【後編】世代別!女性600人が語る飲食店デザインの評価ポイントとは?(店舗デザインマッチングサイト『EMEAO!』調べ)

https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-knowlege/post-49673/ 店舗デザイン業者を紹介するエミーオが世代別飲食店の理想を調査

株式会社eclore

少子高齢化やライフスタイルの多様化が進む中、世代ごとに求められる店舗デザインやサービスは大きく異なっています。特に女性の間では、清潔感や安心感を重視する層から、特別感やSNS映えを好む層まで、さまざまな価値観が反映されており、その違いは店舗づくりにおいて重要な要素となっています。

そこで、店舗デザインのマッチングサイト『エミーオ(https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-knowlege/post-49673/ )』は、20代から70代以上の女性600名を対象にアンケートを実施しました。

世代ごとにどのような店舗デザインが支持され、女性たちがどの要素に安心感や居心地の良さを感じるのか、外観や内装の評価ポイントをはじめ、「入りにくい」と感じる特徴や、「シェアしたくなる」と思わせる店舗の特徴について、具体的なデータをもとに明らかにします。

飲食店の出店や改装時に、幅広い世代の女性に選ばれる空間づくりに役立つヒントを提供できることを願い、調査結果をお届けします。

▼ 調査概要

調査1:『入ってみたい!』と感じる飲食店の外観

 ◆ 世代別に見る女性の安心感重視傾向

 ◆ 入りやすさを重視する若年層とシニア層の女性

 ◆ デザイン性よりも実用性を重視する女性の傾向

調査2:『心地よい』と感じる飲食店の内装は?

 ◆ ゆったりと過ごせる座席配置が最重視

 ◆ 静かで落ち着いた環境が高年層に支持

 ◆ 清潔感は全世代で共通の基準

 ◆ インテリアやデザイン性は補足的な要素

 ◆ 照明やSNS映えの関心は全体的に控えめ

調査3:『入りにくい』と感じてしまう特徴

 ◆『店内が見えにくい』と不安感につながる

 ◆『清潔感』や『明るさ』への意識

 ◆『常連客』や『価格の不透明さ』がハードルに

 ◆ デザイン性の「過剰さ」も敬遠される

調査4: シェアしたくなる飲食店の内装

 ◆ 居心地の良さと長時間過ごせる快適さが重要

 ◆ ナチュラルで落ち着いた雰囲気が人気

 ◆ シンプルで洗練された空間も高評価

 ◆ SNS映えや個性は限定的な支持

 ◆ 非日常感は若年層に寄る傾向

まとめ: 世代別に見る、飲食店の外観・内装が与える印象の違い

※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
前編はこちら

調査結果3:飲食店で『入りにくい』と感じる特徴は?※複数回答可(注3)

(注3) 本設問は複数選択式ですが、選択肢は2つまでに制限しています。これにより、飲食店で入りにくいと感じる特徴をより明確に把握できるようにしています。

◆『店内が見えにくい』と不安感につながる

  • 「店内が外から見えにくく、雰囲気が分からない」は50・60代51%、30・40代47%、70代以上40%と特に中高年層で高い割合を示しました。

  • 外からの視認性は「安心して入れるかどうか」を左右する大きな要素であり、初めての店に対する心理的なハードルを下げる上で重要なポイントになっています。

◆『清潔感』や『明るさ』への意識

  • 「看板や外観が古く、清潔感がない」は30・40代27%、50・60代26%、70代以上23%と比較的高く、特に働き盛り世代からの指摘が目立ちました。

  • また「店内が暗くて閉鎖的な印象を受ける」は70代以上35%と高く年齢層が上がるほど「明るく開放的であること」を求める姿勢が強まっていることが分かります。

◆『常連客』や『価格の不透明さ』がハードルに

  • 異性客や常連客が多く、入りづらい雰囲気がある」は世代を問わず20〜25%前後で安定しており、誰にとっても気軽さを損なう要因になっているようです。

  • 一方、「メニューや価格帯が店外から分かりにくい」は70代以上29%とやや高く、年齢が上がるほど「事前に安心できる情報」を求める傾向が表れています。

◆デザイン性の「過剰さ」も敬遠される

  • 「オシャレすぎたり、高級感がありすぎて気軽に入りづらい」はどの世代も16〜19%前後で同水準にあり、過剰な高級感は幅広い層にとって入りにくさの一因となっています。

