【立ち仕事がつらい場合の対処法ランキング】経験者500人アンケート調査
立ち仕事がつらい場合の対処法に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、立ち仕事をしている500人を対象に「立ち仕事がつらい場合の対処法に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
接客や工場勤務などに代表される立ち仕事。「デスクワークよりも向いているいるかも」と思う一方で、身体的なつらさが心配という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するBiz Hits採用サイト向け社員インタビュー代行サービス( https://bizhits-recruit-interview.com/ )は、立ち仕事をしている500人に「立ち仕事がつらい場合の対処法」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの鈴木和孝氏よりご考察いただいております。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Biz Hits採用サイト向け社員インタビュー代行サービス」の公式サイトURL( https://bizhits-recruit-interview.com/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:立ち仕事をしている人
調査期間:2025年8月21日~25日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性346人/男性154人)
回答者の年代:20代 26.2%/30代 36.0%/40代 22.4%/50代 11.6%/60代以上 3.8%
【調査結果サマリー】
・立ち仕事をしていてつらいと感じることは「足がむくむ」
・立ち仕事がつらいときの対処法は「こまめに身体を動かす」
・立ち仕事をするうえで心がけていることは「同じ姿勢を続けない」
立ち仕事をしていてつらいと感じることは「足がむくむ」

立ち仕事をしている500人に「立ち仕事をしていてつらいと感じること」を聞いたところ、1位は「足がむくむ(44.4%)」、僅差の2位は「腰が痛む(41.2%)」でした。次ぐ3位は「足が痛む(27.6%)」となっています。
足腰の不調が「立ち仕事をしている人の主なお悩み」といっても差し支えない状況になっています。
<1位 足がむくむ>
・同じ姿勢で長時間立ちっぱなしだと、足がパンパンに張れてしまうことが一番つらいです。むくみがひどくなると靴がきつくなったり、靴下の跡がくっきり残ってしまったりすることも悲しいです(20代 女性)
・足のむくみです。もともとむくみやすく、足も太いほうなのに、むくむとさらに太くなるので悲しくなります(40代 男性)
長時間立っていると、血液やリンパの流れが滞り、重力の影響で水分が下半身に溜まりやすくなります。その結果、足首やふくらはぎにむくみが出ることに。
足がむくむことで、「靴がきつく感じる」「足がパンパンに張って痛く、だるい」といった感覚になります。とくに夕方以降につらさを感じる人が多くなりました。
<2位 腰が痛む>
・自分の場合は腰痛です。椎間板ヘルニアと診断されました(30代 男性)
・腰痛です。あまりにもひどくなってしまい、今では立っていても座っていても痛みがあります(30代 女性)
立って同じ姿勢を保ち続けることで、腰回りの筋肉や関節に負担がかかり、腰痛につながることもあります。「座っていても痛い」「毎日つらい」というように、慢性的な腰痛になってしまった人も。
「腰痛により、仕事のパフォーマンスが下がる」という声もあり、腰痛が、立ち仕事をする人や職場にとって深刻な問題になっているとわかりました。
<3位 足が痛む>
・長時間同じ姿勢で立っていることによって、足へ大きな負担がかかり、慢性的な痛みが出る(20代 男性)
・夕方になると足の裏、とくに踵がジンジンと痛むのが、一番つらいです(30代 男性)
具体的な部位としては、とくに足の裏・ふくらはぎ・膝と答えた人が多くなっています。ランナーに見られるような「足底腱膜炎(足のアーチ構造を支える腱膜の炎症)」になってしまったという声もありました。
「足の裏が痛くなり、姿勢が崩れて肩まで痛くなってくる」など、足の痛みから別の部分の不調につながっているケースもありました。
<4位 疲労感が蓄積する>
・全体的な体の疲労(20代 女性)
・仕事中は感じないですが、家に帰り一度座ると、動きたくなくなるほど疲れが出ることです。とくに下半身、膝回りです(40代 女性)
仕事中は気が張っていて気づかなくても、帰宅後に一気に疲労が押し寄せることもあります。立ち仕事の場合は、やはり足などの下半身に疲労が溜まりやすく、苦労している人も多くなりました。
「座れないので、今すぐ休みたくても休めない」という声もあり、職場にいる間に疲労を軽減する術がないことも、つらさの原因となっています。
<5位 集中力が低下する>
・脚の疲れが毎日ピークに達して、仕事に集中しにくいこと(30代 女性)
