「BIツール活用の実態調査」を実施 導入企業の34.6%が「全社的に活用」、40.9%が「一部の部門・担当者が活用」と回答 データ収集・共有の課題が浮き彫りに
BIツールの業務アプリケーションとしての進化に期待の声
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤、以下、ウイングアーク)は、経営者・役員、情報システム担当者516名を対象に、BIツール活用に関する実態調査を実施しましたので、お知らせします。

■調査サマリ
1.BIツールの活用状況、34.6%が「全社的に積極的に活用」、40.9%が「一部の部門・担当者が積極的に活用」と回答
2.BIツールの活用における課題、データ収集:第1位「データ取得が手間」(43.4%) データ共有:第1位「アクセス権限の管理が煩雑」(38.4%)
3.BIツールのさらなる活用のため、「予測・シミュレーション」(51.5%)や「データの入力・更新機能」(42.9%)を求める声
今回の調査では、多くの企業がデータの散在や組織文化の壁に直面している実態が明らかになりました。ビジネス環境が急速にデジタル化する中、データ活用は企業の競争力を左右する極めて重要な要素です。しかし、ツールを導入しても十分に使いこなせていない企業が依然として多いことも浮き彫りになりました。今後は単なるデータ分析の枠を超え、業務アプリケーションとしての機能を強化し、専門知識がなくても直感的に操作できるBIツールを導入することが、効果的なデータ活用を実現する鍵となるでしょう。
■調査結果
1.40.3%が、データ可視化ツール(BIツール)を「導入済み」
「Q1.あなたの会社では、Excel以外のデータ可視化ツール(BIツール)を導入していますか。」(n=516)と質問したところ、「全社的に導入している」が20.3%、「一部の部門で導入している」が20.0%という回答となりました。

2.BIツールの活用状況、34.6%が「全社的に積極的に活用」、40.9%が「一部の部門・担当者が積極的に活用」と回答
Q1で「全社的に導入している」「一部の部門で導入している」と回答した方に、「Q2.BIツールの活用状況として、最も近いものをお選びください。」(n=208)と質問したところ、「全社的に積極的に活用されている」が34.6%、「一部の部門・担当者が積極的に活用している」が40.9%という回答となりました。

3.BIツールの用途、「売上・収益の分析」が56.6%で最多
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.現在、BIツールをどのような用途で活用していますか。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「売上・収益の分析」が56.6%、「コスト・経費の分析」が49.5%という回答となりました。

4.BIツールを活用したデータ収集で実現できていること、「リアルタイムでのデータ取得」「データ更新の自動化」など
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.BIツールを活用したデータ収集において、実現できている項目を教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「リアルタイムでデータを取得できている」が50.5%、「データの更新が自動化されている」が47.5%という回答となりました。

5.BIツールを活用したデータ収集の課題、第1位「データ取得が手間」、第2位「データがシステムごとに分散」
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.BIツールを活用したデータ収集における課題を、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「データの取得に手間がかかる」が43.4%、「データがシステムごとに分散している」が32.8%という回答となりました。

6.BIツールを活用した集計・分析で実現できていること、4割以上が「直感的でわかりやすい画面表示」や「容易なデータの傾向把握」と回答
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.BIツールを活用した集計・分析において、実現できている項目を教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「直感的でわかりやすい画面表示」が41.9%、「容易なデータの傾向把握」が40.4%という回答となりました。

7.BIツールを活用した集計・分析の課題、第1位「画面の見やすさ」、第2位「更新のタイムラグ」
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.BIツールを活用した集計・分析における課題を、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「画面の見やすさに課題がある」が32.8%、「更新のタイムラグが大きい」が32.3%という回答となりました。

8.BIツールを活用したデータ共有で実現できていること、「レポートの自動配信」や「部門間での円滑な情報共有」が上位
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.BIツールを活用したデータ共有において、実現できている項目を教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「レポートの自動配信」が44.4%、「部門間での円滑な情報共有」が43.4%という回答となりました。

9.BIツールを活用したデータ共有の課題、第1位「アクセス権限の管理が煩雑」、第2位「必要なタイミングでの共有ができない」
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.BIツールを活用したデータ共有における課題を、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「アクセス権限の管理が煩雑」が38.4%、「必要なタイミングでの共有ができない」が35.9%という回答となりました。

10.BIツール活用による業務面・経営面での効果、「意思決定のスピード向上」が46.5%で最多
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.BIツールを活用したことによる業務面・経営面での効果について、実現できている項目を教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「意思決定のスピード向上」が46.5%、「人的リソースの最適配分」が43.9%という回答となりました。

11.BIツールを十分に活用できていない理由、「現場のデータ活用への意識が低い」が53.3%にのぼる
Q2で「導入はしているが十分に活用できていない」「ほとんど活用できていない」と回答した方に、「Q11.BIツールを十分に活用できていない理由を、具体的に教えてください。(複数回答)」 と質問したところ、「現場のデータ活用への意識が低い」が53.3%という回答となりました。

12.現時点でBIツール導入に至っていない理由、「既存のExcelなどで十分対応できている」「導入コストが高い」など
Q1で「導入を検討している」「導入予定はない」と回答した方に、「Q12.現時点でBIツールの導入に至っていない理由を、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=228)と質問したところ、「既存のExcelなどで十分対応できている」が27.2%、「導入コストが高い」が26.3%という回答となりました。

13.BIツールのさらなる活用のため、「予測・シミュレーション」や「データの入力・更新機能」を求める声
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q13.BIツールのさらなる活用のためにどのような機能があれば良いと思うか、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=198)と質問したところ、「予測・シミュレーション」が51.5%、「データの入力・更新機能」が42.9%という回答となりました。

■調査概要
・調査名:BIツール活用に関する実態調査
・調査対象:経営者・役員、情報システム担当者
・有効回答数:516名 ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
・調査期間:2025年3月31日〜同年4月1日
・調査機関:自社調査 (調査委託先:株式会社IDEATECH)
・調査方法:オンラインアンケート
・企画:ウイングアーク
※BIツールとは、データの収集・分析・可視化を行うためのソフトウェアを指します。
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7400 お問合せフォーム:https://www.wingarc.com/contact/
▼ユーザー事例・製品情報・イベントなどウイングアーク1stの最新情報をお届けしています。
・ウイングアーク1st公式Facebook
http://www.facebook.com/wingarc
・ウイングアーク1st公式X
・ウイングアーク1st公式note
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード