サイバー空間で異常事態‼ SNSで急増する“怒りに夢中になることで快楽を感じる”人々を解説。坂爪真吾氏『「許せない」がやめられない SNSで蔓延する「#怒りの快楽」依存症』が7月1日(水)発売
スマホの画面の向こうには匿名の歪んだ正義が渦を巻いている
株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上⼤崎 代表取締役社⻑:⼩宮英⾏)は、非営利組織・ホワイトハンズ代表 坂爪真吾氏の新刊『「許せない」がやめられない SNSで蔓延する「#怒りの快楽」依存症』を7月1日(水)に発売いたします。ジェンダーをめぐる炎上、ナイナイ岡村「風俗発言」、「テラスハウス」出演者攻撃……。SNSの麻薬のような“怒りの快楽”に侵された時代をその実態と炎上の論争から解き明かします。
一人のツイートが「みんなの怒り」に加工される。
自分の怒りだけでは飽き足らなくなった人たちは、当事者であることを主張し、被害者であることを装い、マイノリティを代弁して、他人の怒りを盗むことに夢中になる。こうした現象を「怒りの万引き」と呼ぶことにしよう。(中略)他人の怒りを摂取し続けた結果、自分の怒りと他人の怒りの区別がつかなくなり、目に映る全てのものに対して「許せない」という怒りが湧いてくるようになる。(「序章」より抜粋)
- 本書の構成
序章 「怒りの万引き」がやめられない
第一章 女が許せない
第二章 男が許せない
第三章 LGBTが許せない
第四章 性表現(規制)が許せない
第五章 ジェンダー依存がやめられない
終章 「無限刃」から「逆刃刀」へ
- 著者プロフィール
1981年10月21日新潟市生まれ。東京大学文学部卒。2008年、「障害者の性」問題を解決するための非営利組織・ホワイトハンズを設立。新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障害者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。著書に『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』『男子の貞操 僕らの性は、僕らが語る』『はじめての不倫学 「社会問題」として考える』『セックスと障害者』『孤独とセックス』『「身体を売る彼女たち」の事情 自立と依存の性風俗』『未来のセックス年表2019-2050年』『性風俗シングルマザー 地方都市における女性と子どもの貧困』ほか多数。
- 商品情報
【著者】坂爪 真吾
【発売日】2020年7月1日(水)より全国順次発売
【定価】本体1,700円+税
【判型/仕様】四六判ソフトカバー
【発売】株式会社徳間書店
【商品URL】https://www.tokuma.jp/book/b516559.html
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