイクすると思うんです。必ず報われる瞬間がやってくる
--そんな様々な場で俳優として活躍しているウィンさんですが、ミュージカルなど舞台に立つことは自分の中でどんな位置づけになっていますか?
森崎ウィン:舞台の上に立って生のお客さんに対してパフォーマンスする。これは「全表現者やるべき」と思うぐらい重要なモノですね。昔はカメラなんてなかったわけですから。人前で何か表現するってエンターテインメントの起源じゃないですか。マジックもそうだし、オペラもそうだし。それがカメラの誕生で映像でも観れるようになって、録画していつでも観返せるようにもなったわけですけど、でもエンターテインメントは元々生モノだったんですよね。体ひとつで何かを表現して、目の前にいる人たちを楽しませる。それを僕は続けていきたいし、だから舞台には一生立ち続けたいなと思っているんです。
--森崎ウィンにとって舞台はライフワークであると。
森崎ウィン:先日、久々に人前で歌ったんですよ。やっぱり楽しかったですね。「やっぱり僕はこれが好きなんだな。これは僕の人生からなくしちゃいけないな」って思ったんです。
--ちなみに、初ステージっていつだったんですか? デビュー当時のグループ時代?
森崎ウィン:グループ時代ですね。そのグループは僕が入る前からあったんですけど、ライブを観に行って「格好良いな! ワーキャー言われていいな! 僕もワーキャー言われたいな!」と思ったことがきっかけでいざ加入したら、そんなに甘いもんじゃなくて(笑)。紆余曲折あってデビューしたんですけど、10年続かなかったですから。そもそも続けるって大変じゃないですか。我慢も必要だし、食えないときもあったし、そういう時期にどうやって耐えるか。我慢して我慢して「いつか跳ねる!」と自分を信じるしかないんですよね。そういう意味では、僕はいつか爆発的にブレイクすると思うんですよ。自分で言うのもアレなんですけど(笑)、僕はいろんなことをやっているから、それが評価されるまで時間を要するのは当然だし、でも折れずに今のスタンスでひとつひとつのことを頑張り続けていれば、必ず報われる瞬間がやってくると思っているんです。
--それこそ積み重ねですよね。グループ時代から今日に至るまでの過去がやがて理想の未来へと結ばれていく。それこそガンダムの話もそうですし。
森崎ウィン:本当にそう思います。グループ時代があったからこそ、今もこうして舞台に立てているし、役者を続けられているんだろうし。あの時代にショッピングモールをまわったり、ひたすらCDを手売りしたりとか、本当にいろんなことを何でもやってきたので、そこで培ったものは絶対に効いているんですよね。だからこそ今も常に自分に課題を与えて、模索しながらもこの仕事を続けられていると思うんです。今回【ミュージカルは最強です!2024】で共演させて頂く皆さんも、そうやって常に戦い続けてきて今バケモノ級の実力者になっていると思うんですよね。
【ミュージカルは最強です!2024】とその共演者について
--その錚々たる顔ぶれが出演する【ミュージカルは最強です!2024】なんですが、どんなショーになりそうですか?
森崎ウィン:【ミュージカルは最強です!2024】は、出演者が縁のあるミュージカルの曲を歌い、コントにも挑戦するステージなんです。ミュージカルっていまだに未知なモノとして捉えられがちで「ちょっと敷居高いな、綺麗な格好して行かなきゃいけないのかな」と思われている人たちもいて。そんな上品で堅苦しいものだけがミュージカルじゃないということを【ミュージカルは最強です!2024】では知ってもらえるんじゃないかなと。ミュージカルにもうちょっとアクセスしやすくする為の試みでもあるのかなと思っています。あと、単純にミュージカルとお笑いが合体したらどうなるのか気になるじゃないですか。そこを楽しみに来てもらえたら嬉しいですね。
--せっかくなので、共演者の皆さんについても語って頂きたいのですが、それぞれどんな印象を持たれていますか?
