川西市の春を彩る懐古行列華やかに / 兵庫県川西市
「清和源氏まつり」に約2万1,000人が訪れる
4月14日(日曜日)、〝清和源氏発祥の地〟川西市で、勇壮な源氏の騎馬武者や少年少女武者、稚児行列など約220人が参加する「第60回清和源氏まつり」(主催:清和源氏まつり実行委員会・川西市観光協会・川西市)が行われました。会場のアステ川西(川西市栄町)や懐古行列が行われた沿道などには、市内外から約2万1,000人が訪れ、華麗な時代絵巻を楽しみました。
清和源氏まつりは、多田地域の歴史的背景を大切にしながら、令和4年度からは市中心市街地である阪急・能勢電鉄「川西能勢口駅」周辺に場所を移して開催しています。
メインの懐古行列に先立ち、午前10時20分から行われたアステ川西ぴぃぷぅ広場(川西市栄町)でのイベントでは、鎧兜を身に付けた源満仲公に扮した越田謙治郎川西市長や頼信公に扮した姉妹都市の千葉県香取市伊藤友則市長の他、巴御前役の郷 朱里さん(ごう しゅり:21歳)、常盤御前役の宮路 琴羽さん(みやじ ことは:20歳)、静御前役の石本 結愛さん(いしもと ゆめ:18歳)の3人と、八幡太郎義家公役の岸本 和之さん(きしもと かずゆき:20歳)らがそれぞれに口上を述べ、会場を盛り上げました。
同まつり最大のイベントである懐古行列は午前11時10分にアステ川西ぴぃぷぅ広場をスタート。鎧兜に身を固めた源氏ゆかりの武者をはじめ、三御前(巴御前、常盤御前、静御前)の3人や八幡太郎義家公役などが徒歩で市役所に向かいました。
市役所に到着すると、待ち構えていた稚児や少年少女武者と合流し、総勢220人となった行列は、騎馬武者を最後尾に再出発して、川西能勢口駅東交差点まで南下。折り返してキセラ川西せせらぎ公園(火打1丁目)まで行進しました。沿道には絢爛豪華な懐古行列を一目見ようと家族連れなどのほか、カメラを構える人たちが集まっていました。
第60回目となる今年は、各会場を巡る「清和源氏まつりクイズラリー」を開催し、先着300名に記念品をプレゼント。また、豪華お食事券や源氏グッズが当たる抽選も行われました。キセラ川西せせらぎ公園ではキッチンカーや物販や、アーティストによるステージ披露、多田神社でご祈祷されたお菓子「かちだま」の限定販売、アサヒ飲料(株)による川西市発祥の三ツ矢サイダーの無料配布などが行われたほか、藤ノ木さんかく広場(中央町)ではステージイベントやフリーマーケットなどが行われました。
巴御前役の郷 朱里さんは、「巴御前役という大役を果たすことができ、ホッとするとともに、二度とない貴重な経験ができ、大変うれしく思います。今後は、川西スマイルナビゲーターとして色々な行事に参加し、川西市をしっかりとPRしていきたいです。」と話しました。
<清和源氏まつりについて>
今から千年あまり前、第56代清和天皇の曾孫に当たる源満仲公が、川西の多田盆地に移り住み、天禄元年(970年)に多田院(現在の多田神社)を創建し、清和源氏の礎を築きました。後世、鎌倉幕府を開いた源頼朝や全国に名を馳せた源氏武将たちは、満仲公の子孫であり、川西市は「源氏と武士団発祥の地」と言われています。清和源氏まつりは、この清和源氏の祖、源満仲公をしのび、〝清和源氏発祥の地かわにし〟の歴史、文化、観光をPRするため、毎年開催しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像