京都府立植物園 春の桜イベントいよいよ開催!桜ライトアップは3月25日(日)から
関西屈指の品種数!約130品種の桜を見られる穴場スポット
昨年の台風では、ソメイヨシノの古木など園内の樹木が倒れる被害を受けましたが、多くの方々のご支援、ご協力により復旧が進み、今年もいろいろな桜をご覧いただけることとなりました。心よりお礼申し上げます。
これらのイベントをきっかけに、園の多様な桜の魅力を皆様に楽しんでいただければ幸いです。
<イベント概要>
桜ライトアップ2018
【日時】平成30年3月25日(日)~4月8日(日) 日没後(午後6時30分頃)~午後9時 (入園は午後8時まで)
※期間中は通常午後5時までの開園時間を午後9時まで延長 (入園は午後8時まで)
【場所】京都府立植物園「桜林」エリア
【料金】通常の入園料(下記参照)のみで観賞いただけます。
【内容】約7,000㎡の敷地、約250本の桜をライトアップします。ソメイヨシノやヤエベニシダレザクラなど、
長期間にわたって日ごとに変わる夜桜をお楽しみいただけます。
桜散歩
【日時】平成30年4月13日(金)・16日(月) 午後1時~1時45分
平成30年4月14日(土)・15日(日) 午後1時~1時45分、午後5時~5時45分
※4月9日(月)~5月31日(木)は春の開園時間延長期間のため、通常午後5時までの開園時間を
午後6時30分まで延長(入園は午後6時まで)
【場所】 園内の桜品種見本園を中心としたエリア
※参加希望者は午後1時または5時に植物園会館前に集合。
【料金】 通常の入園料(下記参照)のみでご参加いただけます。
【内容】 植物園の職員が園内の桜をご案内します。日替わりで紹介する桜は様々。花びらが何百枚もある「兼六園菊桜」(ケンロクエンキクザクラ)や、黄色の花が咲く「鬱金」(ウコン)、緑の花が咲く「御衣黄」(ギョイコウ)、江戸時代から京都で栽培された歴史ある品種など、他では見られない珍しい桜もご覧いただけます。
京都府立植物園の桜の特長
<特長①長期間にわたって楽しめる>
多くの桜の名所で観賞されるソメイヨシノは4月初旬の1週間程度を見頃としますが、当園では早咲き、遅咲きと多品種を保有していることで、3月中旬から4月下旬まで長い期間にわたって桜の開花をお楽しみいただけます。
<特長②珍しい桜が楽しめる>
当園でご覧いただける桜の中から、特に珍しいものをご紹介します。
【鬱金(ウコン)】 時期:4月中旬 場所:桜品種見本園(北山門前)
江戸時代中期から、「黄桜」(キザクラ)、「黄金桜」(コガネザクラ)、浅黄桜(アサギザクラ)などの別名でも記録のある歴史ある品種。淡い黄緑色の花弁がショウガ科のウコンの根で染めた色に似ていることが名前の由来です。
【ソメイヨシノの古木】 時期:4月上旬 場所:桜林(正門北)
昭和20年から駐留米軍将校の住宅地としてGHQに接収されていた当園が昭和
32年に返還された後、再開園となった昭和36年に植栽されたと推測される古木です。衰えて腐った古い幹の中から新しい枝が伸びる力強さに、園の歴史を感じることができます。
【御室有明(オムロアリアケ)】 時期:4月中旬 場所:桜品種見本園(北山門前)
京都市右京区の仁和寺(御室御所)で栽培される御室桜は一重から八重咲きまでありますが、これらのうち半八重のものが御室有明と呼ばれます。江戸時代から続く京都の伝統的な桜です。
京都府立植物園の桜守(さくらもり・樹木医)中井 貞※からのメッセージ
「桜は、手をかければかけるだけ、応えてくれる樹木です。土壌改良などを繰り返し美しく咲かせた桜を、いろいろな時間帯にご覧いただけるよう、園では、桜の季節には開園時間を延長し、夕方や夜にも開園しています。まだ途中段階ではありますが、植物園として多用な品種の栽培・保有を目指しています。他の桜の名所では楽しめない、植物としての桜のおもしろさを楽しめる穴場スポットです。」
※平成21年4月 樹木医として京都府庁に入庁。当時、桜の品種の保有数は約70品種だったが、未導入品種を調査し、現在の200品種保有まで導いた。「桜散歩」の担当者の一人。ガイドが面白いと、リピーターも多い。
京都府立植物園 問い合わせ窓口等
住所:京都市左京区下鴨半木町
電話番号:075-701-0141
料金:一般200円、高校生150円、中学生以下無料
70歳以上の方(要証明提示)と障害者手帳提示の方は無料(温室観覧料を含む)
営業時間:午前9時~午後5時 (入園は午後4時まで)
3月25日(日)~4月8日(日)は桜ライトアップのため午前9時~午後9時(入園は午後8時まで)
4月9日(月)~5月31日(木)は春の開園時間延長のため午前9時~午後6時30分(入園は午後6時まで)
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