【日本橋高島屋】被災された東北の人々が体験や活動から得た「手しごと」の数々を紹介!『-Hand in Hand for Reconstruction -未来を紡ぐ東北の手しごと展2022』

期間中「ライブトーク」「ワークショップ」も開催!

株式会社髙島屋

- Hand in Hand for Reconstruction -未来を紡ぐ東北の手しごと展 2022
■会 期
2022年7月13日(水)→18日(月・祝)
■会 場
日本橋高島屋S.C.本館8階催会場


2011年3月11日に発生した東日本大震災から11年が経過しました。11年前の大災害から長い時間をかけ、様々な形で復興が進められていますが、そのひとつとして自然に生まれたのが、「ものづくり」でした。
震災をきっかけに立ち上がった「ものづくり」のグループは、被災地や被災状況も異なり、成り立ちや活動内容も様々ですが、社会に役立つ「ものづくり」を目指すという目的は共通です。
震災当時、安否確認や引きこもり防止などコミュニティづくりのため始められた「ものづくり」の活動は、今でも継続され、仕事として、コミュニティとして、趣味や生きがいとして、地域交流に欠かせない活動として、東北の人々の暮らしに根づいています。

7月13日(水)から日本橋高島屋S.C.本館で開催する「- Hand in Hand for Reconstruction – 未来を紡ぐ東北の手しごと展 2022」では、避難先に伝わる伝統工芸を取り入れた作品や本来であれば捨てられてしまうものを再利用し伝統的な手法から生まれた作品をはじめとした、作品の展示販売のほか、トークイベントやワークショップを開催します。
 東北の人々の11年間の体験や創作活動から得た、心・社会・生活・自然など様々なことを、当該催を通じ多くの方に感じていただき、未来に繋げる糸口になれたらと思います。

【参加団体】 
  • 會空(東北マダムズコレクション)>福島県

原発事故により大熊町から会津に避難してきた女性グループ。「会津から故郷大熊町まで続く空」から會空と命名。会津の伝統素材である会津木綿を使い、大熊町のキャラクターをモチーフにしたクマのぬいぐるみ「あいくー」を制作しています。

「あいくーストラップサイズ」3,300円
 

  • うみみどり(東北マダムズコレクション)>福島県 
沿岸の相馬郡新地町で暮らす女性による手芸クラブ。被災した新地町埒浜で見つかった、絶滅危惧種であるウミミドリのように、津波に負けず花を咲かせたいという思いから命名。会津木綿に刺し子を施した作品などを制作しています。

「会津木綿のマカロン」1,100円から
              
  • カーネーション(東北マダムズコレクション)>宮城県
震災後、在宅避難を余儀なくされ、不便な暮らしの中で力を合わせ共に生活を再建してきた仲間たちで立ち上げた手芸グループ。「自分がほしくなるものを」と作る正絹を裂き織りした洋服・バッグや一閑張りのかごバッグは他にはない目を引くものばかりです。

「一閑張りのバッグ」24,200円
 
  • ネクタイベアファクトリー(東北マダムズコレクション)>首都圏 
被災地や県外などへ避難している女性たちと、首都圏の支援者が共同で活動するプロジェクト。役目を終えたネクタイでテディベアやコサージュ、小物などを制作しています。

 

「ネクタイリメイクコサージュ」3,300円
 
  • ふっくら布ぞうりの会>岩手県・宮城県
被災地でのコミュニティづくり、生き甲斐づくり、経済的支援を目的に活動するプロジェクト。南三陸、陸前高田、石巻、東松島を拠点にメンバーが布ぞうり職人として活動しています。たくさんの布を使い、しっかりと編み込んだ布ぞうりは、ふっくらと厚みがあり柔らかく、一度履くと手放せない逸品です。

「ふっくら布ぞうり」5,700円から
  
  • 南三陸ミシン工房>宮城県
南三陸町の被災した女性たちが、ミシンを仕事や生きがいにするため、全国のボランティアの力を借りて立上げた工房。現在はこれまでに蓄えた縫製技術と設備を使って、障がい者の皆さんのサポートや学校教育での震災伝承活動も始めています。  

「手織りのフラットポーチ」2,900円
「手織りのメガネケース」2,500円
 
  • ワークショップ支援チームつくるプロジェクト福島県  
福島県相馬市で開催したワークショップから始まったプロジェクト。相馬の人々が毛糸で編んだ花を東京のチームがアクセサリーに仕上げます。全国の家庭で眠っていた糸など、使われなくなった素材でアップサイクルに取り組んでいます。

「amihanaピアス」2,200円から
「amihanaブローチ」1,045円から
 
  • いっしープロジェクト/KUNIYA>宮城県
東京で働く木村弥生さんが「東北のママたちに自宅でできる仕事を届けたい」とスタートさせたプロジェクト。カラフルな生地に華やかなリボンやレースをあしらった馬(いっしー)のバッグチャームは、「ママたちを背中にのせ復興に向けて駆け上がってほしい」という思いが込められています。

「お馬のいっしー(チャーム)」5,280円
「Happy Hand大小コンビ(バッグ)」22,000円 他
 
  • SAVE IWATE 羅針盤>岩手県 
東北沿岸部から盛岡に避難してきた女性のグループ。全国から支援物資として届いた着物地を丁寧にほどき、洋服やバッグ、小物などメンバーそれぞれが得意とするアイテムに再生します。

