次世代のがん治療研究を支えるワイヤレス給電技術
現場の声を反映し、医療研究向けワイヤレス給電デバイスの新モデルを開発

株式会社B&PLUS(本社:埼玉県比企郡、代表取締役:亀田篤志)は、光免疫治療・光線力学治療(PDT)などの医療研究向けに提供しているワイヤレス給電デバイスの新モデルを開発しました。
今回の改良は、研究機関から寄せられた「より設置しやすく、安定した評価環境で研究を進めたい」といった要望をもとに、送電側デバイスの構造を見直し、周囲金属の影響低減や給電エリアの均一化を実現。さらに、研究テーマに応じた受電デバイスのカスタム試作にも引き続き対応し、医療研究の発展を支援します。
1.開発背景
近年、光免疫治療や光線力学治療(PDT)は、次世代のがん治療として研究開発が進められています。
これらの研究では、小型LEDなどの光源へ電力を供給する手段としてワイヤレス給電技術への期待が高まっています。一方、研究テーマごとにデバイス構成や実験条件が異なるため、研究用途に応じた柔軟な試作対応が求められています。
B&PLUSでは、このような研究開発を支援するため、研究用途向けワイヤレス給電デバイスの試作・開発に取り組んでいます。

2.現場の声を反映した改良
B&PLUSではこれまでも研究用途向けワイヤレス給電デバイスを提供してきましたが、お客様からは、
・「周囲金属の影響を受けにくくしてほしい」
・「実験設備へ設置しやすくしてほしい」
・「給電位置によるばらつきを抑えたい」
といったご要望をいただいていました。
そこで今回、送電側デバイスの構造やコイル設計を見直し、研究現場でより扱いやすいデバイスへ改良しました。


3.新モデルの主な改良ポイント
■ 周囲金属の影響を低減
送電部をアルミケース構造とすることで、周囲金属の影響を受けにくい設計へ改良しました。
これにより、実験設備への設置自由度が向上し、より安定した評価環境を実現しています。
新型では、底面は金属へ密着した状態でも使用でき、側面も約10mm以上の離隔で使用できる設計となっています。

■ より均一な給電エリアを実現
送電コイル設計を見直すことで、給電エリア内の受電状態をより均一化しました。
これにより、受電デバイスを配置する位置による影響を抑え、研究・評価時の使いやすさ向上を図っています。


4.研究テーマに合わせた受電デバイスを試作
医療研究では、研究テーマや実験条件によって、求められるデバイスの形状や搭載するLEDなどが異なります。
B&PLUSでは、LED波長、デバイス形状、コイルサイズ、外形寸法などを研究内容に合わせて検討し、受電デバイスを個別に設計・試作します。

5.ワイヤレス給電技術の医療分野への展開
B&PLUSでは、光免疫治療・光線力学治療向け研究デバイスに加え、医療用カートや電動車椅子、スマートインソールなど、さまざまな医療分野へのワイヤレス給電技術の応用を進めています。

【医療研究向けワイヤレス給電に関するお問い合わせ】
光免疫治療・光線力学治療(PDT)をはじめ、医療研究向けワイヤレス給電デバイスの試作・評価をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。
株式会社ビー・アンド・プラス
会社URL:https://www.b-plus-kk.jp
すべての画像
