学生向け出張講座「UXとウェブアクセシビリティの基礎講座」がHCD-Net Award 2023 優秀賞を受賞

〜学びの場から、日本の"働く"をアップデートする「働くの学び舎」プロジェクトが運営〜

SmartHR

2024年3月13日 11時00分

　株式会社SmartHR（本社：東京都港区、代表取締役CEO：芹澤雅人、以下「当社」）が運営する「働くの学び舎（はたらくのまなびや）」で実施している学生向け出張講座「UXとウェブアクセシビリティの基礎講座」が、人間中心設計推進機構の主催する「HCD-Net Award 2023」で優秀賞を獲得しました。

　「HCD-Net AWARD 2023」は、多くの人々が便利で快適に暮らせる社会づくりを目指して、企業の優れたHuman Centered Design（人間中心デザイン）やUXデザイン（ユーザーエクスペリエンスデザイン）の活動における共有価値の高いナレッジ・ノウハウを集め表彰し、社会に還元することを目的としたアワードです。アワードでは人間中心デザインの専門家や有識者による審査を経て、4つの取り組みが最優秀賞・優秀賞・特別賞を受賞しました。

　今回優秀賞を受賞した「UXとウェブアクセシビリティの基礎講座」は、2022年7月よりスタートした共創プロジェクト「働くの学び舎」による取り組みです。当社がクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の開発を通して培ったウェブ開発の知識や経験を、未来のものづくりを担う若者に向けて共有する学生向け出張講座として、これまで5校で計165名を対象に開催いたしました。講義では「誰もが使える製品」について解像度高くご理解いただけるよう、座学だけではなく、複雑なUXの概念を直感的に感じるワークショップや、障害を持つユーザーを疑似体験するワークショップなどを盛り込んでいます。当社が実際のユーザーと向き合う中で積み上げた知識や経験を、開発に従事する当社社員が講師となってお伝えすることで、企業ならではのリアリティのある学びの場を創り上げています。

　この度の受賞では、当社のコーポレートミッションや提供サービスに密接に結びついた取り組みであり、教育コンテンツとして実際の製品開発に基づいて設計されていること、また知識の伝達にとどまらず学生の意識変容に繋がっている点が評価され、優秀賞を獲得しました。なお、本講座の詳細については以下のブログ記事をご覧ください。

未来へつなぐ経験のバトン ~ 「誰もが使える」を目指すSmartHRのものづくり ~

　当社は、この取り組みを通して未来に生み出されるサービスや製品がよりよい形となり、誰もがその人らしく働ける社会が実現されることを目指し、今後も当社のナレッジを広く積極的に共有してまいります。

■ 働くの学び舎について

　株式会社SmartHRが運営する、働くことについて学び・知る機会を共創するプロジェクトです。本プロジェクトは、日本の"働く”をアップデートするため、働き方につながる知識と経験を社会と共有し、誰もがその人らしい働き方の選択肢を学べる機会づくりを行っています。取り組みでは、複雑な人事・労務対応や法改正の知識を実務に沿って体系的に学べる実務担当者向け「人事労務マイスター検定」の運営をはじめ、全国各地の大学・高専を中心に学生向け出張講座「働くの学び舎 for Students」を実施。SmartHRならではの知識や経験を活かしながら、双方向のコミュニケーションを大切にした学びの場を共に創っています。

働くの学び舎ウェブサイト

■ 株式会社SmartHRについて

　2013年1月23日設立。2015年11月にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供開始。雇用契約、年末調整などの人事・労務業務をペーパーレス化し業務効率化を実現する機能にくわえ、人事評価、配置シミュレーションなど蓄積された情報を活用し組織戦略を支援するタレントマネジメント機能を提供しています。さらに様々な機能を持つアプリケーションと「SmartHR」が連携し、個社ごとのカスタマイズを実現するアプリストアサービス「SmartHR Plus」も運営。個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。

　SmartHRは、労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会の実現を目指し、働くすべての人の生産性向上を後押ししています。