「闇バイト」「オンラインカジノ」「誹謗中傷」…身近にひそむ犯罪に巻き込まれないために。知っておきたい教養としての刑法学。
新刊 『なくなればいいのに。―「罪って何?」を考える教養としての刑法学』発売
株式会社自由国民社(東京・豊島区、代表取締役社長・竹内 尚志)は、2025年11月7日に書籍 『なくなればいいのに。―「罪って何?」を考える教養としての刑法学』 を発売いたしました。

私たちの生活は法律によって成り立っています。法律に従い、法律を犯したら罰せられることは必然であり、私たちの日常生活と法律とは密接な関係にあります。にも関わらず、法律は難解で正しく理解できている人は多くはないでしょう。
「知人の代わりにチケットを予約しただけ」
「SNSで悪口を投稿しただけ」
「ゲームのプレイ動画を配信サイトにアップしただけ」
「正当防衛をしただけ」
法的な視点で物事をみていくと、私たちが日常生活で何気なく行っている行為が、じつは法に触れているケースはたくさんあります。「知らなかった」ではすまされません。知らず知らずのうちに被害者・加害者にならないために、教養として「刑法」にふれてみませんか。




「刑法学」とは、犯罪と刑罰を研究する学問です。
本書では、よくある事例を題材に「刑法学」の視点から犯罪をとらえ、イラストと共にわかりやすく解説いたします。身近にひそむ犯罪に巻き込まれないために、教養として刑法学の知識と思考を身につけることができるようになる一冊です。
1項目4ページの読み切り形式なので、スキマ時間に読み進めることができます。
また、ファイルをダウンロードすれば、本文中のイラストを動かして楽しむこともできます。
「刑法学」とは自分の身を守るための教養です。 何気ない行いが実は犯罪であったということがないように、突然犯罪者の汚名を着せられないように、 誰かの悪意で罪に陥れられたりしないように。もしものときのために、「罪」について考え、教養としての刑法学を身につけてみませんか。
書籍情報

なくなればいいのに。―「罪って何?」を考える教養としての刑法学
著者:穴沢 大輔
定価:1,760円(税込)
判型:A5判並製
頁数:208ページ
ISBN: 978-4-426-13115-9
発行日:2025年11月7日刊行
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目次
第Ⅰ編 日常編
0)おつりを多くもらっちゃダメ…?
1)誤って振り込まれた金銭を使い込むと…?
2)落とし物は拾っちゃダメなの…?
3)友達のクレジットカードを借りて使うと…?
4)代わりにチケットを予約しただけなのに…!?
5)泥棒と窃盗犯、同じようで実は違う…!?
6)「借金返せ!」は、やりすぎると犯罪になる…?
7)元カノへのしつこい連絡も犯罪になる…?
8)殴ってから盗むのではなく、盗んでから殴ると…?
9)相手に当たらなくても暴行なの…!?
10)よく見るシャッターの落書き、あれは何罪なの…?
11)一つしかない土地を二人に売る…?
12)貸していたものを取り返しただけなのに…?
13)パートナーがいる人と浮気をすると…?
14)SNSで悪口を投稿したら、即アウト…?
15)文書偽造って、書面に嘘を書くことじゃないの…!?
16)紙幣のコピーは、趣味でもダメなの…!?
17)実際に損害が出なくても、業務妨害になる…?
18)その関係、相手は本当に同意している…?
第Ⅱ編 お仕事編
1)借金返済のために会社のお金に手を付けると…?
2)企業のトップが越えてはいけない一線とは…?
3)企業秘密を手土産に、同業他社に転職すると…?
4)箱の外側に書かれた食品の産地が、中身と違うと…?
5)ゲームのプレイ動画を配信サイトにアップすると…?
6)ファクタリングって何…?
7)怪しい「おためし」「おさそい」の正体とは…?
8)これがウワサの闇バイト…?
9)これってホワイト案件?それとも闇バイト…?
10 ) 確定申告をしないで放っておくと…?
11 )家系図って、勝手に作っちゃいけないの…?
12 ) 商品の販売価格を、他社と共同して引き上げると…?
13)公務員が接待を受けて、うっかり情報を漏らすと…?
14 )インサイダー取引って何…?
15)パワハラは犯罪になるの…?
16)ギャンブルって、どこからが違法な賭博なの…?
17)データを改ざんして、会社の資力を偽ると…?
18)環境破壊も犯罪になる…?
第Ⅲ編 刑法の世界編
1 ) 犯罪が成立するには?―①刑法が定めた「やってはいけない行為」に該当すること
2 )「やってはいけない行為」はあらかじめ決まっている―罪刑法定主義
3 )「やってはいけない行為」って何?―実行「行為」
4 )その結果、本当にその行為のせいなの?―結果と因果関係
5 )わざとじゃなくても処罰されるの?―故意と過失
6 )犯罪が成立するには?―②刑法が定めた「違法じゃない」といえるような理由がないこと
7 )相手が先に手を出してきたから仕方がなくて!―どこまでが正当防衛?
8 )本当にヤバイ状況で!これをやるしかなかったんです!―緊急避難って何?
9 )犯罪が成立するには?―③「その人に責任を負わせてもよい」といえること
10 )その人は非難できる?―心神喪失と心神耗弱(判決後も含めて)
11 )「やってはいけない」なんて知らなかったんです!―違法性の意識とその可能性
12 )未完成の犯罪―未遂犯と予備
13 )それって無理じゃないですか?―不能犯
途中で後悔してやめたらどうなるの?―中止犯
14 )共犯①オレらはグルだ!―共同正犯
15 )共犯②オマエがやるんだ!―教唆犯
共犯③オレはサポートに回る!―幇助犯
16 )人を「道具」にして犯罪を実行?―間接正犯
17 )犯罪の数え方と刑罰
著者情報
穴沢 大輔
明治学院大学法学部消費情報環境法学科教授
消費生活アドバイザー
会社概要
会社名:株式会社自由国民社
所在地:〒171-0033 東京都豊島区高田3-10-11
代表者:竹内尚志
設立:1928年(昭和3年)8月5日
事業内容:雑誌・書籍の編集、出版等
お問い合わせ
【お客様からのお問い合わせ先】
株式会社自由国民社
TEL:03-6233-0781
FAX:03-6233-0780
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
株式会社自由国民社
宣伝課
TEL:03-6233-0783
FAX:03-6233-0780
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