北海道厚沢部(あっさぶ)町の地域経済を「旅先納税®」システムで活性化 デジタルで地域の課題を解決する「e街プラットフォーム®」を提供
~ “ふるさと納税”の新たな仕組み「留学先納税」を7月22日(金)より提供開始 〜
eギフトプラットフォーム事業(※1)を展開する株式会社ギフティ(本社:東京都品川区/代表取締役:太田 睦、鈴木 達哉/以下、ギフティ)は、自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®」を、北海道厚沢部(あっさぶ)町に採用いただき、本プラットフォームの基本ソリューションである、地域で発行・利用可能な商品券を電子化しギフトとして流通させるソリューション「e街ギフト®」(※2)、および旅先でのふるさと納税を実現する「旅先納税®」システム(※3)を提供いたしました。また、厚沢部町内の加盟店12店舗(2022年7月22日時点)でご利用いただける電子クーポン「あっさぶe街ギフト」が同日より発行開始されました。さらに、ギフティは、株式会社キッチハイク (本社:東京都台東区/代表取締役:山本 雅也、藤崎 祥見/以下、キッチハイク)が展開する地域社会と子育て家族をつなぐワーケーションプログラム「保育園留学」の費用に、ふるさと納税の返礼品を充当することのできる「留学先納税」(商標登録申請中)を、新しいふるさと納税の仕組みとしても、2022年7月22日(金)より提供開始し、初号案件として、厚沢部町に導入をいただきましたので、お知らせいたします。なお、本件はキッチハイクと連携のもと、厚沢部町に採択をいただきました。
この度、「旅先納税®」(※4)および「留学先納税」を開始される厚沢部町は、北海道の南西部に位置し、「世界一素敵な過疎のまち」を目指す町です。総面積の83%が森林、農業、林業を基幹産業とする純農山村で、また町内を流れる3本の川には天然の鮎やヤマメ、イワナなどが生息しています。ミネラルが豊富な川に見守られた肥沃な大地では、特産品であるジャガイモ「メークイン」を筆頭に、光黒大豆、立茎アスパラガス、トウモロコシ等の農作物が採れ、新鮮で豊かな食や広大な自然を求めて多くの観光客が訪れます。しかし、20年前と比べて約70%まで人口が減少し、子育て世帯の流出もあり、この先もさらに過疎化は進む見込みです。厚沢部町は過疎化の課題解決の一手段として、キッチハイクが提供する地域社会と子育て家族をつなぐワーケーションプログラム「保育園留学」を2021年11月より導入し、町外や道外からの子育て家族を招くことで、地域および地域経済の活性化に取り組まれています。「保育園留学」は、1〜3週間ほどの短期滞在ができる宿泊施設とワーケーション施設、保育施設等をパッケージ化したもので、内閣府が施行する「一時預かり事業」を活用した、地域の認可保育園・認定こども園と公式連携した暮らしと食育のワーケーションプログラムです。現在は厚沢部町の認定こども園「はぜる」で導入され、延べ約100家族が申し込み、約40家族が留学(2022年7月22日現在)しています。そこで、観光人口の増加、および「保育園留学」利用者の一層の促進に向け、「旅先納税®」に加えて、新たなふるさと納税の仕組みである「留学先納税」を開発し、厚沢部町に導入いただく運びとなりました。
今回、ふるさと納税の新たな仕組みとして提供を開始した「留学先納税」とは、「保育園留学」の費用の一部を、ふるさと納税の返礼品で支払うことのできる、「旅先納税®」システムを活用した新しい仕組みです。「はぜる」での「保育園留学」を希望する方は、保育園留学費用のお支払い前に「留学先納税」を行っていただくことで、返礼品として「あっさぶe街ギフト(保育園留学専用券)」を受け取り、留学負担金額の一部として充当することが可能です。「あっさぶe街ギフト(保育園留学専用券)」は寄附額に応じて、30,000円から150,000円まで全3券種があり、「留学先納税」を行った後、保育園留学事務局から送付されたメールに記載された専用のQRコードを読み取ることで利用することができます。
