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公益財団法人日本ユニセフ協会
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【報道参考資料】中央アフリカ共和国 ミア・ファロー ユニセフ親善大使訪問終える

4回目の訪問、治安と教育の回復を訴える

公益財団法人日本ユニセフ協会

ミア・ファロー親善大使と避難民の子どもたち。© UNICEF/NYHQ2014-0867/Bindraミア・ファロー親善大使と避難民の子どもたち。© UNICEF/NYHQ2014-0867/Bindra



※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_74239.html でご覧いただけます


【2014年7月8日 ニューヨーク・バンギ(中央アフリカ共和国)発】

女優で活動家であるミア・ファローユニセフ親善大使は、4回目となる中央アフリカ
訪問を終えました。現地では、激しい暴力の影響を目の当たりにした一方で、厳しい
状況に置かれている方々と出会い、勇気づけられる話も聞きました。


ミア・ファロー親善大使は、首都バンギで「中央アフリカを初めて訪れたのは2007年
、今回が4回目となります。私の心の一部を中央アフリカに置いていかなければ
なりません。無防備にもかかわらず、激しく受け入れがたい暴力に直面している、
出会った方々は、勇気と回復力をお持ちでした。こうしたみなさんを忘れることは
できず、みなさんとの出会いとお話は、深く心に刻まれました」と述べました。

首都から車で4時間以上の場所にあるボダ(Boda)の町では、避難生活を送るイスラム
教徒の家族と会いました。避難生活を送っている飛び地は、イスラム教徒に敵意を
持つ武装勢力に包囲されており、避難している方たちは常に襲撃の危険を感じている
と語りました。町で唯一授業を行っている学校では、3つの教室に約400人の子ども
たちであふれかえっていました。教師たちの多くが避難しており、保護者たちが
ボランティアで教えていました。

バンギでは、治安の関係で大きな病院での仕事を続けられなくなった医療スタッフと
話しました。現在は、地元の保健センターで、ボランティアで女性と子どもの治療に
あたっているといいます。

国内避難民のために水と衛生の支援を行う女性の話を聞くミア・ファロー親善大使。© UNICEF/NYHQ2014-0876/Bindra国内避難民のために水と衛生の支援を行う女性の話を聞くミア・ファロー親善大使。© UNICEF/NYHQ2014-0876/Bindra



中央アフリカで紛争の影響を受けている
子どもたちは230万人以上。子どもたちは、攻撃の直接の対象にもなって
きました。過去半年、毎日、武力衝突で
平均して少なくとも子ども1名が死傷
しています。栄養不良率は高く、武装
解除・動員解除・社会復帰省によると、
1万人もの子どもたちが武装勢力に関与
しているとみられます。
前年度就学していた子ども3人のうち、
ひとりは今年度学校に通えていません。

「安全を取り戻すには、国際社会による
支援が必要です。安定すれば、学校は
再開され、子どもたちは安全に学校に通えるようになります」

カトリーヌ・サンバパンザ・中央アフリカ暫定大統領と面会した際、ファロー親善大使
は、治安と教育の重要性を強調しました。また、基本サービスを利用できるようになれば、
住民たちが生活を再建し、子どもたちはより明るい未来へ希望を抱けるとして、基本
サービスが直ちに必要とされていることも訴えました。

ユニセフは、これまでに同国で子どもたち4万3,000人以上に学用品を提供し、今年初め
以降、2万4,000人の子どもたちに臨時の学習スペースを設置しました。また、マラリア
予防のための殺虫処理を施した蚊帳の配布、安全な飲料水の提供、妊娠中の女性への
HIVカウンセリング、子どもへのポリオとはしか予防接種の実施を含む保健サービス
にも取り組んできました。1月以降、重度栄養不良の治療を受けた5歳未満の子どもは
1万人以上に上ります。

紛争が始まって2年以上。人道支援ニーズが高まる一方で、活動資金は限られています。
子どもたちの命を守るには、喫緊にさらなる支援が必要です。

栄養不良の治療を受ける子どもや母親と面会。© UNICEF/NYHQ2014-0884/Bindra栄養不良の治療を受ける子どもや母親と面会。© UNICEF/NYHQ2014-0884/Bindra


■ 参考情報:
中央アフリカでのユニセフの活動について
1968年より活動を開始。ユニセフは、
水と衛生、栄養、教育、保健、予防接種、
子どもの保護の分野で、主導的に活動し、
支援を実施。スタッフ数は現在150名で、
他の国連機関やNGOとパートナーシップを
組んで活動し、同国での人道支援を拡大。
資金不足が深刻で、現在ユニセフが取り
組む地域緊急支援のなかで、最も資金難に
ある。2014年、中央アフリカの子ども
たちへの人道支援のために、8,100万米
ドル(約82億6,200万円※1米ドル=102円
で換算)の資金を要請しているが、
これまでに提供された資金は約37%の3,000万米ドル(約30億6,000万円 ※換算値同上)にとどまる。




■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Rahel Vetsch, UNICEF Bangui, Tel: +236 7000 9724, r.vetsch@unicef.ch
Laurent Duvillier, UNICEF Dakar, Tel: +221 77 740 35 77, lduvillier@unicef.org
Najwa Mekki, UNICEF New York, Tel: +1 212 326 7448, nmekki@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp):

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URL
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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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