・足腰が疲れてとにかく座りたい気持ちになり、集中力が切れてしまう(30代 女性)
脚や腰の疲れが強まると、当然「痛い」という感覚や「休みたい」という気持ちが強くなります。するとどうしても仕事への集中力が続きにくくなってしまうことに。
身体の痛みや疲れが、精神面にも影響してしまうのですね。
立ち仕事がつらいときの対処法は「こまめに身体を動かす」

「立ち仕事がつらいときの対処法」として、最も多かった回答は「こまめに身体を動かす(45.0%)」でした。2位「マッサージをする(34.4%)」、3位「靴にこだわる(25.0%)」が続きます。
回答は「職場でやっていること」と「家でやること」にわけられます。
職場での勤務中や休憩中にマッサージしたり身体を動かしたりして、つらさを予防したり解消したりしているケースも多数。一方で「お風呂に浸かる」「寝るときは足枕」など、自宅でのケアに力を入れている人もいました。
<1位 こまめに身体を動かす>
・定期的に爪先立ちをして、ふくらはぎを動かすようにしています(20代 女性)
・お客様がいないときにストレッチをしている(40代 男性)
長時間同じ姿勢で立ち続けると、血液やリンパの流れが滞りやすく、足のむくみやだるさにつながるとされています。そのため「爪先立ち」「踵上げ」「ストレッチ」など、脚や腰を軽く動かしてむくみなどを予防している人が多くなりました。
職場によりますが、小さな動きであれば職場にいる間も「お客さんが途絶えた一瞬」「トイレ休憩中」などに実施できます。
<2位 マッサージをする>
・家に帰ったら足の疲れをほぐしてくれるマッサージ機を使うようにしています(20代 女性)
・定期的に足裏フットマッサージに通う。休憩時にヒールを脱いでセルフマッサージ(30代 女性)
仕事後や休憩中にマッサージしている人もいました。休日に、マッサージ店に通ったりマッサージ機を使ったりしてケアをしている人も。
マッサージで直接つらい部分にアプローチすることで、つらさやだるさは軽減されます。
<3位 靴にこだわる>
・クッション性の高い靴を選び、さらにインソールを入れて足への衝撃を和らげるようにしています(30代 男性)
・ヒールが低いウォーキングシューズを履く(50代 女性)
具体的には、衝撃を吸収してくれるクッション性の高い靴やインソールや低めのヒールなどが挙げられています。
また「仕事中はヒールを履く必要があるので、せめて行き帰りは楽な靴にする」というコメントも寄せられています。
<4位 着圧ソックスを履く>
・仕事中は医療用の着圧ソックスを必ず履いています。夕方の足のだるさがかなり軽減されます(30代 男性)
・もう30年以上、着圧ソックスを履いています(40代 男性)
着圧ソックスは血流やリンパの流れを助けるアイテムで、医療用の着圧ソックスもあります。
通常の靴下に加えて、あるいは通常の靴下に替えて仕事中ずっと履いていられるため、使いやすいアイテムです。仕事後のむくみを解消するため、寝るときに履いているという人もいます。
実際に効果を感じていて、長期間にわたって愛用している人もいました。
<5位 休憩をとる>
・休めるときに適度に休憩する(30代 女性)
・こまめに休憩して体の負担を減らすことです(60代以上 男性)
休憩は身体の負担軽減につながるのはもちろん、集中力が切れたときのリフレッシュにもなります。休憩のとり方は職場のルールや雰囲気にもよるので、経営者・管理者側の意識も重要です。
<6位 お風呂に浸かる>
・浴槽にしっかり浸かって体を温める(30代 女性)
・休日などに温泉やサウナ(50代 男性)
お風呂に浸かることで、身体が温まって筋肉は緩み、血行は促進されます。適切な入浴には睡眠の質を高め、疲労からの回復効果もあると期待できます。
立ち仕事の疲れを翌日に残したくないという気持ちで、お風呂タイムを大切にしている人も多くなりました。
<7位 寝るときは足枕をする>
・むくみ対策で、寝るときに心臓より足を高くする(20代 女性)
・家に帰ったら横になり、足を壁に寄りかけるような姿勢で休みます。足の痛みが和らぎます(40代 女性)
立ち仕事中で下半身に溜まってしまった血液や老廃物を流すために、足枕を取り入れている人もいました。「足枕」というアイテムも売られていますが、専用枕の代わりにタオルなどを使って寝るときに足を高くすることでも効果を得られます。
実際に「むくみがマシになる」「痛みが和らぐ」という効果を感じている人もいました。
<8位 仕事中でもできるだけ座る>
・無理をしないで、つらいときには座らせてもらう(40代 女性)
・座れる瞬間があれば座っています(50代 女性)
立っているからしんどいのであれば、立つ時間を減らすことは根本的な解決策です。会社や職場のルールによっては難しい場合もありますが、例えば「可能な範囲で椅子を使う」「作業の合間に腰を下ろす」といった工夫ができます。
最近では小売店のレジや警備会社などでも従業員用の椅子を導入していて、「立ち仕事の職場」の意識も変わりつつあります。
立ち仕事をするうえで心がけていることは「同じ姿勢を続けない」