また、厚沢部町には、「e街ギフト®」と「旅先納税®」システムも導入をいただいております。従来、民間のふるさと納税ポータルサイト等を介した、現地を訪れることなく返礼品がもらえる郵送型のみのふるさと納税を受け付けておりましたが、両システムの導入により、「旅先納税®」の寄附者は電子クーポン「あっさぶe街ギフト」 (返礼品)を寄附サイトのマイページ内より「お礼の品」として即時に受け取り、町内で利用することが可能となります。「あっさぶe街ギフト」は、厚沢部町内の飲食・小売店等の加盟店(全12店舗※2022年7月22日時点)で利用可能な電子クーポンで、観光中や留学中の町内での飲食や買い物を楽しみながら地域経済に還元することができます。「旅先納税®」の返礼品である本クーポンは、寄附額に応じて1,500円から90,000円まで全5券種あり、受け取り・利用の際には、アプリなどのダウンロードは必要なく、加盟店での会計時に1円単位で利用いただけます。加盟店での処理も大変簡単で、利用者がスマートフォンに利用したい金額を入力後、表示される「あっさぶe街ギフト」の券面に、加盟店が電子スタンプ「giftee STAMP」(※5)を押印するのみで完了します。押印時に「消し込み」という処理が行われ、そのタイミングで利用済みのチケットとして認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐことができます。
自治体に「e街ギフト®」と「旅先納税®」システムを導入いただくことで、「ふるさと納税」の一環として、「旅先納税®」および「留学先納税」の実施から、返礼品の受け取り・利用までの一連の行動を旅先/留学先で喚起することが可能となります。“留学”という新たな目的が加わることにより、旅先/留学先で寄附を行うベネフィットをより得やすくなるため、「ふるさと納税」の促進にもつながります。また、寄附に加えて返礼品として受け取った電子商品券が旅先/留学先で利用されることで、よりスピーディーな地域への還元を実現し経済波及効果の向上も期待されます。さらに、旅前/留学前の寄附を促進することで、返礼品を受け取った方に対して観光を誘致することも可能となります。なお、地域で利用可能な電子商品券の利用実績は全て自動でデータ化されるため、加盟店における裏書や集計、請求が不要で、入金を含む精算作業にかかる時間を短縮することができ、加盟店への迅速な経済支援が実現できます。また、北海道では2020年7月に猿払村、2021年8月に伊達市、同年12月に倶知安町、2022年6月に利尻富士町、白老町、積丹町に既に「e街プラットフォーム®」を導入いただいており、厚沢部町で道内7件目、全国では9件目の採用となります。今後導入自治体が増えていくことで、観光客に「旅先納税®」、「留学先納税」が可能な自治体間の周遊を促すことができ、さらなる地域活性化につなげることが可能となります。
ギフティは、「ふるさと納税」の新たな返礼品および寄附手段として、また地域経済活性化の手段として、全国の自治体への「e街ギフト®」および「旅先納税®」システムの提供を一層推進します。また、ギフトで人と街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供するというコーポレート・ビジョンのもと、「e街プラットフォーム®」、「e街ギフト®」をより価値の高いシステムへアップデートし、これらの普及を通じて、地域活性化および旅行者や「保育園留学」利用者の新たな体験の創出に貢献してまいります。
(※1) eギフトプラットフォーム事業とは、ギフティが取り組む、eギフトの生成から流通まで一貫して提供する事業です
(※2) e街ギフトは、e街ポイントと並んで提供されるe街プラットフォームの基本ソリューションであり、特定の地域で利用可能な電子商品券の発行、流通を可能とするシステムです。またギフティおよび株式会社J&Jギフトの登録商標です(2020年9月商標登録済み)
(※3) 旅先納税システムは、その街に触れて、共感したその場でスマホからできるふるさと納税「旅先納税」を実現するシステムです。e街ギフトとの併用によって、これまで返礼品の恩恵を受けづらかった地域の飲食店や観光施設で利用できる地域商品券を即座にスマホに返礼品としてお届けし、リアルタイムな地域還流を実現できます。また、「旅先納税」はギフティの登録商標です(2021年1月商標登録済み)
(※4) 旅先納税とは、スマートフォンから即座にふるさと納税(寄附)ができ、ふるさと納税の返礼品として地域で利用可能な電子商品券を即座に受け取り、市町村内の店舗等で使用できる仕組みです
(※5) giftee STAMPとは、高セキュリティで電池不要の電子スタンプです。スマートフォンなど電子端末の画面に、電子スタンプを直接タッチするだけで、eギフトおよびeチケットを個別に照合し、使用済みと反映して処理することが可能です
■「あっさぶe街ギフト」発行・利用までのフロー
■「あっさぶe街ギフト(保育園留学専用券)」 ご案内から利用までのフロー
