[名古屋版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 3ヵ月ぶりの低下

募集賃料 5ヵ月連続で小幅に上昇

三幸エステート株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：武井重夫）は、2024年4月度の名古屋市オフィス賃貸状況（空室率＆現空面積：全規模、募集賃料＆募集面積：全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率：全規模）および全国6大都市（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年5月号名古屋」を公表します。
※1：主要エリア＝名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア
※調査時点：2024年4月末現在および各年12月31日時点

※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/

• 支店長の視点

栄エリアのランドマークビルの建替えである「中日ビル」が全面開業を迎え、賑わいを生んでいる。当該エリアでは2026年にも3棟の大規模ビル「N325計画」「栄トリッドスクエア」「（仮）セントラルパークアネックス建替計画」の竣工が控えている。エリアイメージの更なる向上だけでなく、ストックの更新が進むことでオフィスエリアとしての競争力にもプラスの効果が見込まれる。(名古屋支店長　妹尾哲也)

• 名古屋市 全規模ビル 空室率＆潜在空室率

空室率 3ヵ月ぶりの低下 幅広い業種で前向きな移転需要
空室率は前月比マイナス0.13ポイントの4.73％となり、3ヵ月ぶりで小幅に低下した。主要エリア内での分室開設やビルグレードの改善を目的とした移転等により空室消化が進んだことが主な低下要因となっている。潜在空室率は前月比マイナス0.09ポイントの6.39％だった。
幅広い業種で立地改善等の前向きな移転需要が中心となっており、100坪以上の比較的大口の需要も増加傾向が続いている。

＜空室率＆潜在空室率＞

• 名古屋市 全規模ビル 募集賃料＆募集面積

募集賃料 5ヵ月連続で小幅に上昇 募集条件見直しの動きは広がらず
募集賃料は前月比プラス160円／坪の12,547円／坪となった。小幅な上昇が5ヵ月連続しているものの、オーナー側が募集条件を見直す動きは広がっていない。

＜募集賃料＆募集面積＞

• 名古屋市 規模別 空室率

＜規模別 空室率＞

• 名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率

＜主要エリア 空室率＞

• 6大都市 空室率 募集賃料（大規模ビル）

＜空室率の推移（6大都市 大規模ビル）＞

＜募集賃料の推移（6大都市 大規模ビル・主要駅前地区）＞

三幸エステートHP：https://www.sanko-e.co.jp/

三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社（1977年5月17日設立）は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。