デジタル教科書・アーカイブ活用型教育の模擬授業。社会科副読本『わたしたちの大阪』とさまざまな資料を繋ぐ
2020年度から実施された新学習指導要領を踏まえ、2019年度から併用が可能になったデジタル教科書を活用した主体的で深い学びに取り組んでいる追手門学院小学校(大阪市中央区、校長:井上恵二)は、デジタル教科書やデジタルアーカイブを活用して児童の学習効果の向上を図る模擬授業を行います。
社会科の地域を学ぶ授業で、大阪市内のほとんどの小学校で使用されている社会科副読本『わたしたちの大阪』(日本文教出版)のページ内にあるキーワードと外部の情報資源を繋いで電子書籍化し、児童らはオリジナルの電子書籍で学びを深めます。
これはICTを活用し、副読本の内容とさまざまな資料とを繋げることで、より幅広い情報や資料を読み解き、学びを強化・拡張させる試みです。また、独自に開発をした電子教材は、他の教員にも共有することができ、「働き方改革」につなげる狙いもあります。
追手門学院小学校では、図書館流通センター(TRC)が開発したEd-Com(エド・コム=教材作成ツールシステム)を導入し、児童一人ひとりがさまざまな資料に直接アクセスできる機能を付与しました。児童らはノートパソコンやタブレット端末としても使える「Surface Go」を利用しながら、調べ学習などに取り組みます。
【ポイント】
- 社会科副読本の電子書籍を外部データベース等とリンクさせ、教室の学びを拡張
- さまざまな情報資源を使いこなす児童のスキルを培う
- 教員が開発し、他の教員と共有化することにより「働き方改革」につながる
- デジタル教科書とデジタル教材の制作に関して、出版社と教員の新しい連携を探求
- 概要
会場:追手門学院小学校(大阪市中央区大手前1-3-20)
TEL:06-6942-2231 https://www.otemon-e.ed.jp/
講師:中山博人(追手門学院小学校教諭)
受講者:追手門学院小学校3年い組(児童数37人)
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