① お問い合わせフォーム( https://hoikuen-ryugaku.com/page#contact )より
保育園留学をお申し込みいただく
② 保育園留学事務局からの案内メール内から寄附サイト
( https://assabu.tabisaki.gift/ )にアクセスし会員登録
③ 寄附金額を選択
④ クレジットカード決済で納税完了し、返礼品として本e街ギフトを受け取る
⑤ 本e街ギフトの「コード読み取り」ボタン押下後、案内メール内に記載された
QRコードを読み取り、決済
⑥ 決済時に発行される決済番号を保育園留学事務局に送付
⑦ 残額を銀行振込にてお支払い
■「あっさぶe街ギフト」・「あっさぶe街ギフト(保育園留学専用券)」概要
導入先:北海道厚沢部町
導入事業:次の100年を創造する地域の家族と繋がりをつくる「保育園留学」事業
提供開始日:2022年7月22日(金)
導入目的:ふるさと納税の返礼品として
納税方法:① スマートフォンで「あっさぶe街ギフト」 寄附サイト
( https://assabu.tabisaki.gift/ )にアクセスし会員登録
② 寄附金額を選択
③ クレジットカード決済で納税完了
決済方法:クレジットカード決済(VISA、Mastercard、JCB、American Express、
Diners Club)
寄附金使途:① 子育て支援のための事業
② まちづくりのため事業
③ 教育の充実を図るための事業
④ 自治体におまかせ
返礼品券種:【あっさぶe街ギフト】
① 寄附額5,000円:1,500円分
② 寄附額10,000円:3,000円分
③ 寄附額50,000円:15,000円分
④ 寄附額100,000円:30,000円分
⑤ 寄附額300,000円:90,000円分
【あっさぶe街ギフト(保育園留学専用券)】
① 寄付額 100,000円:30,000円分
② 寄付額 300,000円:90,000円分
③ 寄付額 500,000円:150,000円分
利用期限:【あっさぶe街ギフト】 寄附いただいた日の180日後
【あっさぶe街ギフト(保育園留学専用券)】 寄附いただいた日の180日後
利用施設:【あっさぶe街ギフト】厚沢部町内の飲食・小売店等12店舗
(2022年7月22日時点)
※加盟店一覧: https://hoikuen-ryugaku.com/assabu/emachi-gift/kameiten
【あっさぶe街ギフト(保育園留学専用券)】認定こども園『はぜる』
(2022年7月22日時点)
(https://www.town.assabu.lg.jp/modules/lifeinfo/category0026.html)
特設サイト: https://hoikuen-ryugaku.com/assabu/emachi-gift/
■「保育園留学」概要
運営主体:株式会社キッチハイク
導入自治体:北海道厚沢部町
申込期間:2023年3月まで ※2022年8月までは満員
留学期間:2021年12月〜2023年3月
留学プラン:1,2,3週間の3プラン
プラン内容:保育預かり/宿泊/生活備品/現地での食体験/入居時にご用意する
食材セット/こども用ウェア/寝具等
募集対象:0歳~6歳までの未就学児のお子さまがいるご家族
申込方法: ① お問い合わせフォーム( https://hoikuen-ryugaku.com/page#contact )
よりお申し込み
② 保育園留学事務局からの案内メールに従い、決済(銀行振込)
・契約手続きを行う
※詳しくは「お申し込みから留学までの流れ
( https://furusato.kitchhike.com/hoikuen-ryugaku-application )」
をご確認ください
公式サイト:https://hoikuen-ryugaku.com/
■ 株式会社キッチハイクについて
「地域の価値を拡充し、地球の未来につなぐ」をミッションにした、地域と人生をつなぐ、食と暮らしの発明・実装カンパニー。食を軸に関係人口及び地域価値の創造を目的にした自治体連携サービス「ふるさと食体験」を運営しています。2021年10月に「ふるさと食体験」の価値から派生した親子ワーケーション「保育園留学」をリリース。家族ぐるみでの超長期的な関係人口を創出できるということから内閣府の「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」優良3事例に選ばれ、現在2022年10月まで満席でキャンセル待ちとなっています。また、2021年12月には関係人口を可視化・分析する「つながりDX」β版をリリース。2022年度内に100自治体との連携を目指しています。
