TBM、カタログやパンフレットのDXを推進、LIMEX製品の印刷とデジタル化の統合ソリューション「PDX」を提供開始

無駄を無くし、環境に配慮したワンストップ型の新たな顧客体験

TBM

株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、企業の営業、販促活動におけるカタログやパンフレットなどの印刷物のデジタル化やペーパレス化が進み、一方で対面での商談や顧客に直接情報を届けるオフラインの販促方法の価値が見直されている中、プリントとデジタル化を組み合わせた、環境に配慮したワンストップ型の統合ソリューションとして、「PDX(Print Digital Transformation)」 の提供を開始します。

PDXは、印刷物や販促物の担当者が制作される際の業務ニーズに対応し、印刷物や販促物を制作する際のコスト抑制や業務負荷の改善、業務効率、販促効果などの向上を目的としています。TBMはパートナーの企業様と協業しながら、今月から印刷物や販促物の担当者様向けにサービスを提供してまいります。
 
 PDXサービスサイト:https://tb-m.com/lp/li_pdx22d/
 *「PDX」は商標登録出願中です。

 ■ 開発背景
 紙からデジタルへ、対面の商談時における印刷物や販促物、オフライン施策のニーズも高まる
 長引くコロナの影響により、企業活動、業務フローのDX化が進み、あらゆる印刷物が紙からデジタルへ加速的にシフトしています。世界のデジタルカタログ市場は、2022年から2031年にかけて約23%のCAGRで成長すると予測されており*1、国内においても同様の増加傾向です。一方最近では、対面での商談やリアルイベントなどが増える中、2022年の「販促物制作に関する意識調査」*2によると、ペーパレス化が進む中でも、DM、商談用資料などはWEBよりも投資予算が伸びる結果となり、顧客に直接情報を届ける販促方法の価値が見直されています。
 *1 Kenneth Research 2021
 *2 販促活動に関する意識調査 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000010550.html
  
 以上の背景から本サービスでは、印刷物や販促物の決裁者や担当者の方々が、今後も継続すると思われる下記の課題やニーズ、また、DX推進とチャネル毎の施策の要望に応えるソリューションを開発することにしました。
  
 印刷物や販促物の決裁者や担当者の課題とニーズ
 ・デジタル化によって、印刷物や販促物の制作コストや、紙の使用量、廃棄ロスを抑えたい。
 ・一方、全ての印刷物や販促物のデジタル化は難しい。オフラインやリアルな商談の接点で顧客価値を高める印刷物や販促物も必要。必要とされる印刷物や販促物は、環境に配慮された対応、素材を選択し、ブランディングも図りたい。
 ・制作物の制作プロセスは業務負荷が高く、印刷物や販促物の更新作業、刷り直しは大変な労力を要する。オフラインとオンラインを組み合わせたワンストップ型のサポートに期待、業務効率も改善したい。
 
 ■ サービス概要
 環境に配慮したプリントとデジタル化の統合ソリューション。無駄を無くし、コストを抑えて実現する「PDX」。
 PDXは、お手持ちのデザインデータをご提供いただくだけで、環境に配慮した石灰石を主原料とした「LIMEX(ライメックス)Sheet」への印刷と、デジタルカタログ化をワンストップで発注できるサービスです。カタログやパンフレット、統合報告書や会社概要など、多様な印刷物に対応できます。
 
 紙の代わりとなるLIMEX Sheetは、実質「100%再生可能エネルギー」の電力を使用して製造されており、木材を一切使用せず、製造時に水をほとんど使用しません。現在、LIMEX素材は、大企業や中小企業、自治体など10,000社以上に採用されており、LIMEX素材を使用した製品のライフサイクルで生じる環境影響については、LCA(Life Cycle Assessment)を通して環境影響の可視化とその抑制に取り組んでいます。資源保全に貢献できる環境性能に加え、高級感のある上質な質感は、他素材との差別性があり、リアルな商談の接点で顧客体験の価値を高めることが可能です。
 
 また、デジタルカタログ化は、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのマルチデバイスに対応しており、ダウンロードに時間をかけることなく閲覧できます。動画やリンクを埋め込み、閲覧者のログ解析も可能です。また、修正が必要になった場合の即時対応他、顧客のニーズに合わせてコンテンツのカスタマイズ提供が行えます。環境に配慮したLIMEXカタログとデジタルカタログを組み合わせることで、印刷物や販促物を制作する際のコストや業務負荷の改善、業務効率、販促効果の向上が可能になります*。
 *一般的なデジタルカタログの特徴を記載しており、組み合わせるデジタルカタログごとに特徴が異なります。


 PDXで得られる、3つのメリット
 1. プリントとデジタル化による制作
 コストの抑制環境に配慮した対応を行う場合、多くのケースで従来よりコストが上がり、追加予算が必要になります。本サービスでは、印刷物として必要とする部数のみをLIMEX Sheetを使用した印刷物で制作し、デジタルカタログ化を行います。コストを抑えて環境に配慮し、販促効果を高める顧客体験を創出することが可能です。

