労働負担軽減に向けた現場環境の改善に寄与！岡山地方産業安全衛生大会にサポーターやアシストスーツを出展

ダイヤ工業株式会社

2023年11月15日 10時01分

医療用品メーカーのダイヤ工業株式会社は、2023年11月6日(月)に岡山コンベンションセンター・ママカリフォーラムで開催された「令和5年度岡山地方産業安全衛生大会」に出展いたしました。安全衛生機器・保護具・図書用品展示コーナーにてブースを出展し、サポーターやアシストスーツ(※1)等の試着体験等を実施いたしました。
【資料】https://okayamas.johas.go.jp/wp-content/uploads/2023/09/r5okayamasaet.pdf

※1 アシストスーツとは現場の荷物や重量物の持ち上げ・持ち下げの際にかかる、作業者の腰・身体的負担を軽減する目的で開発された商品です。女性・高齢者等を含む多様な作業者の負担軽減に向けた、現場環境の改善に貢献します。

「岡山地方産業安全衛生大会」とは

岡山県下の労働災害は業務上コロナ感染症に罹患(りかん)した数を除いてもなお高水準で推移しているなど、大きな課題となっています。転倒・腰痛等の「行動災害」防止、高年齢労働者の労災防止、さらには化学物質による労災防止などが強く求められており、職場の安全衛生の確保に向けた機運の一層の醸成を図る必要があります。今年度は、第14次労働災害防止計画(※2)の初年度にあたり、岡山労働局の担当課長より最近の労働安全衛生行政の動きについてのご説明がありました。その他、トップセミナーや特別講演も開催され、会社全体の意識改革や職場での適切な予防行動、感染症に強い職場づくりなどの学びの機会がありました。

また、コロナ禍により見送ってきた安全衛生機器・保護具・図書用品展示、安全衛生相談コーナーも復活し、ますます充実した内容となりました。

※2 労働災害を減少させるために国が重点的に取り組む事項を定めた中期計画。

参加目的

安全管理責任者や労働安全に従事する方との新たな繋がり、労働中の身体負担を軽減する製品の紹介を目的として参加いたしました。近年、アシストスーツの普及が少しずつ進み、認知度も徐々に上がってきてはいますが、まだまだ十分とは言えません。安全確保の業務を統括する方に向けて体の負担を軽減する製品について紹介し、理解していただくことで行動災害の防止に繋がると考えました。当日は製品の説明に加え、サポーターやアシストスーツの試着体験等を実施しました。

出展製品一部紹介

■DARWING Hakobelude（ダーウィンハコベルデ）

【製品ページ】https://www.daiyak.co.jp/product/DARWINGHakobelude/index.html

当社独自の空気圧式の人工筋肉を用いることで持ち上げ作業をアシスト。軽量かつ柔軟性を実現したサポートウェアです。

■bonbone バリアスツイスト

【URL】https://www.daiyak.co.jp/product/detail/?id=3785

当社人気の骨盤ベルト。力が弱い方でも軽い力で装着でき、骨盤をしっかり固定します。また、肌面には滑り止め素材を使用しており、ズレにくいです。

■DARWING すわルンバ

【製品ページ】https://shop.daiyak.co.jp/shop/shop/g/g0009970

360度どの方向にも傾くアンバランスクッションです。意識して運動しなくても、座ることで不安定さを感じられ、少ない動きで骨盤周りの筋肉のストレッチが行えます。

■DARWING ワーキングアシストOPM

【製品ページ】https://shop.daiyak.co.jp/shop/g/g0010512

自動車メーカーのマツダ株式会社と共同し、自動車製造ラインでの手作業における親指への負担軽減を目的として開発したサポーターです。把持作業（しっかりと握る作業）や工具を用いた作業など、手指を使う作業におすすめです。

担当者コメント

大企業や都市圏内の企業だけでなく地方の中小企業でも、労働安全や従業員の安全・健康に対する興味・関心が、年々増加している印象があります。出展ブースでも、試着を積極的にする方が増え、その場でのデモ機の依頼やお問合せの機会が増えました。今後もこうしたイベントに積極的に参加して当社の製品を試着・体験していただき、労働作業の負担軽減を体感する機会を創出していきます。そして、当社の製品を通じて労働現場で働く方を一人でも多く笑顔にし、現場環境の改善に貢献していきます。