仏の国際見本市 MAISON&OBJET (メゾン・エ・オブジェ)内に中小機構ブース『Imaginative Materials』を開設
開催日:平成30年9月7日(金曜)~11日(火曜)5日間、会場:パリ ノール ヴィルパント見本市会場
中小機構ブースには、海外進出に積極的に取り組む中小企業13社が出展します。13社は、プレスクリプター(※)の「他には見られないオリジナルなインテリアを実現する」という課題に応える資材や素材を出品し、世界の高級インテリア市場での販路開拓を目指します。
(※) 富裕層の邸宅や高級ホテルなどの内装をプロデュースし、資材購買決定権を持つインテリアデザイナーや建築家などのこと。
中小機構は、プレスクリプターをはじめとする欧州バイヤーとの商談機会創出と、販路開拓の足掛かりを得るための支援を通じて、中小企業の更なる事業成長を促進します。
<開催概要>
・開催日:9月7日(金曜)~11日(火曜)
・会場:パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場
・中小機構ブース:6ホール TODAY SIGNATURE PROJETセクター
<出展者一覧>
出展者の詳細はこちら:https://moim.smrj.go.jp/jp/
<Imaginative Materials のコンセプト>
日本は国土の約7割を山地が占め、そのほとんどが緑に覆われている自然豊かな国です。私たち日本人は、古代より自然の山林に人の手を加えた里山から生活の糧を得、自然の恵みに感謝する精神生活を送ってきました。
このような精神を反映し、日本では開放的な空間の中に光や風を効果的に取り込むとともに、季節によって柔軟に設えを変えることができる、自然と一体化した建築が発達してきました。そこでは、熟練の技を持つ職人たちが石、土、木、漆、紙、絹などの自然素材に敬意を払い、建築の中に取り込んで上質な空間を生み出してきました。
自然素材を建築に利用する際に日本人が利用してきたのが、石と砂で構成する庭園に宇宙を見出し、方丈の茶室に「市中の山居」を表現する「見立て」の精神です。対象を本来あるべき姿ではなく別のものになぞらえてみる「見立て」は、これらの建築素材の使い方や表情をさらに多様なものとし、洗練されたディテールを実現し、日本人の暮らしを豊かにしてきました。
今日では世界有数の先端技術との組み合わせにより、サステナビリティという現代的な課題を満たしながら、新しい機能と他に見られない表情を同時に実現した建築素材・材料が多く見られます。また、1000年以上の歴史を誇る絹織物の伝統を用いて新しいインテリアファブリックを生み出そうという試みも各地で行われています。
<中小機構について>
中小企業基盤整備機構は、日本の中小企業政策の総合的かつ中核的な実施機関として様々な中小企業支援を行う経済産業省所管の独立行政法人です。全国9ヶ所の地域本部を拠点として、中小企業の事業活動の活性化に向け、創業や新事業展開、販路開拓、海外展開、セーフティネットを含む経営基盤の強化などの中小企業の様々な課題に対し、経営相談、研修、共済制度、ファンドを通じた資金提供など多様な支援を実施しています。
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