「お薬探しの“切り口”」の最新動向 2013年6月版を発表
「ロキソニン」「ムコスタ」「ムコダイン」が検索数上位に 「セレコックス」などの消炎鎮痛薬の検索が全体的に増加傾向
月 600 万人が利用する日本最大級の病院検索サイト、医薬品検索サイト、医療情報サイトを運営する総合医療メディア会社の株式会社 QLife(キューライフ/本社:東京都世田谷区、代表取締役:山内善行)は、「お薬探しの“切り口”6月実績:トップ50」を発表した。これは、7月10日現在で255メーカー19863種の薬剤を掲載し月間200万人が利用する薬剤検索サイト『QLifeお薬検索』(http://www.qlife.jp/meds/)上で、薬を調べるユーザーが検索した製剤名を集計したもの。
6月に最も多く検索されたお薬は【ロキソニン】。【ムコスタ】が【ムコダイン】をかわし2位となった。上位50薬剤のうち、10ランク以上順位が変動したのは25位の【プラビックス】(10ランクアップ)、28位の【リピトール】(11ランクアップ)、37位の【リリカ】(10ランクアップ)、43位の【ネキシウム】(10ランクアップ)、50位の【アルダクトン】(11ランクアップ)の5薬剤だった。
一方、消炎鎮痛剤【セレコックス】がじわじわと検索数を伸ばしていることが注目される。検索ランキング上では、今もなお【ロキソニン】が圧倒的な検索数を誇るが、「NSAIDs潰瘍」などの副作用面を懸念し、消化管障害の少ないセレコックスを処方される例が増えてきたものと思われる。ほかにも、前述の【リリカ】や【ボルタレン】などの検索数も増加しており、消炎鎮痛薬に関する一般生活者の関心は高まっているようにみえる。
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