東京23区 認可保育園入りにくい駅ランキング(2024年度入園版)公表
-今年も激戦の“保活”、「保活最難関」の駅は昨年と変わらず 受け入れ減少の本所吾妻橋が新たに3位へランクイン-
本調査は、2024年4月時に0歳児の保育所潜在需要がどの程度になるかを推計し、認可保育園に入所しにくい駅、しやすい駅を調査しました。
待機児童数は、「各駅の0歳児の人口」から「各駅の認可保育所を中心とし、区が定める基準を満たす保育サービスを提供する施設の0歳児定員」を引いて算出しています。
保育サービスの需要は待機児童数で表されますが、この定義は求職中や産休中の需要を含める・含めないなど行政によって基準が異なります。また、通所距離を考慮せず同じ区内であれば利用可と判断されるなど、利用者が実態をつかみづらい面もあります。
そのため、本調査では、待機児童数の潜在需要を把握するため、各行政区に対して町丁目毎の0歳児人口の調査を行い、0歳児人口の総数を最大需要と推計し、さらにそれらを駅単位で集計しました。
調査結果
■婚姻数の減少等に伴い出生が低下し都区部全体の0歳人口は減少した(1月1日時点 前年比▲4.4%)
■0歳児定員数は全体的に増加傾向(10月時点 前年比+0.3%)、しかしながら、ワースト30駅中12駅で減少がみられた
■今年の認可保育園入りにくい駅ランキングは、1位篠崎(前年1位)2位西葛西(同2位)3位本所吾妻橋(同ランキング外)
上位2駅の顔ブレに変化は無いが、本所吾妻橋は二つの園で0歳児の受け入れがなくなり、定員数が46.7%も減少、ワースト3位へ浮上。
■ワースト30駅のうち上位2駅を含む7駅が江戸川区となり、行政区別でみてもワースト1位に
行政区ランキングワースト3は、1位江戸川区(前年1位)2位大田区(同2位)3位江東区(同4位)
調査結果詳細
【データ作成方法に関する補足説明】
・2023年10月時点各行政区により公表されていた最新データをもとに作成しており、2023年11月現在の速報版となります。
・町丁目ごとの0歳児人口は、各区役所が上記時点で公表している最新データを利用しています。
・一部、町丁目ごとの0歳児人口を公表していない自治体については、行政区単位の0歳児人口の合計を町丁目ごとの0歳児を含む年齢別人口の値を元に按分推計し算出しております。
・駅単位の集計に関しては、当社が独自に定めた駅(実質同一駅を一つにしたもの)を起点に垂直二等分線で各駅間を分割し生成した駅の最寄りとなるエリアごとに0歳児定員、ならびに0歳児人口を集計し、各指標を計算しています。
・今後新設予定の保育園情報も一部含まれます。
・東京23区「0歳児が保育園に入りにくい」駅ランキングは、定員超過数200人以上の駅に限定し集計しています。
・認可保育園ならびに区が定める基準を満たす保育サービスを提供する、認定こども園、独自基準施設、地域型保育事業なども調査対象に含めております。
・各保育施設の0歳児定員については区が公表する数値がある場合はそれらを利用しておりますが、一部未公表の施設などは当社が独自に調査したものが含まれております。また、0歳児定員の正確な記載がない施設については定員数から除外しています。
なお、スタイルアクトが運営する「住まいサーフィン」では、より詳細な結果を発表しています。
https://www.sumai-surfin.com/lab/gakku-child/nurseryschool/
<住まいサーフィン サイト概要>
TV、主要ビジネス誌、SNS等で幅広い実績を持ち、ベストセラーとなった「マンションは10年で買い換えなさい」の著者でもある「沖有人」が主催するマンションの無料会員制セカンドオピニオンサイト。2004年より会員制に移行し、マンションの売買をする時に知りたい情報を”見える化”し、購入・売却検討者が知ることが難しかった不動産情報を得られる。マンションの査定価格・相場情報と会員の物件評価・沖有人自らによる動画など豊富なコンテンツを持つ。
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■ 独自サービス:https://www.sumai-surfin.com/columns/mansion-knowledge/intro-service
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■ 沖式10年後予測:https://www.sumai-surfin.com/columns/mansion-knowledge/mansion-prediction
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スタイルアクト株式会社 住まいサーフィン広報担当
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