「立ち仕事をするうえで心がけていること」を聞いたところ、圧倒的1位は「同じ姿勢を続けない(54.4%)」でした。2位は「立つ姿勢を意識する(22.8%)」となっています。
立ち仕事をしている人たちは、体への負担をどう分散・軽減するかを強く意識していることがわかります。
<1位 同じ姿勢を続けない>
・屈伸や背伸びをしたり腰を伸ばしたりして、同じ姿勢を続けないようにしている(20代 女性)
・重心移動はこまめにするように心がけています(30代 女性)
立ち仕事のつらさについては「ずっと同じ場所で同じ姿勢でいるのが一番つらい」「動いているほうが楽」というコメントも多く寄せられました。そのため長時間の同じ姿勢で立ちっぱなしにならないよう、心がけている人も多くなりました。
具体的には「ストレッチなどで細かく体を動かす」「仕事を見つけて歩き回る」などが挙げられています。立ち位置をあまり変えられない場合でも、意識して重心を上下左右に移動させ、同じ姿勢にならないようにする工夫が寄せられました。
<2位 立つ姿勢を意識する>
・姿勢をできるだけ正しく保つことです。猫背になると腰や肩に余計な負担がかかるため、背筋を伸ばし体重を均等にかけるよう意識しています(20代 女性)
・両足で立つことを意識してます。片足に重心をかけると、すぐに腰が痛くなりますので(40代 男性)
腰や肩に余計な負担をかけないため、背筋を伸ばし真っすぐ立つよう意識している人もいました。とくに、片足重心にならないよう気をつけているという声が多くなっています。
片足重心になると腰などに負担がかかると実感し、立つ姿勢の大切さを理解した人もいます。
<3位 水分補給を怠らない>
・立ちっぱなしだと水分が不足しがちなので、定期的に水分補給するようにしています(20代 男性)
・立ち仕事では水分補給する隙がないので、休憩時間にしっかりと水分補給することが大事です(30代 女性)
屋外での立ち仕事や動き回る立ち仕事では汗をかきやすく、水分不足になっていることもあります。
水分不足はむくみの原因になったり、熱中症のリスクが高まったりすることも。そのため水分補給を意識している人も多くなりました。
<4位 適宜休憩をとる>
・とにかく疲れないために、隙を見て休む(20代 女性)
・たまに座ることです。こまめな休憩を挟んだほうが、作業効率が上がります(40代 男性)
適度に休憩をとるよう意識している人も多くなっています。
休憩して一時的に作業が止まったとしても、適度にリフレッシュすることで作業効率はアップします。適度な休憩を挟むことは、体も心も守る大切な習慣といえます。
<5位 無理はしない>
・重たいものは無理して持たない(50代 女性)
・足や腰が痛いときは、無理をせずに足を休める(50代 女性)
休憩だけではなく、「重い荷物を無理にもたない」「マイペースに作業する」といった心がけが、身体を守るうえで重要です。
立ち仕事では、無理をして慢性的な腰痛などを理由に離職する人も少なくありません。そのため立ち仕事を長く続けるには、自分の身体を理解し、無理しすぎないことが重要だとわかります。
まとめ
立ち仕事では、足のむくみや痛み、腰痛、さらに身体的な負担から来る集中力低下などのつらさがあります。そのため多くの人がつらさを解消するために、「身体を動かす」「マッサージする」「つらさを和らげるアイテムを使う」などの工夫をしていました。
職場でも自宅でも、無理なく続けられる習慣として工夫を取り入れている人が多くなっています。また、無理せず休憩する心がけも大切です。
とはいえ負担を軽減したくても、「座っての作業」や「こまめな休憩」など、職場が許してくれないとどうにもならないことも少なくありません。働く人が工夫するのはもちろん、職場側の意識改革や環境整備も重要だと考えられます。
▽鈴木和孝氏の考察
立ち仕事はどうしても足腰に負担がかかりやすいですが、皆さん靴やインソール、ストレッチなどで工夫しながらうまく対応されていると感じます。
これに加えて、シューズのクッションやインソールのすり減りを時々チェックすることも大切です。長く履き続けてクッションが摩耗してくると足腰への負担が大きくなります。
体力づくりにも少しずつ取り組めると、疲れにくい体に近づきます。ウォーキングや軽いスクワットは筋肉をほぐし、持久力も高めてくれますし、体重を適正に保つことにもつながります。
仕事中の体の負担を減らす工夫にプラスして、筋力などの体力を維持していくことで、年齢を重ねても健康に長く働き続けられるようになります。
▽監修者紹介

鈴木和孝
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。鍼灸師。
YouTubeやnoteなどでもストレッチ方法を動画やイラストでわかりやすく発信中。
千葉市美浜区にあるBody Motion Labでストレッチ指導。
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■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : 求人情報サイト・WEBメディアの運営・コンサルティング
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