  • また「派手すぎて落ち着かない印象がある」は20代22%が最も高く、若年層ほど「過度な演出」を敬遠する傾向が見られました。

調査結果4:友人とシェアしたくなる飲食店の内装は?※複数回答可(注4)

(注4) 本設問は複数選択式ですが、選択肢は2つまでに制限しています。これにより、シェアしたくなる飲食店の内装をより明確に把握できるようにしています。

◆居心地の良さと長時間過ごせる快適さが重要

  • 「居心地が良く、友人と長時間過ごしたくなる空間」は70代以上53%、50・60代51%、30・40代43%と、ほぼ全世代で高い支持を集めました。

  • 特に中高年層で半数を超えており、単なる食事の場ではなく「ゆっくり会話を楽しめる場」としての価値が強く意識されていることがわかります。

◆ナチュラルで落ち着いた雰囲気が人気

  • 「ナチュラル系の落ち着いた癒し空間」は70代以上50%、50・60代43%とシニア層で特に高く自然素材や穏やかな雰囲気が安心感につながっていることがうかがえます。

  • 20代(22%)や30・40代(34%)でも一定の評価があり、幅広い世代にとって「癒し」は飲食店の魅力を高める要素になっています。

◆シンプルで洗練された空間も高評価

  • 「シンプルで洗練されたセンスの良い空間」は70代以上45%、50・60代29%、20代27%と、世代を問わず比較的高い支持を得ました。

  • 過度な装飾よりも「清潔感」や「センスの良さ」に重きを置く傾向があり、落ち着きと上品さを兼ね備えた空間が居心地の良さにつながっていると考えられます。

◆SNS映えや個性は限定的な支持

  • 一方で、「SNS映えする華やかな空間」は20代13%、30・40代15%で一定の関心があるものの、70代以上では5%にとどまり、世代差が鮮明に表れました。

  • また「個性やユニークさがある空間」も全体的に1桁台で低調です。写真映えや独自性よりも「落ち着き」「居心地」といった実用的な要素が優先されていることが示されています。

◆非日常感は若年層に寄る傾向

  • 「海外風やリゾート感のある空間」や「高級感のある非日常的な空間」は、20代19%、30・40代22%と若年層でやや高い一方、シニア層では10%前後と低調でした。

  • 若い世代ほど「特別感」や「おしゃれさ」を求める傾向があるのに対し、高年層は日常に近い落ち着いた環境を重視していると考えられます。

まとめ:世代別に見る、飲食店の外観・内装が与える印象の違い

◆全世代に共通する「清潔感」と「安心感」

  • 今回の調査から、飲食店の外観や内装に対する印象には世代ごとに特徴がある一方で、清潔感やわかりやすさ、居心地の良さといった安心感に関わる要素は、すべての世代で高く評価される共通点であることが明らかになりました。

  • これは、飲食店を選ぶうえでの「基本条件」として、世代を問わず重視されていることを示しています。

◆世代によって異なる「安心」と「特別」のバランス

  • 一方で、年代によって特徴的な違いも見られました。例えばシニア層では「静かで落ち着ける環境」「メニューや価格の事前把握」「ナチュラルで安心できる雰囲気」が重視される傾向が強く、若年層では「SNS映え」や「特別感のある空間」といった要素に一定の支持が集まっています。

  • つまり、世代によって「安心感」と「特別感」のバランスに差があることがうかがえます。

◆価格や雰囲気の不透明さが入店ハードルに

  • また「入りにくい」と感じる要素に目を向けると、店内が外から見えにくいことや暗さ、清潔感の欠如など、視覚的な安心を損なう点が多く挙げられました。

  • さらに、中高年層では「価格が分かりにくいこと」が不安要素として際立っており、安心して入店するためには事前に情報を提供する工夫が欠かせないことが示されています。

