【続々重版】デビュー50周年記念!松任谷由実の原点を描く『すべてのことはメッセージ 小説ユーミン』がメディアで話題。対談イベントの開催も決定。
ユーミンこと松任谷由実さんのデビュー50周年を記念した『すべてのことはメッセージ 小説ユーミン』(山内マリコ著)が10月27日の発売以来、次々にメディアで取り上げられ、大きな話題となっています。本書を取り上げた主なメディアは日経新聞、共同通信、NHK「ひるまえほっと」中江有里のブックレビュー、TBSラジオ「アフター6ジャンクション」、「週刊文春」「週刊現代」「週刊ポスト」「週刊朝日」「婦人公論」「フィガロジャポン」「ダ・ヴィンチWeb」など。反響を受けて、現在3刷まで版を重ねています。
プロの読み手である書店員からは「こんなにわくわくドキドキした小説はない!人生はドラマチックに、揺るぎないメッセージがここにあり。読んだらすぐにユーミンの曲を聴きたくなる」「ファン歴40数年へのごほうびをもらったような気持ち」「時間を超えて場所を超えて、躍るように届く歌たちとYumingという名前と一緒に私たちはこれからも歩いていくのだろう」などといったコメントが続々と寄せられるなか、「ユーミンについてはいろいろ知っているつもりでいたが、初見のこともたくさんあった。ますますユーミンが好きになりました」「まっすぐなユーミンにますます惹かれます」「やっぱりユーミンはすごい!」など、ユーミンファンの読者たちからの熱いメッセージも多数集まっています。
1月には、NHK文化センター主催で本書の著者・山内マリコさんと、作家の柚木麻子さんの特別対談「すべてのことはメッセージ 小説ユーミンを語る」の開催も決定。詳細はこちら。
■青山教室で受講 :https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1267678.html
■オンラインで受講:https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1267701.html
- 書店の皆様から届いた感想
時代はユーミンともに色づいていく。
幼少期に田舎の景色や学校の空気感や音楽へのときめきに、大河ドラマのように魅せられた。ユーミンの細胞の弾ける瞬間と唯一無二の才能の煌めきを感じられる今までにない読書時間だった。こんなにわくわくドキドキした小説はない!人生はドラマチックに、揺るぎないメッセージがここにあり。読んだらすぐにユーミンの曲を聴きたくなる。
【幕張 蔦屋書店 後藤さん】
13歳の時、初めて聴いた「ひこうき雲」に衝撃を受けて40数年。私の人生はユーミンの歌と共にありました。ユーミンは私の青春そのものであると同時に、ある種、神様のような存在でもあります。
そんなユーミンの若かりし頃の物語が小説となる。エッセイでも自伝でもなく小説。それは自分がユーミンを疑似体験できるということに他ならないのです。読んでいる間、私はまぎれもなくユーミンでいることができました。
こんな贅沢なことってあるでしょうか。ファン歴40数年へのごほうびをもらったような気持ちになりました。それにしてもユーミンはやっぱりタダモノじゃない。だからユーミンはユーミンだといえるのだと改めて納得です。
【丸善 ヒルズウォーク徳重店 熊谷さん】
さわやかな風がすっと吹き抜けていったような、ユーミンの魅力があちこちにあふれた作品でした。新しさと懐かしさと、ユーミンの歌を聴く時にいつも感じる想いが、この物語の中にも詰まっている気がします。
【高久書店 高木さん】
どこかノスタルジーを感じるユーミンの名曲たちはこうして生まれたのか。彼女の生きた感じた経験した昭和の激動する音楽史がここにある。
【大盛堂書店 山本さん】
きらめく景色も灰色の世界も一杯に吸い込んだ少女が起こす、壁に隔てられたあちら側に行けないなら自分で作るという行動が眩しい。改めて彼女は私だけの才能というサインを惜しげもなく時代に記してきたのだと思う。この小説はその全てを迎えに来てくれた。
【文教堂書店 新札幌DUO店 若木さん】
ユーミンの歌声が頭の中で流れ、デビューまでの道のりを読むという贅沢な時をすごしました。
もしも10代の頃、ユーミンの曲に出会えてなかったらと考えるとこわい。心細さと頼りなさを抱えた「あの頃」を思い出してしまいました。
【精文館書店 中島新町店 久田さん】
ユーミンの歌から感じるくったくのなさの源がここにある。
恵まれた生育環境と、生来の好奇心の強さ、そしてその好奇心へと向かっていく活動性。
どれが欠けていても「ユーミン」は生まれなかったのだな、としみじみ思う。
ブリティッシュロックを、グループサウンズを、その柔らかな心にしっかりとしみ込ませたからこそ、その内側から湧き出る音楽たち。
時間を超えて場所を超えて、躍るように届く歌たちとYumingという名前と一緒に私たちはこれからも歩いていくのだろう。
- 読者の皆様から届いた感想
好きな事にまっすぐで好奇心旺盛な行動力にドキドキハラハラしました。すべての行動や発想がリアルなユーミンにつながっている事がとても微笑ましく、やっぱりユーミンはすごい!この一言につきます!おもしろかった!
【女性・60歳】
頭の中でユーミンの音楽が流れ、流れる様な映像が感じられる文章に引き込まれ一気に読み進めました。とても楽しむことが出来ました。
【女性・56歳】
ユーミンについてはいろいろ知っているつもりでいたが、初見のこともたくさんあった。ますますユーミンが好きになりました。
【女性・63歳】
ユーミンのファンでプライベートな生い立ちも、ラジオなどで聴いてましたが、知らなかったことが多く、とてもおどろきました。まっすぐなユーミンにますます惹かれます。
- 松任谷由実さんが本書に寄せてくださったコメント
山内マリコさんの獰猛な取材力とインタビューに、記憶のボタンが次々とクリックされ、
私は幼少期を、青春を、サーフィンしまくった。目眩く楽しかった。
これは多くの人たちが好きなサクセスストーリーの真逆だから、全くシンパシーが
得られなかったとしても仕方ない。
正に、"事実は小説よりも奇なり"。
ひとりの特異な少女が、50s、60s、そして70sの、
東京カルチャーとカウンターカルチャーに彩られ、特異なまま大人になってゆくお話。
山内さんの大いなる好奇心が、私自身もすっかり忘れていた愛を、思い出させてくれた。
こんな機会を与えていただけて、本当に良かったと思う。
つくづく私は、"ユーミン"以外のものにはなれなかったのだなあと、
覚悟とも諦めともつかない幸せな気持ちで、この小説を読み終えた。
ーー松任谷由実
- 目次
第二章 ピアノ、清元、サウダージ
第三章 立教女学院とパイプオルガン
第四章 マギーと立川基地
第五章 らせん階段の家
第六章 フィンガーズ・デイズ
第七章 一九六九年
第八章 カルチエ・ラタン的御茶ノ水
第九章 セブンティーン!
第十章 ハロー、キャラメル・ママ
- あらすじ
- 著者プロフィール
1980年、富山県生まれ。2008年に「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞。12年、初の単行本『ここは退屈迎えに来て』を刊行。ほかの著書に、21年映画にもなった『あのこは貴族』や『一心同体だった』などがある。
- 書誌情報
著者 :山内マリコ
発売日 :2022年10月27日(木)
価格 :1980円(税込)
仕様 :四六判並製
ISBN:978-4-8387-3224-1
発行 :株式会社マガジンハウス
URL :https://magazineworld.jp/books/paper/3224/
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