ブラッド・ピットが過激なダークヒーローを演じる。一体どうなってしまうのか!?「ファイト・クラブ」10月10日(土)よる7時~BS12 トゥエルビで放送
全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)は毎週土曜よる7時~を「土曜洋画劇場」と題し、世界の名作・佳作を選りすぐって放送しています。10月10日(土)は、デヴィッド・フィンチャー監督が手掛ける問題作『ファイト・クラブ』(1999年・米)をお届けします。
1.映画「ファイト・クラブ」
スリルと暴力を求める男が集うファイト・クラブなる秘密集会。やがてそのクラブは恐るべきテロ組織へと変貌を遂げていく…。「セブン」のブラッド・ピットとデヴィッド・フィンチャー監督が再びタッグを組み、実際に世界各地にファイトクラブが発生する事態を引き起こしたカルトムービー。 (英語・日本語字幕)
■監督:デヴィッド・フィンチャー
■出演:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム=カーター、ジャレッド・レト 他
■コピーライト:© 1999 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
★今後のラインナップなどはこちらから→https://www.twellv.co.jp/program/drama/doyou-youga/
2.みどころ(映画評論家・立花 珠樹 氏)
■悪夢の世界、強烈なダークヒーロー
デヴィッド・フィンチャー監督『ファイト・クラブ』は、殴り合う男たちを描いた単純な映画ではない。エドガー・アラン・ポーの恐怖小説のような魅惑的な悪夢の世界に引きずり込まれる作品だ。
主人公は保険会社の社員「僕」(エドワード・ノートン)。北欧家具と人気ブランドの洋服に囲まれ、優雅な独身生活を楽しんでいるようだが、なぜかひどい不眠症に悩んでいる。
「僕」は、がん患者の集まりに病人のふりをして潜り込む。悲痛な告白を聞いて一緒に泣いた後は、気持ちよく眠れるからだ。だが、自分と同じく幾つもの患者の会に参加している女性マーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)に気付いたことで、再び不眠症になってしまう。
そんな「僕」の人生は、出張帰りの飛行機の中で、タイラー(ブラッド・ピット)という一風変わったハンサムで精悍(せいかん)な男と出会ったことから、大きく変わっていく。タイラーと激しい殴り合いをした後に、暴力が精神を浄化し、自己を解放することを実感したのだ。やがて、それに共感する男たちが「僕」の周りに集まり始め、タイラーと「僕」は「ファイト・クラブ」という地下組織を運営するようになる。
ノートンが実に巧みな演技を見せる。だが、最大の魅力は、ブラピが演じるタイラーだ。偽善や物質文明への激しい怒りを表明し、破壊と騒乱をあおるタイラーは強靱(きょうじん)な肉体と強い意志を持ち、過激に輝いている。昨年大ヒットした『ジョーカー』にも連なるダークヒーローと言えるだろう。
■BS12 トゥエルビについて■
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