文京学院大学人間学部心理学科とふじみ野市が官学連携 サスティナブルな生ごみ処理容器「ベランダdeキエーロ」利用促進動画を公開

　文京学院大学（学長：福井勉）の人間学部心理学科 永久ひさ子教授（専門分野：発達心理学、家族心理学）と、心理学科学生10名は、ふじみ野市との官学連携事業『キエーロがフエーロ』プロジェクトにて、「ベランダdeキエーロ」のさらなる普及を目指し、学生が制作したシナリオを元に動画を制作し、公開したことをお知らせします。

• 『キエーロがフエーロ』官学連携プロジェクトについて

　キエーロは、土の中にいるバクテリアの力を利用して生ごみや、揚げ物の残り油や、コーヒーのカスなどを分解するコンポストで、家庭のゴミの量を減らすことができ、ゴミ袋代の節約にもなると、SDGsが求められる今の暮らしにぴったりで現在、全国の多くの自治体で各家庭や施設への導入が進んでいます。

　本プロジェクトは、ふじみ野市環境課がごみの減量にむけて取り組んでいた、生ごみ処理容器「ベランダdeキエーロ」（以後、キエーロ）の導入促進を、心理学を学ぶ学生たちと協働することで、課題を解決する取り組みです。

　今年の２月には、キエーロを利用されている方、キエーロの使い方を知りたい方などの意見交換や交流をできる場となる『キエーロATふじみ野市×文京学院大学OBOG』アプリを開発しました。

• 『キエーロがフエーロ』利用促進の動画制作

　この度制作した動画は、キエーロの魅力がふじみ野市の方々により浸透するように、使い方のポイントを解説するだけでなく、自分たちで天ぷらを作り、その際に出たゴミと揚げ油をキエーロへ投入し、分解されていく経過を見せるなどの工夫をしたシナリオ作りから開始しました。撮影には、ふじみ野市で人気のお蕎麦屋「㐂久家」に協力を頂いたり、ふじみ野市PR大使「ふじみん」も参加したり、学生とともにキエーロの特徴を楽しく紹介しています。

　キエーロの導入を検討している方はもちろん、キエーロをまだ知らない方は必見です！

■動画

　タイトル　：「必見！“ベランダ de キエーロ”のこんな使い方　天ぷら編

　　　　　　　　文京学院大学×ふじみ野市官学連携事業」

　企画・制作：人間学部心理学科　学生10名

　撮影協力店：㐂久家　埼玉県ふじみ野市亀久保４丁目７−20

　URL　　　：https://youtu.be/0bpD0XaZJno 

■永久ゼミ学生コメント

　この動画を通して、キエーロに興味を持ってもらえたら嬉しいです。これまで知らなかった人にも、使い方がよくわからなかった人にも、なかなか手を出せなかった人にも、動画を通して、便利で簡単に使えることをお伝えしたいと思います。キエーロを通して市民の皆さんが 、先輩ユーザーや私たち文京学院生と多くの交流を持てたらと思います。楽しく活用しながら、子どもから大人までSDGsに参加するふじみ野市を目指しましょう。

■ふじみ野市コメント

　今回はふじみ野市内飲食店にもご協力をいただき三者連携で動画を作成しました。生ごみ処理容器「ベランダdeキエーロ」の普及、学生の「社会的課題を心理学で解決」という研究テーマに、「市内飲食店の魅力を伝える」という新たな目標を加え取組みました。本取組みは、産官学連携による事業の可能性を広げるものであり、当市が同様の事業を進める際の指標になったと考えております。出演した学生のみなさんの生き生きとした表情も加わり、素晴らしい動画が完成しました。ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。