AQ Group 本社機能を関東交通網の中心・埼玉県さいたま市に移転
社屋は「日本初※の普及型純木造８階建てビル」 本社に研究施設と顧客用体験型施設を一体化！
株式会社AQ Group（本社：埼玉県さいたま市、代表取締役社長：宮沢 俊哉）は、2024年5月1日、本社機能を埼玉県さいたま市に移転し業務を開始いたします。新社屋となる建物は、日本初※の純木造８階建てビルで、普及型の中規模木造建築のプロトタイプとなっており、近郊には15,000㎡超の木造建築技術研究所を所有し、中規模木造建築の普及を加速します。
関東交通網の中心 埼玉県さいたま市へ
弊社は1978年に埼玉県で創業し、今年45周年を迎えました。2007年に本社を東京都新宿区へ移転。本年再び本社を創業の地 埼玉県へと移します。本社を構える埼玉県さいたま市西区は、弊社の関東地区拠点の中心にあり、国道４号、16号、17号などの幹線道路をはじめ、関越、東北、常磐、外環、圏央道、首都高など高規格道路へのアクセスが容易で、各拠点から最大でも90分で移動できます。また鉄道は、本社の最寄り駅となる大宮駅には、東北・北海道、上信越、北陸方面や首都圏の各地域を結ぶ新幹線6線、在来線7線が乗り入れ、新幹線を使えば、東北や北陸など東日本の多くの都市へ2時間以内でアクセス可能。日本屈指のターミナル駅であり、都心や東日本の多くの都市への鉄道アクセスが充実しております。これまで以上に各拠点との連携を強化し、事業成長を図ってまいります。
グループ事業・研究機能を本社に集結、
旧本社(新宿)と費用同等で面積は8倍以上、広大な敷地を生かし技術力を磨く
AQ Group本社には、基幹事業の注文住宅事業の他、リフォーム事業や分譲事業など、これまで分散していたグループ事業を集結。事業部間のシナジーを生み、事業拡大・拡張を図ります。また、本社ビルが建築された土地は、8000㎡を超える広大な敷地を保有。今後は本社ビル以外に研究施設や試行棟、モデルハウスなどを考案しております。これまで、実験や研究を行う場合は遠方に足を運び、時間と費用を費やしてきましたが、本社機能と研究施設を一体化した仕組みを作ることで、これまで以上に技術を磨きます。さらに今後、東名阪の支店にも同様の仕組みの拡大を図ります。
また、弊社本社から車で約15分、埼玉県上尾市に15,000㎡超の木造建築技術研究所を所有。この研究所は、弊社の技術開発の場となり、戸建て住宅から中規模木造建築の大規模な研究や開発、技術革新の加速をめざして活用されます。
リアルニーズに応える 完全予約制 自社ショールームを併設
本社ビル内には、完全予約制の自社ショールームを併設し体験型施設を設けます。コロナ渦が明け、近年はオンラインでの情報収集が加速した一方で、一生に一度の大きな買い物と言われる注文住宅を検討する中では、住宅の品質や実際の素材の質感を確認するなど、リアルで体感・体験したいというニーズも少なくありません。アフターコロナのリアル体験の需要増大に応える、体験型施設を併設いたします。ショールームは今秋の完成を予定しております。
また、本社敷地内や近接する弊社の木造建築技術研究所には、研究施設のみならず、試行棟やモデルハウスを建築し、ハイブランド住宅からローコスト住宅まで様々な住宅をご見学いただく大規模施設の考案を進めております。多角化する顧客ニーズに対応し、弊社施設に来場した方は自分に合った住宅を見つけることが可能となります。
本社ビルは「日本初※の普及型純木造８階建て実証実験ビル」
AQ Group 本社ビルは「日本初※の普及型純木造８階建てビル」。普及できる構法と価格帯の実証実験ビルとして完成いたしました。2021年3月より計画がスタートし、完成まで約3年。純木造ビル8階建てという誰も挑んだことのない先駆的な建築で実例がなく、特に耐震・耐火・耐久性能で国が定める基準をクリアすることと、「木のあらわし」を生かすことのバランスが最大の課題でしたが、実物大耐震実験や川崎５階建ての建築・施工工程の事前検証を繰り返し、構造設計者をはじめ、ゼネコン、プレカット工場、大工など、工程に携わるすべての有識者の知恵を結集し完成しました。
この純木造8階建てAQ Group本社ビルは、坪145万円で、大手ゼネコンによる先導的な木造ビルに比べると約1/2。鉄骨鉄筋コンクリート造の約3/4と大幅に建築費を抑えられることを実証。特殊な技術や部材を使わず、中小ゼネコンや工務店でも建築できる木造ビルのプロトタイプとして、今後の純木造中規模建築物の普及に向けて取り組みを行ってまいります。
今まで中規模木造建築に向けた研究開発にご賛同及びご協力していただいた方々、市場の鉄筋コンクリート造から木造へのスイッチにチャレンジする地域の工務店や中小ゼネコンに対して「フォレストビルダー」として仲間を募り、「普及型純木造ビル」を全国に広め、地球規模の課題であるカーボンニュートラル社会の実現を目指します。
■本社移転概要
住所：埼玉県さいたま市西区三橋五丁目976番地1
代表番号：048-620-4500
■建物概要
構法：木造軸組工法による耐震構造
面積：延床面積 6076.52㎡、建築面積909.41㎡、
施工面積：6165.95㎡（吹抜含）
高さ：最高高さ 30.93ｍ、基準階 階高 3.8ｍ
用途：事務所
新社屋木材使用量：1695㎥ （国産材率：36.6% ）
収容人数：470名程度
※日本初 ※日本に木造の街並みを復興する拘り
①純木造8階建の耐震工法（免振装置を使わない）
②構造体を木のあらわしで使用している面積割合
③工期最短：6000㎡超えの純木造で17ヵ月
④価格最小：今までの木造ビル建設費の1/2の費用（坪145万円）
（2024年4月 自社調べ）
弊社は、住宅業界の発展、純木造8階建てビル新社屋をはじめとする中規模木造建築の新たな挑戦や、SDGsへの積極的な取り組みなど、「日本の住まいづくりを変える」という想いを胸に、常識にとらわれず挑戦をし続けてまいります。
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