​「絣バッグ」8,800円
 
  • SAVE IWATE くるみかご岩手県
盛岡に避難してきた男性を中心としたグループ。岩手の隠れた地域資源である「和クルミ」の木を育てるところから始め、樹皮を剥き、網代編みでしっかり丁寧に編んだかごを制作。使い込むほどに艶が出るので、変化も含め楽しめます。

「くるみかご」オーダー承り
期間中、ご希望のサイズ・編み方の「くるみかご」のオーダーを承ります。(制作期間:1か月)
 
  • <TEZKURI MARCHE-ART 福島県
福島県内のクラフト工房とストーリー性ある素材のコラボからなる、東日本大震災をきっかけに活動を開始した「手づくりマルシェ」プロデュースのクラフト製品です。素材や作り手の持つストーリーこそが商品の魅力と捉え、ものづくりに関わる人や素材を通して福島の魅力を発信しています。

「ジビエ鹿革ルームシューズ」24,200円
 
  • <RAKUZEN> 福島県
毎日の食卓を楽しく楽にしたいと願い生まれた食器ブランド。開発や生産工程のどこかに障がいを持つ仲間が関わっているのが特徴です。障がい者の視点がもたらす使いやすさに漆器職人の技が融合した、機能性と美しさを備えた漆器をお届します。

「楽膳椀(小)Traditionalタイプ」10,890円
 
  • MODE DE GALAXIE/東北クロッシェ> 福島県
「MODE DE GALAXIE」は、”わりと正確な宇宙アクセサリー”の製作販売を行うブランドです。編み物を通して被災者の生きる力を育んできた「東北クロッシェ」の活動に感銘を受け、「流れ星のブローチ」「BONBONイヤリング」など一部商品の製作を依頼しています。    

「流れ星のブローチ」1,540円
 
  • 東北以外の団体による特別参加
【東北マダムズコレクション支援団体】

cotto
「マスクケース」5,500円

 


<イマムー>
「タマゴバッグ」5,390円


<Makiko>
「福島紬ペンダントトップ」3,850円

【その他】
<川村吉之助>
「西陣織ポシェット」27,500円

<手づくり工房関口>
「柿渋染浴衣地ワンピース」31,900円

<藍染屋>
「小物手提げ各種」3,300円から



【イベント(会場内特設スペース)】
  • ライブトーク「震災から11年を経て未来につなげること」 ※参加無料
出店されているつくり手の方々と『復興から自立へのものづくり』著者、飛田恵美子さんによるトークイベント

7月13日(水) 14時~14時30分 
・「カーネーション」佐藤美佐子さん
・「TEZKURI MARCHE-ART」齋藤幸子さん
7月13日(水) 16時~16時30分
・「SAVE IWATE」寺井良夫さん
・「ワークショップ支援チームつくるプロジェクト」クボタノリコさん
7月17日(日) 14時~14時30分
・「いっしープロジェクト」木村弥生さん
・「MODE DE GALAXIE」さくらまきさん
7月17日(日) 16時~16時30分
・「ふっくら布ぞうりの会」工藤賀子さん
・「うみみどり」村上美保子さん

<飛田恵美子さんプロフィール>
1984年生まれ。茨城県出身。タウン誌の編集・広告営業を経て2010年に独立し、フリーランスの編集・ライターとなる。2013年にスタートしたウェブサイト「東北マニュファクチュール・ストーリー」では、取材・執筆を担当し、東日本大震災以後に東北で誕生した、100以上のものづくりプロジェクトを取材。『復興から自立への「ものづくり」』はそれを再編集した初の著書となる。
                
  • ワークショップ
各ワークショップの受付は、「タカシマヤ事前来店予約サービス(web)」からの事前予約制となります。
URL:https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/1_2_20220623132058 
※ご予約は7月6日0時からご参加日当日の10時までの先着順となります。
     
■「再生布ぞうりをつくる。」<ワークショップ支援チーム“つくるプロジェクト”>
内容
使われなくなった余剰資源の再生をテーマに、不要になったゆかたやハギレを使った布ぞうりを作ります。
開催日時
7月14日(木)11時、14時  
7月15日(金)11時
参加費
4,950円(材料費含む)
定員 
各回4名(要予約)
制作時間
約2時間


■「くるみ樹皮でバラの花のチャーム作り」<SAVE IWATEくるみかご>
内容
くるみの樹皮を使いバラの花を作り、紐を取り付けてネックレスやストラップにします。
開催日時(約20分)
7月16日(土) 14時、16時
7月18日(月) 11時、14時 
参加費
550円(材料費含む)
定員
各回4名(要予約)
制作時間
約20分
 
■「ジビエ天然鹿革レザークラフトフリンジのタッセルチャームづくり」<TEZKURI MARCHE-ART>
内容
天然鹿革を使ったレザークラフト。お好きな色のフリンジタッセルのバッグチャームやキーホルダーが作れます。
開催日時(約30分)
7月15日(金) 14時、15時  
7月16日(土) 11時、12時 
参加費
2,200円(材料費含む)
定員
各回4名(要予約)
制作時間
約30分

※価格はすべて消費税を含む総額にて表示しております。

■お問合せ先:日本橋高島屋 03-3211-4111(代表)  
        
    

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社髙島屋

108フォロワー

RSS
URL
https://www.takashimaya.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都中央区日本橋2-12-10 髙島屋グループ本社ビル
電話番号
-
代表者名
村田善郎
上場
東証1部
資本金
660億2500万円
設立
-