 2.  環境に配慮した対応、紙の使用量と廃棄ロスの抑制
 紙の代替となるLIMEX Sheetは、木材を原料に一切使用せず、製造時に必要とされる水を大幅に削減することができます。LIMEX Sheetは、工場における水利用量を紙と比較し約97%削減できます。LIMEX素材とデジタル化を組み合わせることで、貴重な資源の利用量を抑え、廃棄ロスを削減することにも繋がります。余ってしまった印刷物は回収し、再資源化のサポートも行うことが可能です。
 資源循環コーディネートサービス「MaaR for business」:https://service.maar.app/

 
 3. ワンストップ型のサポートで、業務効率が向上
 TBMが、印刷物や販促物の担当者からのお問い合わせに商談から納品まで、オンラインとオフラインを組み合わせたデジタル化の対応や印刷物や販促施策をワンストップでサポートします。
 
 サービスの展開について
 このたびTBMは、LIMEX製のプリントとデジタル化を統合したPDXというコンセプトに基づき、様々なデジタル化や印刷に関する技術を有するパートナー企業様と連携し、ユーザー様に適したソリューションを提供してまいります。
 本サービスの第1号パートナーとして、豊富なデジタルカタログ技術を有する株式会社研文社と協業してサービスを開始させていただきます。研文社コーポレートサイト:https://www.kenbunsya.jp/
 
 パートナー募集
 今後、TBMが取引実績のある300以上の印刷会社様やDX推進に関わる企業の皆様とも連携させていただき、PDXのサービスの展開を強化して参ります。また、LIMEX製のプリントとデジタル化を統合したPDXの更なる顧客接点の価値向上に向けて、新規パートナーも募集開始いたします。
 本サービスにご興味、関心のある方は、https://tb-m.com/lp/li_pdx22d/より問い合わせ下さい。
 
 ■ LIMEX素材の特長
 2022年11月時点でLIMEX素材は、大企業や中小企業、自治体など10,000社を超える規模で導入されており、LIMEX素材を使用した製品のライフサイクルで生じる環境影響については、LCA(Life Cycle Assessment)を通して環境影響の可視化とその抑制に取り組んでいます。また、TBMは自社の素材販売だけでなく、印刷会社や成形会社などパートナー企業の皆様と連携して、印刷物や販促物などLIMEX素材を製品に印刷、加工し、最終製品の形で顧客の皆様に提供しています。国内では、プラスチック製シートや合成紙、紙を代替できるLIMEX Sheet(ライメックスシート)に関しては、カタログ、パンフレット、ポスターなど、各種用途において採用され、プラスチックの代替素材であるLIMEX Pellet(ライメックスペレット)に関しては、袋や食品容器、日用品などの用途において拡販を加速しています。
 本サービスで使用されるLIMEX Sheetは、カタログなどに最適な80μmからメニュー表などに用いられる400μmまで、多様な厚みの製品をラインアップしています。LIMEX Sheetを製造している白石工場と多賀城工場は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用しています。
 
 特徴1 水や森林資源の使用量削減に貢献
 LIMEX Sheetは紙と比較し、原料に木材パルプを一切使用せず、製造時に必要とされる水使用量を約97%削減できるため、枯渇リスクのある天然資源の保全に貢献できます。
 
 特徴2 上質な質感と鮮明な印刷
 LIMEX Sheetは、高級感のあるマットで上質な質感が特徴です。色の再現性に優れているため、写真やカラーイラストも鮮明に印刷することできます。
 
 特徴3 優れた耐久性と耐水性
 LIMEX Sheetは、耐久性と耐水性に優れているため、繰り返し使用するカタログや屋外で使用する冊子などの利用に最適です。
 
 LIMEX Sheetガイド:https://tb-m.com//doc/limex_sheet_guide.pdf
 
 ■ 株式会社TBM
 代表取締役CEO: 山﨑 敦義
 本社:                  東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
 設立:                  2011年
 資本金:               234億2,993万円(資本準備金含む)
 事業内容:            環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
 URL:                  https://tb-m.com/

  • 2013年      経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択

  • 2014年      国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40カ国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施

  • 2015年      宮城県白石市に第一プラントを建設(LIMEX生産容量:6,000トン/年)

  • 2015年      経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択

  • 2016年      米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞

  • 2018年      COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加

  • 2019年      G20イノベーション展に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用

  • 2019年      中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結

  • 2020年      使用済みプラスチック等の再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表

  • 2020年      BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA(ザイマ)」を開始

  • 2020年      宮城県多賀城市に第二プラントを建設(LIMEX生産容量:23,000トン/年)

  • 2021年    韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意

  • 2021年      自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換

  • 2022年      資源循環コーディネートサービス「MaaR(マール)」を開始

  • 2022年      科学的根拠に基づく目標(SBT)認定を取得

  • 2022年      Amazonが設立した「The Climate Pledge」に署名

  • 2022年      温室効果ガス排出量を可視化するサービス「ScopeX(スコープエックス)」を開始

  • 2022年      神奈川県横須賀市にLIMEXとプラスチックを自動選別・再生するリサイクル工場を建設
      (処理能力:40,000トン/年)

  • 2022年      CDPの「気候変動」と「水セキュリティ」に関する調査で「B」認定を獲得

 *本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
 *本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
  

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会社概要

株式会社TBM

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URL
http://www.tb-m.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル15F
電話番号
03-6268-8915
代表者名
山﨑敦義
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年08月