事業共創カンパニーのRelic、世界最速級の独自ブロックチェーン技術 GLS (Grid Ledger System) を提供する株式会社アーリーワークスと業務提携

Web3 を活用した先端技術に「DUALii」を掛け合わせた新たな新規事業開発スキームを提供

Relic

 日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋貴朗、以下、Relic)は、世界最速級の独自ブロックチェーン技術「 GLS (Grid Ledger System) 」を展開するブロックチェーントータルソリューションプロバイダである株式会社アーリーワークス(本社:東京都台東区、代表取締役:小林聖、以下、アーリーワークス)と、Web3技術を活用した新規事業開発を推進するべく、業務提携契約を締結しました。

 本提携では、Relicの新規事業開発の全フェーズ/全領域に対応する組織力とノウハウ、アーリーワークスが保有するWeb3の先端技術を活用した事業開発アセットを連携し、Web3の先端技術を活用した新規事業開発を共同で支援いたします。

 また、提携の第一弾として、大企業における課題や困り事を、柔軟な関与スキームと多様な出口戦略で、各社に最適な共創体制を構築できるインキュベーションパートナー・プラットフォーム「DUALii (デュアリー)」と、アーリーワークスの独自ブロックチェーン技術を連携し、大企業が抱える事業課題やブランド毀損リスク、法務・財務リスク等を解消した新規事業開発スキームを共同開発し、広く提供してまいります。

■市場可能性と提携背景

 Web3の代表的技術であるブロックチェーンの世界市場規模は年々拡大を続けており、2023年には約106億ドル(およそ1兆5,500億円)、2030年には4,041億ドル(およそ58兆6,000億円)になると予測されています(※1)。2023年から2030年にかけての7年間では38倍ほどの成長が見込まれており、驚くべき市場成長スピードとしても世界的に高い注目を集めています。

 一方、国内のブロックチェーンの市場規模は2023年で1,427億円(※2)と見られ、世界の市場規模と比較すると、日本のマーケットシェアはおよそ10%程度と推測されます。

 日本では、令和4年6月に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」等において、「ブロックチェーン技術を基盤とするNFT(非代替性トークン)の利用等のWeb3.0の推進に向けた環境整備」が盛り込まれたことを踏まえ、今後のブロックチェーン活用の検討を行う「Web3.0研究会」がデジタル庁に発足し活動するなどの取り組みも増えていますが、未だ実際のビジネス活用が大幅に増えているとは言えない現状です。

 また、ブロックチェーンの技術的特性を正しく理解し、適切にビジネスへ活用することのハードルの高さに加え、新規事業開発を担う人材不足やノウハウ不足といった課題も生じてきます。我々は、これらの課題を解消し、国内ブロックチェーン市場のさらなる発展を推進すべく、今回の提携へと至りました。

 Relicは日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」として、 世界でも類を見ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、 総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、 スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開しています。

 ブロックチェーン領域では、博報堂キースリーらとWeb3.0やブロックチェーン技術を活用した事業者支援プラットフォーム「ReFi Lab」を発足し、コンソーシアム活動を実施しています。その他、Relicが提供するNTTドコモの先進技術を活用したメタコミュニケーションサービス「MetaMe®️」では、「MetaMe NFTマーケット」をアーリーワークスと共同開発した実績があります。

 その他、創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績を有しています。また、新規事業開発の全領域に対応する組織力に強みを持ち、新規事業に特化した最大のビジネス、テクノロジー、クリエイティブが一体となったチーム(BTC組織)だからこそ可能な幅広く手厚い支援を提供しています。

 アーリーワークスは、ブロックチェーンが社会の様々なシーンに活用されることを目指し、従来のブロックチェーンで大きなボトルネックとなっていた「処理速度の遅さ」という課題を解決し、エンタープライズ向けのブロックチェーンとして最適な「0.2秒未満の処理速度」と「コントロール可能で使いやすい運用機能」を搭載した、独自開発のブロックチェーン技術基盤である「GLS」を提供しています。様々な企業が有するWeb2サービスのみならず、Web3サービスやプロダクトへブロックチェーンソリューションを提供しています。

 また、近年注目されるブロックチェーン技術を活用した新規事業の提案・企画、付随するシステムの開発からサービス提供開始後の運用、第三者検証やマーケティングに至るまで、世界でも数少ないブロックチェーン開発のリーディングカンパニーとして、2023年7月には米国NASDAQ市場へ上場を果たしました。今後は、日本発のブロックチェーントータルソリューションプロバイダーとして、ブロックチェーン技術の可能性を一層最大化し、社会実装を力強く推進してまいります。

 今回の提携を通し、Relicの新規事業開発の全フェーズ/全領域に対応する組織力とノウハウ、アーリーワークスが保有するブロックチェーン技術を活用した事業開発アセットを連携し、ブロックチェーン技術を活用した新規事業開発を共同支援していきます。

■DUALii x GLSによる共同事業開発支援

 VUCA時代とも言われ、不確実性が高く変化の激しい現代における新規事業開発においては、顧客や利用者からのリアルな反響やフィードバックに基づいて、スピーディーに仮説検証や事業課題の解決・改善を繰り返すプロセスが必要不可欠です。しかし、大企業が新規事業を世に送り出そうとする際、様々な理由や制約により、自社単体では上記のプロセスを適切に推進できないのが実情です。それに伴い、大企業で検討されている多くの新規事業が「事業開発スピードが遅い」「撤退を余儀なくされ事業化に至らない」「事業化しても大きく成長できない」といった問題や「ブランド毀損リスクが大きい」「新領域への事業進出で生じる社内向け手続き等の間接コストが大きすぎる」などの課題を複合的に抱えています。

