世界初、航空機搭載円偏波合成開口レーダ(CP-SAR)の画像取得に成功! ~より鮮明・高精度に環境、災害、インフラを観測可能になる~
千葉大学環境リモートセンシング研究センターでは、グローバル環境・地殻変動観測用の世界最小・最軽量100㎏級小型衛星・円偏波合成開口レーダ(CP-SAR)の独自開発を進めています。その一環としてこのたび、インドネシア・マカサル市内にて2018年3月2日~18日にインドネシア政府、インドネシア大学、 日本無線株式会社、NEXTWAY株式会社の協力も得て、CN235航空機搭載CP-SARの飛行実証実験 (Hinotori-C2ミッション)を実施し、世界初のCP-SAR画像の取得に成功しました。
- トピック1:GaNでレーダの高出力化・軽量化・低価格化を実現!
- トピック2:独自開発のレーダで地表観測精度が劇的に向上!
CP-SAR (Circularly Polarized Synthetic Aperture Radar、円偏波合成開口レーダ)は、偏波面が回転する特別な電波(マイクロ波)を使用して地表の画像を得るレーダで、雲や噴煙を透過し、昼夜を問わずに観測することができる点が大きな特長です。
*この研究活動は、千葉大学先端マイクロ波リモートセンシング拠点形成プログラムの支援を受けて実施しています。
- 関連URL
千葉大学環境リモートセンシング研究センター http://www.cr.chiba-u.jp/
千葉大学重点研究 http://www.chiba-u.ac.jp/research/fields/priority-research06.html
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