◆ターゲットに合わせた設計と情報発信が鍵

  • これらの結果から、飲食店にとっては「誰もが共通して求める清潔感や快適性」を基本に据えつつ、ターゲット世代に合わせた空間設計や情報発信を組み合わせる戦略が重要だといえます。

  • たとえば、シニア層を意識するなら落ち着いた内装や分かりやすい価格提示を徹底し、若年層をターゲットとするならSNSとの親和性を高める工夫が効果的です。こうしたデータに基づいた取り組みは、顧客満足度の向上だけでなく、店舗の集客力やブランド価値の強化にもつながるでしょう。


監修者:杉本貴之(Takayuki Sugimoto)

株式会社ecloreにて年間120社超のSEOコンサルを担当。SEO分野で培った分析力と多数の企業との豊富なコミュニケーション経験を活かし、消費者の購買行動や市場動向を深く理解。

一次情報に基づくコンテンツの監修を通じ、信頼性が高く質の優れた情報発信を積極的に行っている。

【保有資格】SEO検定1級、Googleアナリティクス認定資格

調査概要

調査日: 2025年7月8日

調査対象地域: 全国

調査機関: Freeasy

調査方法: オンラインアンケート調査

調査人数: 20~99歳の女性600人

<<調査結果の利用条件>>

  1. 情報の出典元として「厳選業者を紹介するBtoBマッチングサイト エミーオ」の名前を明記してください。

  2. ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:

https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-knowlege/post-49673/  

https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-recomend/post-43135/  

おすすめ記事

店舗デザイン事例・事務所39社を徹底紹介!

オフィスデザイン事例・おすすめ会社27社を徹底解説!

EMEAO!(エミーオ) について

忙しい企業のご担当者様にとって、信頼できる業者選びに時間を割くのは難しいものです。EMEAO!(エミーオ)は、そんなお悩みを解決する完全無料の発注先マッチングサービスです。ビジネスに必要なあらゆる分野の優良業者を厳選し、効率よくご紹介します。

Point1:厳選した優良業者をまとめてご紹介

EMEAO!では、数多くの登録優良業者の中からお客様のニーズに合わせて厳選した業者をまとめてご紹介します。専任のコンシェルジュが丁寧にヒアリングを行い、信頼性・実績・サービス内容などを総合的に判断した上で、候補となる複数社を一度に比較・検討できるよう手配します。お忙しいご担当者様でも、短時間で最適なパートナー企業を見つけられるとご好評をいただいております。

Point2:主要カテゴリの幅広い対応

EMEAO!では、動画制作オフィス移転電話・ネット回線コピー機・法人携帯レンタルサーバーホームページ制作など、幅広いオフィス関連・ビジネスソリューション分野に対応しています。さらにビジネスフォン複合機リースIT機器導入オフィス家具清掃警備といった主要カテゴリも網羅しています。各分野で厳しい審査をクリアした優良業者のみが登録されていますので、安心してご相談・ご利用いただけます。

Point3:完全無料の安心サポート

EMEAO!は掲載業者様からの紹介手数料で運営しております。そのため、ユーザー様から費用を頂戴することは一切ございません。お見積もりのご依頼やご相談もすべて無料ですので、初めての方や複数社を比較検討中の方でも、安心してお問い合わせいただけます。

無料で簡単に優良業者と出会えるEMEAO!で、貴社に最適なパートナーを見つけてみませんか?今すぐお気軽にご相談ください!

EMEAO!(エミーオ) 概要

商号  :株式会社eclore

代表者 :宮島 隆

所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階

HP    :https://emeao.jp/

主な事業内容:

  • SEOコンサルティングと記事制作に関する事業

  • BtoB領域に強みを持つウェブメディア運営

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


関連リンク
https://emeao.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社eclore

8フォロワー

RSS
URL
https://eclr.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
電話番号
050-3664-0286
代表者名
宮島 隆
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2008年01月