[札幌版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から小幅に上昇

募集賃料 12ヵ月ぶりの下落

三幸エステート株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：武井重夫）は、2024年4月度の札幌市オフィス賃貸状況（空室率＆現空面積：全規模、募集賃料＆募集面積：全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率：全規模）および全国6大都市（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年5月号札幌」を公表します。
※1：主要エリア＝札幌市南口エリア・北口エリア・大通エリア
※調査時点：2024年4月末現在および各年12月31日時点

※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/

• 支店長の視点

北海道新幹線の札幌延伸について、目標の2030年度末開業は困難と発表された。足元のオフィス需要は新幹線の延伸に関わらず底堅いことに加え、開業時期の延期はある程度想定されていたことから、主要エリアの再開発計画は進んでいくとみられ、オフィスマーケットへの影響は限定的と考えられる。札幌駅南口の札幌西武跡地を筆頭に複数の大型開発が控えており、それらの動向が注目される。(札幌支店長　滝口恵貴)

• 札幌市 大規模ビル 空室率＆潜在空室率

空室率 前月から小幅に上昇 「北口」は0.6ポイントの大幅な上昇
空室率は前月比プラス0.05ポイントの2.87％と、前月から小幅に上昇した。新築ビルが空室を抱えて竣工したことに加え、集約移転したテナントの解約床等が現空となっている。エリア別では「北口」が前月比プラス0.6ポイントの大幅な上昇となった。潜在空室率は前月比プラス0.07ポイントの4.03％だった。
主要エリアでは、依然として好立地の小口の募集床が品薄な状況となっている。

＜空室率＆潜在空室率＞

• 札幌市 大規模ビル 募集賃料＆募集面積

募集賃料 12ヵ月ぶりの下落 上昇傾向は変わらず
募集賃料は前月比マイナス152円／坪の12,196円／坪となった。12ヵ月ぶりの下落となったものの、上昇傾向に変わりはない。

＜募集賃料＆募集面積＞

• 札幌市 規模別 空室率

＜規模別 空室率＞

• 札幌市 全規模ビル 主要エリア 空室率

＜主要エリア 空室率＞

• 6大都市 空室率 募集賃料（大規模ビル）

＜空室率の推移（6大都市 大規模ビル）＞

＜募集賃料の推移（6大都市 大規模ビル・主要駅前地区）＞

三幸エステートHP：https://www.sanko-e.co.jp/

三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社（1977年5月17日設立）は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。