「液化水素サプライチェーンの商用化実証」において建設を進める液化水素基地の起工式が開催されました
扇島地区(川崎市川崎区)で世界初の商用規模となる液化水素基地の建設が始まりました

日本水素エネルギー株式会社(東京都港区)が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業として進めている「液化水素サプライチェーンの商用化実証」において、扇島地区(川崎市川崎区)に整備する国際水素サプライチェーンの液化水素基地の起工式が11月27日に開催されました。この基地は商用規模の液化水素貯蔵・海上荷役設備等を備えた世界初※の施設となります。
この取組は、川崎臨海部の2050年カーボンニュートラル化を目指す「川崎カーボンニュートラルコンビナート構想」の実現だけではなく、扇島地区における地域の持続的発展と我が国の社会課題解決に資する大規模土地利用転換の早期実現にもつながるものです。
※世界初:液化水素貯蔵・海上荷役設備等を備える商用規模の施設として。2025年11月27日時点。日本水素エネルギー株式会社調べ
日本水素エネルギー株式会社は、JFEスチール株式会社(東京都千代田区)とJFEスチール東日本製鉄所(京浜地区)扇島の土地について賃貸借契約を締結するなど、本実証を進めてきました。
今回の起工式は、日本水素エネルギー株式会社と川崎重工業株式会社の主催により開催されたもので、川崎市長は来賓として出席し、懇親会では「水素社会に向けた第一歩となる」という主催者の熱意に、「この川崎の地から、日本を、世界を変えるようなプロジェクトに」と期待を込めて祝辞を述べました。

※本事業及び起工式の詳細につきましては、以下の事業者ニュースリリースを御参照ください。
d124454-268-92185a14654c2fd46f31c7b76adcde34.pdf問合せ先
川崎市臨海部国際戦略本部 成長戦略推進部 野和田
電話 044-200-1740
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