森崎ウィン:中川晃教さんはシンガーソングライターでもあるんですけど、類を見ないミュージカル俳優というか、彼にしか出来ないものがあるんですよね。自分を確立している。制作にも携わっていますし、本当に唯一無二の存在。ミュージカルデビューした【モーツァルト!】で「期待のミュージカルスター誕生だ!」みたいな騒がれ方をしていて、そこで彼が応えていたインタビュー記事を読んだんですけど、「シンガーソングライターとして見えなかった世界をミュージカルは全部広げてくれた。自分の音楽人生にすごく大きな影響を与えている」と語っていて、それがきっかけでおそらく創る曲も変わっていったと思うんですよ。
--それこそ自分で未来を切り拓いてきたタイプですよね。
森崎ウィン:あと、城田優くんは自分で何かを創りたい人。演出を受けて演じるだけじゃなく、自分からどんどんクリエイティヴしていくタイプなのかなって。あと、言い意味で人たらし(笑)。人を引き付ける力がすごく強い。彼が創ったミュージカルライブに出させてもらったことがあったんですけど、その演出の現場とか見ていても、みんなを連れて何かやっていく力が強いなと思いました。唯月ふうかちゃんはミュージカル『SPY×FAMILY』でも共演していたんですけど、お淑やかで「何でもあなたに合わせますよ」と言いながらも、自分が目指している理想があって「絶対に負けないぞ」みたいな想いが根っこにあると思うんですよね。それをヒシヒシと感じるんですよ。めちゃくちゃ強い芯を持っているんじゃないかな。
--強い人ばかりですね。ボーカルグループのLE VELVETS、お笑いコンビのサルゴリラ、紅しょうがの皆さんとも面識はあるんでしょうか?
森崎ウィン:LE VELVETSの佐藤隆紀さんとはイベントでよくご一緒させて頂いたりしていますね。LE VELVETSは当然ながらめちゃくちゃ歌がうまいんですけど、しゃべりはめちゃくちゃフランクなんですよ。歌とトークのギャップも魅力的で、そこがズルいなと思っています(笑)。お笑い芸人の皆さんとは面識ないので、今回が初共演になるんですけど、僕は役者として大勢の人たちを笑わせられる方々のことを尊敬しているんですよ。笑わせるって泣かせることより遥かに難しいと思っていて。なので、サルゴリラさん、紅しょうがさんには【ミュージカルは最強です!2024】を通して勉強させて頂きたいなと思ってますし、たくさん刺激をもらえたらなって。
--では、最後に、そんな豪華な面々と共演する【ミュージカルは最強です!2024】を観てほしい皆さんへメッセージをお願いします。
森崎ウィン:【ミュージカルは最強です!2024】はエンターテインメントとしての根本を問いかけるような作品になると思うし、絶対に面白い内容になると思うので、ぜひ観に来てほしいです。前回出演させてもらって本当に楽しかったんですよ! 僕ら俳優はもっとコントを勉強するべきだとも思ったし、そういう意味では、僕からしたら講師でもあるお笑いのプロの方々についていって、今回もいっぱい学びながら楽しみたいと思います!
Interviewer:平賀哲雄
◎イベント情報
ミュージカルは最強です!2024 ~お笑いチャンプと頂上決戦~ Presented by WOWOWプラス
2024年7月15日(月・祝)LINE CUBE SHIBUYA
OPEN 15:15 / START 16:00
出演
中川晃教(ホスト)、城田優、LE VELVETS、森崎ウィン、唯月ふうか
コントゲスト:サルゴリラ、紅しょうが
チケット
全席指定(tax in)
プレミアム席:14,800円(1階16列目まで/枚数限定)
一般席:9,900円
※3歳以上有料/3歳未満は膝上鑑賞可
<各プレイガイド先行>2024年5月20日(月)10:00~5月23日(木) 23:59
<チケット一般発売日>2024年6月1日(土)10:00~
プレイガイド
ローソンチケット(Lコード:32855)
https://l-tike.com/musicalsaikyo/
チケットぴあ(Pコード:525-966)
https://w.pia.jp/t/musicalsaikyo/
e+(イープラス)
https://eplus.jp/musicalsaikyo/
公式サイト
https://www.wowowplus.jp/entertainment/musicalsaikyo/
お問い合わせ
WOWOWプラス カスタマーセンター
TEL:0570-007-252(年末年始を除く9:00~18:00)
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