社名:株式会社キッチハイク
所在地:東京都台東区東上野4-13-9 ROUTE89 BLDG.4F
設立:2012年12月6日
資本金:1億円
共同代表:山本雅也 / 藤崎祥見
事業内容:① Webサービス・アプリ「KitchHike(キッチハイク)」の運営
② 食体験コンテンツプロデュース「ふるさと食体験」(2017年2月〜)
③ 食育体験ができる親子ワーケーション「保育園留学」
(2021年10月〜)
④ 関係人口を可視化・分析する自治体向けCRM「つながるDX」
(2021年12月〜)
URL:株式会社キッチハイク:https://kitchhike.jp/
地域と子育て家族をつなぐ親子ワーケーション「保育園留学」:https://hoikuen-ryugaku.com/
関係人口特化型SaaS「つながるDX」:https://dx.kitchhike.com/
カルチャーデック・採用情報ページ:https://kitchhike.jp/recruit
■ 株式会社ギフティについて
ギフティは、『eギフトを軸として、人、企業、街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供する』というコーポレート・ビジョンのもと、eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム事業を国内外で展開しています。主力サービスは、個人向けeギフト販売サービス「giftee®」(※6)、eギフトやチケットを発行し販売する「eGift System」(※7)、eギフトを活用した法人向けサービス「giftee for Business」(※8) の3サービスあり、個人、法人を対象に広くeギフトサービスを提供しております。また、自治体・地域課題を解決するデジタルプラットフォームサービス「e街プラットフォーム®」(2021年10月に「Welcome ! STAMP」より名称変更)、を2016年5月にローンチし、自治体や地元企業・団体の地域活性化をデジタル面からサポートしています。2019年には、「e街プラットフォーム®」のメイン機能である、地域で発行・利用可能な商品券を電子化し流通させるシステム「e街ギフト®」および、「旅先納税®」を実現する「旅先納税®」システムの提供を開始し、同年11月に岡山県瀬戸内市に、2020年7月には北海道猿払村、2021年7月には山梨県笛吹市、同年8月には北海道伊達市、同年12月には北海道倶知安町、2022年6月には北海道利尻富士町、北海道白老町、北海道積丹町に導入いただいております。
(※6) gifteeとは、ギフティが運営するeギフトの販売WEB/アプリサービスです
(※7) eGift Systemとは、ギフティが法人向けに提供するeギフトおよびeチケット販売システムです。導入企業は、自社サイトでeギフト/チケットサービスを運用することができます
(※8) giftee for Businessとは、eギフトを活用した法人向サービスです。キャンペーンの景品やお客様への謝礼にeギフトをご利用いただけます
社名: 株式会社ギフティ
所在地: 〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目10−2 東五反田スクエア12階
設立: 2010年8月10日(サービス開始:2011年3月)
資本金: 3,133百万円(2022年3月末時点)
代表者: 代表取締役 太田 睦、鈴木 達哉
事業内容: eギフトプラットフォーム事業の展開(以下4サービス)
① カジュアルギフトサービス「giftee®」の運営
② 法人を対象としたギフト販売システム「eGift System」サービスの展開
③ eギフトを活用した法人向けソリューション「giftee for Business」
サービスの展開
④ 自治体・地域の課題を解決するデジタルプラットフォーム
「e街プラットフォーム®」サービスの展開
URL: 株式会社ギフティ https://giftee.co.jp
giftee® https://giftee.com
giftee for Business https://giftee.biz/
e街プラットフォーム® https://giftee.co.jp/service/emachi-platform
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