 上記のような大企業が抱えている問題を解決するためのソリューションとして、RelicではDUALiiを提供しています。DUALiiでは、仮説検証を経て本格的に事業化するために、Relicが運営主体となり事業をスタートさせ、組織設計やファイナンスの面においても、事業フェーズや事業内容に応じた柔軟かつ最適なスキーム・運営体制を構築できます。

 DUALiiに、ブロックチェーンの技術特性を持ちながら高い処理性能を持つGLSを掛け合わせることで、Web3の先端技術を活用したあたらしいビジネスモデルを、柔軟な体制と高い技術力によって実現可能になります。

■提携例

・両社サービスを有機的に組み合わせた新規事業開発の共同支援 (DUALii x GLS)

・両社サービス、プロダクトのシステム連携

・新規事業開発支援ソリューション/プロダクトの共同開発


■インキュベーションパートナー・プラットフォーム「DUALii」について

 DUALiiは大企業における課題や困り事を、柔軟な関与スキームと多様な出口戦略で各社に最適な共創体制を構築できるインキュベーションパートナー・プラットフォームです。DUALiiでは、新規事業を世に送り出す際に必要となる事業企画や仮説検証、プロダクトやサービスの開発に加え、マーケティングや営業・顧客管理、保守運用やグロース、カスタマーサクセス等、一連のプロセスの推進に必要な機能や事業提供主体としての役割や責務を、大企業に代わりRelicが担います。これにより、大企業の構想やアセットとベンチャー・スタートアップ企業の機動力・実行力を掛け合わせた、これまでに無い画期的な事業創出を実現可能にします。

インキュベーションパートナー・プラットフォーム「DUALii」公式サイト

https://relic.co.jp/services/dualii/


■独自ブロックチェーン基盤技術 GLS (Grid Ledger System) について

 GLSは、ブロックチェーンのあらゆる課題を解決するために独自開発された ブロックチェーンプロトコルです。多数のブロックチェーンを解析し、コンセンサスアルゴリズムから設計を見直し、エンタープライズレイヤーの企業がサービス提供をする際に必要な要件を兼ね備え、ブロックチェーンビジネスが世に浸透するための真に必要な機能を提供します。

 データベースのように高い処理能力を持ち、導入のしやすさや高いカスタマイズ性、さらにはブロックチェーンの特性である改ざん耐性と、利便性の両立を実現しています。

<GLSの主な特徴>

・0.2秒以内で取引が承認される超高速のスループット

・大規模システムでも耐えうる並列処理を用いた高いTPSの提供

・一般的なブロックチェーンには備わっていないキルスイッチ、ファイナリティ、他アプリケーションとの高い連動性を実現

・データベースシステムで使われるようなアクセシビリティ等を含めたセキュリティ対策の導入が可能

・トランザクション処理に仮想通貨を必要とせず、実用的なビジネスアプリケーションに適用可能

https://gls.e-arly.works/ja/new-business

※1 ブロックチェーン市場の2030年までの予測 株式会社グローバルインフォメーション(https://www.gii.co.jp/report/smrc1308673-blockchain-market-forecasts-global-analysis-by.html

※2 ブロックチェーンの今後の動向 2028年までの市場規模をAIで予測 xenoBrain(https://service.xenobrain.jp/forecastresults/market-size/blockchain

■株式会社アーリーワークス 会社概要

会社名  :株式会社アーリーワークス

所在地  :東京都台東区上野5-7-11 MRビル 3F

代表者  :代表取締役CEO 小林 聖

事業内容 :独自に設計・開発した次世代型ブロックチェーン GLS (Grid Ledger System) およびブロックチェーンを用いたシステムソリューションの提供

設立日  :2018年5月

コーポレートサイト  :https://e-arly.works/

 アーリーワークスは「DX」「NFT」「メタバース」など、次世代にアップデートしようとしている領域をメインテーマに、新たな挑戦を仕掛けるクリエイティブ集団です。具体的にはブロックチェーンの技術を基軸に、「これからの当たり前を開発(ツク)る」というミッションを掲げ、次世代のインフラとなる事業を作り、提供し続ける企業です。

 通常のブロックチェーン企業は、ブロックチェーンのシステム開発か、既存のブロックチェーンを用いたサービス開発のみを行うのに対し、当社は独自開発した業界最高水準の処理速度を誇るブロックチェーン「GLS(Glid Ledger Sytem)」を活用し、BtoC、BtoB共に様々な事業を展開しております。


株式会社Relic

株式会社Relic

会社名:株式会社Relic
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
設立:2015年8月
事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業
コーポレートサイト:https://relic.co.jp
事業内容:https://relic.co.jp/services/

 Relicは、⽇本企業の新規事業開発やイノベーション創出を⽀援する「事業共創カンパニー」です。世界でも類を⾒ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、総合的かつ⼀気通貫で新規事業やイノベーション創出を⽀援する「事業プロデュース/新規事業開発⽀援事業」、スタートアップ企業への投資や⼤企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開してまいりました。創業から8年間の活動を通じて、4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や⽀援の分野において唯⼀無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成⻑を実現してきたリーディングカンパニーです。
 従業員・拠点数・グループ社数ともに拡大しており、現在ビジネス職・開発職ともに積極的に採用募集しています。詳しくはRelic採用サイトをご覧ください。

<Relic採用サイト>
https://relic.co.jp/recruit/

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会社概要

株式会社Relic

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URL
https://relic.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
電話番号
03-6455-0735
代表者名
北嶋 貴朗
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2015年07月