[仙台版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 4ヵ月ぶりの低下

募集賃料 前月から小幅に上昇

三幸エステート株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：武井重夫）は、2024年4月度の仙台市オフィス賃貸状況（空室率＆現空面積：全規模、募集賃料＆募集面積：全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率：全規模）および全国6大都市（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年5月号仙台」を公表します。
※1：主要エリア＝仙台市駅西エリア・駅東エリア
※調査時点：2024年4月末現在および各年12月31日時点

※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/

• 支店長の視点

郊外から主要エリアへの移転事例が引き続き散見される。郊外に立地する企業の場合、求人に対して応募者数が少ない傾向にある。そのため、賃料負担は増加するものの、主要エリアへの移転により採用活動での優位性を確保したいという狙いがある。(仙台支店長　関根洋一)

• 仙台市 全規模ビル 空室率＆潜在空室率

空室率 4ヵ月ぶりの低下 「大規模」は0.7ポイントの大幅な低下
空室率は前月比マイナス0.36ポイントの6.58％となり、4ヵ月ぶりで低下した。新築・築浅ビルでの成約に加え、拡張や建替えに伴う移転等により空室床の消化が進み、主な低下要因となっている。規模別では「大規模」が前月比マイナス0.7ポイントの大幅な低下となった。潜在空室率は前月比マイナス0.36ポイントの7.77％だった。
需要は小口の面積帯を中心に底堅いうえ、主要エリアでは品薄感が漂い、特に100坪以上の大口の募集床は選択肢が限られる状況が続いている。

＜空室率＆潜在空室率＞

• 仙台市 全規模ビル 募集賃料＆募集面積

募集賃料 前月から小幅に上昇 11,000円／坪台前半での動きが継続
募集賃料は前月比プラス124円／坪の11,358円／坪となった。前月から小幅に上昇したものの、11,000円／坪台前半での動きが続いている。空室率が改善した一部のビルでは募集賃料は見直さず値引き幅を縮小する動きも見られる。

＜募集賃料＆募集面積＞

• 仙台市 規模別 空室率

＜規模別 空室率＞

• 仙台市 全規模ビル 主要エリア 空室率

＜主要エリア 空室率＞

• 6大都市 空室率 募集賃料（大規模ビル）

＜空室率の推移（6大都市 大規模ビル）＞

＜募集賃料の推移（6大都市 大規模ビル・主要駅前地区）＞

三幸エステートHP：https://www.sanko-e.co.jp/

三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社（1977年5月17日設立）は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。