横浜にぎわい座が若手を応援する企画「登竜門シリーズ」。9月は落語と浪曲界の期待の若手が登場!
大衆芸能の専門館「横浜にぎわい座」(館長:桂歌丸)では、若手の芸人を応援するための企画として「登竜門シリーズ in のげシャーレ」を開催しています。9月には落語家の桂三木男さん、浪曲師の国本はる乃さんが登場します。
「横浜にぎわい座」(横浜市中区野毛町3-110-1)は、落語・漫才・曲芸などの大衆芸能を楽しむことができる専門館です。笑点でもおなじみの、横浜生まれ・横浜育ち、横浜を愛する桂歌丸が館長を務めていることでも有名です。
毎月1日~7日に開催している「横浜にぎわい寄席」は落語や古くから寄席で親しまれた演芸などを楽しめることで人気です。他にも、お子様や落語を初めて楽しむ人向けの解説付きの落語会といった、誰でも気軽に楽しめる内容の企画も開催しています。
中でも、ちょっと珍しいのが「若い才能を育てたい、応援したい」という思いではじまった企画「登竜門シリーズ」です。
- 「登竜門シリーズ」って?
落語ブームと言われる今、若手の噺家が続々と誕生しています。
横浜にぎわい座では2002年の開館以来、そういった若手噺家の研鑽と飛躍のための機会を提供する場を設けており、2010年(平成22年)からは「登竜門シリーズ in のげシャーレ」をスタートしました。
「二ツ目」から「真打昇進 5 年程度」の若手噺家が対象で、会場は横浜にぎわい座の小ホール「のげシャーレ」(最大141席)です。独創性のある企画・ネタにチャレンジできるため、若手噺家にとって、研究・実験の場となっています。
お客様の入りや反響の良い内容を連続で演じることができた出演者は、横浜にぎわい座主催興行への出演有力者として抜擢され、会場も391席の芸能ホールにレベルアップします。
二ツ目や真打になって間もないという若い才能を応援して、育っていく過程を目の当たりにできるのも、魅力のひとつ。未来の師匠に、笑いと拍手のエールを送ってください!
- 9月に登竜門シリーズが2公演。今後を期待されている大注目の二人!!
<桂三木男 五代目への道>
■「大工調べ」:ひとりの大工が、家賃を滞納したために、商売道具である道具箱を大家さんに取り上げられてしまう。これでは仕事ができない、さてどうしよう。というところから始まる。言葉の行き違いが原因で起こった騒動を描く。
桂三木男 五代目への道 【公演日】2017年9月17日(日) 【時 間】開演14:00/開場13:30 【会 場】横浜にぎわい座 のげシャーレ(小ホール) 【料 金】全席自由 1,500円 ※未就学児入場不可 【チケット・問合せ】横浜にぎわい座 045-231-2515 |
<国本はる乃勉強会>
9月18日(月・祝)に登場するのは、浪曲師の国本はる乃さん。この登竜門シリーズへの出演は2回目ですが、第1回公演では、その透明感のある唄声に多くの観客が魅了されました。
1996年生まれで現在21歳。浪曲界では最年少ですが、9歳で弟子入りして10歳でデビューしているので、すでに芸歴12年目です。この公演では師匠である国本晴美譲りのネタである「楽満寺」と、国本武春の十八番「大浦兼武」を演じます。
■「楽満寺」:千葉・成田にある「楽満寺」というお寺の、子宝に恵まれるというご利益の由来。はる乃の音感の良さが感じられる一席。
■「大浦兼武」:明治時代に警察官から政治家になった大浦兼武の出世物語です。演じる本人もこの演目にあやかって出世できるように、若手が取り組む演目のひとつです。武春が笑いを多く盛り込んだ作品だったので、その味わいが出せるかどうかに期待です。
※浪曲とは…三味線の伴奏に合わせて物語を展開する大衆芸能で、明治初期に始まったとされ、浪花節とも呼ばれています。情景や登場人物の心情を歌詞にした「節(ふし)」の部分と、説明や人物のせりふにあたる「啖呵(たんか)」とで構成されます。
第二回 国本はる乃勉強会 【公演日】2017年9月18日(月・祝) 【時 間】開演14:00/開場13:30 【会 場】横浜にぎわい座 のげシャーレ(小ホール) 【料 金】全席自由 1,500円 ※未就学児入場不可 【チケット・問合せ】横浜にぎわい座 045-231-2515 |
横浜にぎわい座 公式ホームページ http://nigiwaiza.yafjp.org/
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