働く女子の9割が怖いと思う「乳がん」!一方で定期検診は4割に満たず…がん保険に加入する女子の3人に1人は「保障内容を理解していない」!
・20歳~60歳の働く女性500人に聞いたところ、「話題になっているから」「女性特有のがんだから」という理由から「乳がん・子宮頸がん・卵巣がん」を怖いと思っている人が多いことが分かりました。(Q1.Q2)
・子宮頸がん・乳がんの検診を受けているかを聞いたところ、両方とも定期的に受けているのは28.6%、乳がんのみの定期検診は8.4%で、合計しても37.0%にとどまりました。(Q3)
・自分ががんに「罹ると思う」と回答した人は、「思わない」と回答した人の3倍で、そのうちの80.3%は、身近にがんを経験した人がいることが分かりました。(Q5)
・自分ががんになったら、家族に「言う」人が77.6%で、「治療法等について一緒に考えて欲しい」と望む人が多い一方、4人に1人は「いつも通りでよい」と回答していました。(Q6.Q7)
・自分ががんになったら心配なことは、「治療費がいくらになるか」「治せるかどうか」「再発の心配」が多い回答でした。(Q8)
・がん保険に加入している人は、43.4%にとどまり、そのうちの32.3%は保障内容を「あまり理解していない」「まったく理解していない」と回答しました。(Q9)
【調査結果詳細】
Q1.女性が罹る「がん」として怖いと思うものは何ですか。
乳がん 447人
子宮頸がん 350人
卵巣がん 309人
子宮体がん 306人
大腸がん 200人
すい臓がん 180人
肺がん 164人
胃がん 163人
肝臓がん 158人
皮膚がん 152人
怖いと思うものはない 13人
その他 6人
20歳~60歳までの働く女性500人にがんは怖いと思うか聞いたところ、97.4%(487人)が怖いと回答しました。
怖いと思うがんの場所は、1位は「乳がん」、2位は「子宮頸がん」、3位は「卵巣がん」の順でした。25歳~54歳までは男性よりも女性の方ががんにかかる率が高く、働く女性が多く気になるのも頷けます。
Q2.Q1の回答に関して、なぜそう思いましたか。
乳がん・子宮がん・卵巣がん
1.がんは全て怖い
2.女性特有のがんだから
3.最近話題になっているから
4.女性に多いガンだから
5.身近な人がなったから
大腸がん
1.がんは全て怖い
2.女性が罹る割合が高いから
3.便秘の人が多いから
4.検診に行きづらいから
「がん」は全てが怖い!
怖いと思う理由を聞いたところ、一番多かった回答は「がんは全て怖い」でした。
回答が多かった部位ごとの理由以外にも、身内や友人が罹患したとの回答も多いことがわかりました。
がんはやはり身近な病気としてとらえられているようです。
Q3.子宮頸がん、乳がんの検診を受けていますか。
両方とも定期的に受けている 28.6%
子宮頸がんだけ定期的に受けている 8.4%
乳がんだけ定期的に受けている 6.2%
不定期に受けている 31.4%
受けたことがない 25.4%
子宮頸がん、乳がんの検診を両方とも定期的に受けている人は28.6%(143人)とあまり多くない結果になりました。不定期での受診や、どちらかだけ定期的に受けている方が多く、半数近く(46.0%)を占めました。各年代別の受診率を見ると年代ごとに受診率が高くなりますが、30歳代でも約3人に1人が受けていないのが現実です。
Q4.身近に「がん」に罹った人がいますか。
身近にいない 158人
父・義父 144人
祖父 88人
母・義母 83人
祖母 78人
叔母 64人
叔父 61人
友人、知人 51人
従兄弟 20人
兄弟姉妹 16人
その他 13人
子 2人
68.4%は身近にいる!
ご自身の身近にがんに罹った人がいるか聞いたところ、68.4%(342人)いる事が分かりました。その内訳は、
父、義父 :42.1%
母、義母 :24.3%
友人、知人 :14.9%
で、中にはご自身と答えた方も10人いらっしゃいました。
アンケート回答者でがんに罹患された方の年齢は30歳代~60歳代でその内の60%が現在30歳~40歳代の方です。
Q5.ご自身は「がん」に罹ると思いますか。
思う 28.4%
思わない 11.6%
分からない 60.0%
身近にいる 身近にいない
思う 80.3% 19.7%
思わない 51.7% 48.3%
思う人は思わない人の約3倍!
ご自身ががんに罹ると思うか聞いたところ、「思う」が142人、「思わない」が58人と、思わないと回答した人の約3倍いる事が分かりました。
「思う」と答えた方の80%は身近にがんを経験したことがある方がいる事も分かりました。
Q6.もし自分が「がん」になったら、配偶者・パートナー・家族に言いますか。
言う 77.6%
言わない 4.6%
分からない 17.8%
22.4%は「言わない」「言うか分からない」!
もし自分ががんになったら、配偶者・パートナー・家族に言うか聞いたところ「言う」が77.6%(388人)、「言わない」4.6%(23人、「わからない」17.8%(89人)との結果になりました。
Q7.もし自分が「がん」になったら、配偶者・パートナー・家族に何をしてほしいですか。
治療法等について一緒に考えて欲しい 263人
家事など分担して欲しい 150人
特になし、いつも通りでよい 128人
家族や子どもの面倒を見て欲しい 122人
治療費・生活費等の援助をして欲しい 118人
人に言わないで欲しい 41人
病気の話をしないで欲しい 29人
その他 4人
4人に1人は、「いつも通りでいて欲しい」!
もし自分ががんになったら、配偶者・パートナー・家族にして欲しいことがあるか聞いたところ、「治療法等について一緒に考えて欲しい」、「家事など分担して欲しい」、「特になし、いつも通りでよい」の順となりました。
Q8.もし自分が「がん」になったら、心配なことは何ですか。
治療費がいくらになるか 361人
治せるかどうか 335人
再発の心配 278人
副作用等の心配 252人
家族がいつもの生活ができるか 217人
仕事との両立ができるか 107人
がん保険が適用になるか 95人
何もない 17人
その他 5人
心配なことは「治療費」と「治るかどうか」!
ご自身ががんになったら、心配なことは何か聞いてみました。1位は「治療費がいくらになるか」、2位は「治せるかどうか」、3位は「再発の心配」となりました。がんには治療の副作用、再発や費用、家族の生活など、がんになったら、様々な面に心配が及ぶようです。
Q9.がん保険に加入していますか。その保障内容は理解していますか。
加入している 43.4%
加入していない 56.6%
かなり理解している 6.0%
だいたい理解している 61.8%
あまり理解していない 30.4%
まったく理解していない 1.8%
20歳から60歳の働く女性500人にがん保険に加入しているか聞いたところ、半数以上が「加入していない」ことが分かりました。また、加入している217人のうちの32.3%(70人)が、加入しているがん保険の保障内容を「あまり理解していない」または「まったく理解していない」ことが分かりました。
【調査方法】
サンプル数 : 働く女性500人
年 齢 : 20 歳~60 歳
調査方法 : Web アンケート
調査期間 : 2015 年11月10日~11月13日
U R L : http://www.irrc.co.jp/pdf/press310.pdf
※本リリースの調査結果や分析をご利用いただく際は、『保険クリニック調べ』と明記ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像