求む!スタートアップの力! 豊橋の課題を共に解決しませんか?
〜Urban Innovation TOYOHASHI〜
Urban Innovation TOYOHASHIとは
豊橋市では、新ビジネスやサービスの創出を目指すスタートアップと市職員が一緒に地域・行政課題の解決を目指すプロジェクト「Urban Innovation TOYOHASHI(アーバンイノベーション豊橋)」を展開しています。
詳細は https://urban-innovation-japan.com/past/past-toyohashi-city/
採択されると
豊橋市側から
①サービス開発に向けた担当部署との週1回程度の打合せ
②実証実験への協力(情報提供や関係者の調整、実証場所の提供等)
③開発のための支援金提供
が受けられます。
※支援金は1チーム50万円を上限に、提案内容により決定します。
豊橋市が解決したい課題
①「『私は受給対象ですか?』とはもう言わせない! 誰もがわかりやすい福祉サービス案内の開発実証!」
(障害福祉課)
②「ドローンや衛星などのリモートセンシングを活用して、より確実な海岸保全施設点検を行いたい!」
(農地整備課)
③「“ど”煩雑な学校体育施設開放の手続きを、スマートロックや予約システムで便利にしたい!」
(「スポーツのまち」 づくり課)
④「3D都市モデルを活用して、一緒にワクワクする活用事例を作りたい!」
(都市計画課)
4テーマのうち2テーマを採択予定です。
課題①:『私は『私は受給対象ですか?』とはもう言わせない! 誰もがわかりやすい福祉サービス案内の開発実証!」
障害福祉課が求めるのは、障害者手帳を持つことで受けられる福祉サービスの情報を、「いつでも」「誰もが」「簡単に」知ることができる解決策です。複雑で多岐にわたる福祉サービスは、自力で調べるのは難しいという課題があります。市は、電話などによる問い合わせ増加への対応 や、インターネット上で情報が手に入れられない人に対する情報提供方法を模索しています。
今回、想定する実証実験は、精神障害者手帳を持っている人を対象にしています。精神障害者手帳を取得する人は全国的に増加しており、豊橋市でも2017(平成29)年度に約200人だった新規取得者数が、22(令和4)年度は約400人と倍増。今後も増加が予想されている中で、例えばチャットボットやボイスボットのようなサービスをつくり、市民サービスの向上を図ることを目指します。
◆担当課からのコメント
今回は、精神障害者手帳を持っている人を対象に実証実験を進めますが、うまくいけばより受給者の多い身体障害者手帳を持っている人にも対象を広げたいと考えています。
また、将来的には、多様な手段によりいつでも自分の知りたい情報を簡単に知ることができたり、サービスを利用したいときはオンラインで申請することができたり、市役所に来ることなく手続きがすべてできるようにしたいと考えています。今回はその第一歩として、自分が受けられるサービスを24時間いつでも知ることができるようにしていきたいです!
障害者手帳の業務は、日本全国で共通する業務が多くあり、今回の実証実験のノウハウは、同様の課題に悩んでいる他の自治体でも広く活用できる可能性も出てきます。ぜひ、われわれの取り組みや想いに賛同いただき、一緒に障害者福祉サービスをよりよくしていく本課題にチャレンジしませんか?
課題②:「ドローンや衛星などのリモートセンシングを活用して、より確実な海岸保全施設点検を行いたい!」
農地整備課は、職員が目視で行っている海岸保全施設の点検の精度向上と効率化を目指します。太平洋に面した豊橋市では、海岸や海中に設置された9㌔に及ぶ海岸保全施設について、津波や海水による侵食を防ぐために目視で点検していますが、正確性の担保や点検頻度の確保が課題です。
今回、想定する実証実験ではドローンや衛星画像などを活用しつつ、リモートでの施設点検に切り替えることで、業務の効率化や、施設の状況を正確に把握することにより、重大な事故を未然に防ぎたいと考えています。主な対象施設は、消波堤、傾斜堤、離岸堤などの海岸保全施設。可能であれば、離岸堤設置箇所を含む沖合600㍍までの海底の砂の堆積状況も、併せて計測することを想定しています。
◆担当課からのコメント
現在の点検手法では施設の経年変化、老朽化の把握は難しく、修繕・更新を計画的に進めることが困難です。また、海岸では消波ブロックなどの海岸保全施設による陥没事故等が発生してしまう問題もあります。海岸利用者の重大事故も防ぐためにも海岸保全に関する専門的な技術が必要です。双方が持つ知識を最大限伝え合い、協力して取り組みましょう!
課題③:「“ど”煩雑な学校体育施設開放の手続きを、スマートロックや予約システムで便利にしたい!」
「“ど”煩雑な学校体育施設開放の手続きを、スマートロックや予約システムで便利にしたい!」と、助けを求めているのは「スポーツのまち」づくり課です。現在、市内には75の小・中学校があり、体育館やグラウンドを市民に開放しています。一方で、市民が施設を借りるためには、使用券の購入、学校への使用申請、鍵の貸し借りで計3カ所の窓口に出向く必要があります。さらに、施設の空き状況は、各学校に問い合わせないと分からないという状態です。
鍵と予約の管理を一体的に運用できる仕組みを構築し、2~3校の学校で実証実験を想定しています。可能であれば、使用料の支払いの電子化についても実証したいと考えています。
◆担当課からのコメント
部活動の地域移行などにより、今後より学校体育施設の利用は多くなることが予想されるため、この実証実験は全国の自治体へ横展開できるものと考えています。
また、豊橋市においても、学校体育施設全校への展開だけでなく、市民館など地域住民が集う施設への導入なども考えられます。
より市民の方が便利で利用しやすい、そして利用者も運営者もハッピーになる仕組みづくりに、ぜひ力を貸してください!ご応募お待ちしております!
課題④:「3D都市モデルを活用して、一緒にワクワクする活用事例を作りたい!」
都市計画課の課題は、現状、活用が防災分野に限られている3D都市モデルの他分野での活用事例をつくることです。実際、担当職員だけで考えてみても、防災関連以外のアイデアが浮かばず、この先どのような活用事例を開発すべきか頭を悩ませています。
3次元の都市空間データを生かしたまちの魅力発信など、民間の自由な発想で活用事例の検討、開発をしていきたいと考えています。
◆担当課からのコメント
活用事例としては、まちづくり、交通・物流、防災、地域活性、観光、環境、エネルギーなど様々な分野が考えられると思いますが、まちの価値を高める、市民の生活利便性が向上するなど有効的なものを検討・開発し、まちの魅力発信などにつなげたいと考えています。
業務が円滑に進むよう必要なデータ提供や、関係機関との調整等サポートさせていただきます。
全国的に3D都市モデル整備の動きが広がり、関心が高まっている中、豊橋市を舞台に先進的な活用事例の開発をしてみませんか。
スケジュール
▶︎公募説明会:
6月6日 PM2:00〜3:00(オンライン ZOOMウェビナー形式)※後日YouTube配信も予定
参加は https://ws.formzu.net/fgen/S36945268/
▶︎応募受付:
6月25日(日)まで
▶︎書類審査と面談による選考:
6月下旬〜7月中旬
▶︎採択チーム発表:
7月下旬
▶︎審査により選ばれたスタートアップと市担当職員との協働開発、市民によるテスト利用や市役所業務の中での試行導入、実証実験などを行い、本格的な導入を検討:
8月〜12月(予定)
お申し込み、詳細は
Urban Innovation TOYOHASHI ホームページ
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