フランス・公的デジタルアートセンターが没入型展覧会、アートパフォーマンスイベント開催

ナレッジキャピタルとのMOU締結10周年を記念して

ナレッジキャピタル

「かさなり合う世界―バーチャルリアルティが誘う旅」

一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:河口 洋一郎)ならびに株式会社KMO(代表取締役:森 秀夫)は、海外連携先であるフランスの公的デジタルアートセンター「Centre des arts」(館長:ドミニク・ローラン、以下「CDA」)が2025年9月13日(土)から9月21日(日)にかけて、ナレッジキャピタル各所にて展覧会、アートパフォーマンスイベント、ビジネスワークショップなどを開催することをお知らせします。

CDAは、ヴァル・ドワーズ県アンギャン・レ・バン市がフランス文化省の助成を受けて文化事業の一環として設立され、いまや国際的なメディアアートの拠点としての地位を確立しています。ナレッジキャピタルとCDAは、2015 年 9月にMOU(相互連携に関する覚書)を締結し、この10年間で多数の相互出展やビジネス交流会の開催などを重ねて継続的なリレーションシップを築いてきました。MOU締結10周年ならびにヴァル・ドワーズ県と大阪府の協力40周年を記念して、ヴァル・ドワーズ県ならびにCDAが、ナレッジキャピタル各施設にてさまざまなプログラムを展開します。

9月13日(土)から21日(日)にかけては、世界初公開となるバーチャルリアリティ(VR)作品を含め、6つの展示がThe Lab. みんなで世界一研究所に登場します。ゴッホが名作を次々と生み出したオーヴェル・シュル・オワーズの村で傑作誕生の背景を探る作品や、同時代の画家たちが足繁く訪れた「ガシェ医師の家」への没入型ツアーなど、フランスと日本の文化遺産をテーマとする複数のVR作品を体験できます。

展覧会イメージ

9月18日(木)にはナレッジシアターで、イラスト・音楽・ゲームが交錯する国際クリエーションの祭典「STORIES」を開催します。フランス革命などを題材に歴史の裏側にある知られざる物語を描くアニメーション映画、倫理的選択と物語体験が交錯するゲーム、音楽と演劇が融合した新感覚のミュージカル、そして日欧のグラフィック文化が響き合うマンガ作品など、ジャンルを横断した創造性が披露されます。

このほか、ナレッジサロンでは4日間にわたってヴァル・ドワーズ県がビジネスプログラムを実施するなど、国を超えた文化、芸術、ビジネスの交流の機会を提供します。

この秋、ナレッジキャピタルでは、イギリス、キルギス、韓国などの海外連携先が、大阪・関西万博のレガシー展示や派生イベント、イノベーションの創出を目指すビジネス交流会を多数開催します。ビジネス、文化、人材育成など各分野における国際交流のハブとして、より一層の海外連携活動を推進してまいります。

開催プログラム

【1】 展示 「かさなり合う世界―バーチャルリアルティが誘う旅」

フランスと日本、それぞれの文化遺産を、対話で紡ぐ感覚を体験できる4つのバーチャルリアリティ作品と、フランス・リヨンにある「映画とミニチュア博物館」で公開されているリヨンのミラン・ホテル、京都の鞍馬禅寺の2つの歴史的建造物のミニチュア作品を展示します。

日時 9月13日(土)~21日(日) 午前10時~午後6時 ※入場自由・申込不要・体験無料

場所 The Lab. みんなで世界一研究所(グランフロント大阪 北館2階) 

展示作品例)

●海外初展示 『Entre deux rives(アントル・ドゥ・リヴ「二つの岸辺の間」)』 (VR)

『Entre deux rives(アントル・ドゥ・リヴ「二つの岸辺の間」)』

フランスと日本、二つの世界をつなぐ架空の湖を渡る、壮大なバーチャルリアリティ作品。フィンセント・ファン・ゴッホが愛したオーヴェル・シュル・オワーズの教会から大阪城や京都の金閣寺まで、それぞれの美しい風景、光に包まれながら想像上の湖を超える感覚を味わえます。

●『オーヴェル=シュル=オワーズのゴッホ:最期の旅』 (VR)

ゴッホがフランスで過ごした最後の4年間を、芸術的かつ地理的視点から辿ることができる没入型作品。ゴッホがどのようにして『オーヴェルの教会』(パリ、オルセー美術館所蔵)や『カラスのいる麦畑』(アムステルダム、ファン・ゴッホ美術館所蔵)といった傑作を生み出したのかを、直感的に理解することができます。

『オーヴェル=シュル=オワーズのゴッホ:最期の旅』

●『集合的な身体 Collective Body』 (VR)

身体の動きに合わせて映像も変化するインタラクティブな体験ができるヴェネチア国際映画祭参加作品。身体は、時間の中でどのように歴史を記憶し、どのように感じ取って、共有していくのか――。ニューメキシコの嵐の中を舞台に、世界と最初に関わったときの感覚を再発見するよう導かれます。

『集合的な身体 Collective Body』

【2】 アートパフォーマンスイベント 「STORIES」

イラストレーション、音楽、ビデオゲーム、ミュージカル、そしてグラフィックノベルが一堂に会し、トランスメディア表現の新たな可能性を探る祝祭です。複数のトランスメディア作品が世界に向けて初公開されます。アニメーション、イラストレーション、ゲーム、音楽、演劇の最前線で活躍する専門家たちが集結して新しいアートの形を議論し、次世代の才能を支えます。

日時 9月18日(木)午後6時~午後8時 ※事前申込制・無料

場所 ナレッジシアター(グランフロント大阪 北館4階)

URL https://www.eventbrite.co.uk/e/stories-tickets-1563621496989

【Centre des arts(CDA)とは】

フランス文化省の助成を受けて文化事業の一環として2002年にアンギャン・レ・バン市が設立したデジタルアートセンター。アンギャン・レ・バン駅前に立地。延床面積約3,000㎡(地上4階建)。2005年から国際的なデジタルアートのビエンナーレ「Bains Numériques(バン・ニュメリック)」を主催し、国際的なメディアアートの拠点としての地位を確立している。世界からアーティストを招聘し、滞在型のアーティスト支援プログラムやデジタルアートに関するスタートアップ企業の支援も行う。

所在地 12-16 Rue de la Libération 95880 Enghien-les-Bains

URL https://cda95.fr/en(英語サイト)

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会社概要

URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 11階
電話番号
06-6372-6530
代表者名
髙橋 豊典
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年06月