予実管理で“脱・表計算ソフト”が進む!現使用者の8割も「効率的な仕組み」を望んでいる

カオナビが「予実管理に関する調査」を実施

株式会社カオナビ

 経営データをリアルタイムで可視化する予実管理システム「ヨジツティクス」を提供する株式会社カオナビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:佐藤 寛之)は、「予実管理に関する実態調査」を実施しました。

 その結果、予実管理に表計算ソフトを利用している人が49.5%に留まり、過半数がSaaSなどに移行していることがわかりました。また、現在も表計算ソフトを使用している人のうち8割が「より効率的な仕組みに変えたい」と回答しており、予実管理の分野において今後さらにDXが加速する可能性があることが明らかになりました。

■ 調査サマリ

調査結果① 全体の約5割で“脱・表計算ソフト”が進んでいる

調査結果② 表計算ソフトにおける課題は、「入力・集計作業が手動で時間がかかる」「データが属人化していて、担当者以外分からない」など

調査結果③ 表計算ソフト使用者も約8割が「効率的な仕組み」を望んでいる

■ 調査概要

調査対象:予実管理を担当している男女600名

調査期間:2025年7月18日(金)~2025年7月22日(火)

調査方法:WEBアンケート方式

※回答の構成比は小数第1位もしくは第2位を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%にはなりません。そのため、グラフ上に表示される構成比での計算結果は、実際の計算結果とずれが生じる場合があります。

■ 調査結果

① 予実管理のツールにおいて、全体の約5割で“脱・表計算ソフト”が進んでいる(n=600)

 現在使用している予実管理ツールについて質問したところ、最も多かったのは「表計算ソフト(Excel・Googleスプレッドシート)」で、全体の49.5%(297人)が使用していると回答しました。「SaaS」(22.8%)や「自社開発システム」(25.0%)といったシステムを使用している人が合計で50.5%を占めており、すでに過半数がDXに踏み出しているという結果も示されています。「その他」と回答した人は2.7%にとどまり、予実管理ツールは主に「表計算ソフト」「SaaS」「自社開発」の3種類に集約されている状況です。

② 表計算ソフトにおける課題は、「入力・集計作業が手動で時間がかかる」など(n=297)

 表計算ソフトを使って予実管理を行っている297名に対し、課題として感じている点を複数回答で尋ねたところ、最も多く挙がったのは「入力・集計作業が手動で時間がかかる」(43.4%)でした。次いで、「ファイルが重く、開くのに時間がかかる」(37.4%)、「データが属人化していて、担当者以外分からない」(33.3%)が続き、作業の煩雑さと人依存による運用リスクが、現場で強く認識されていることが分かりました。「削除・上書き、数式ミスなどヒューマンエラーが起きやすい」(21.5%)や、「ファイルの配布回収に時間がかかる」(19.2%)、「バージョン管理が煩雑でどれが最新版か分かりづらい」(17.5%)といった項目も多く、情報の一元化や管理の正確性に関する課題も広く共有されている実態が浮き彫りとなりました。

③ 表計算ソフト使用者も約8割が「効率的な仕組み」を望んでいる(n=297)

 表計算ソフトを使って予実管理を行っている297名に対し、「より効率的な仕組みに変えたいと思うか」を尋ねたところ、「強く思う」(32.0%)と「やや思う」(50.8%)を合わせて、実に82.8%が“脱・表計算ソフト”への意向を持っていることが明らかになりました。一方で、「今のままでよい」と回答したのは17.2%にとどまっており、現状の運用に満足している層は少数派に留まります。

■ 総括 

株式会社カオナビ ヨジツティクス室 室長・菅原 拓弥より

 本調査では、予実管理において過半数が表計算ソフトからSaaSなどのシステムに移行しており、DXが加速している現状が明らかになりました。また、表計算ソフト使用者の約8割が「効率的な仕組み」を望んでおり、手動作業による時間や属人化、ヒューマンエラーが課題として認識されています。この結果から、予実管理における効率化へのニーズが高く、今後さらなるシステム導入が進むと予想されます。

■ 予実管理システム「ヨジツティクス」について

 「ヨジツティクス」は、売上高、販売費及び一般管理費をはじめとする、損益計算書(P/L)などの経営データを一元化する予実管理システムです。クラウドで可視化することで、経営陣、経営企画、現場部門がリアルタイムで数字や状況を共有できるため、早く正確な経営判断が可能になります。

<ヨジツティクス :https://www.yojitsutics.jp/

■ 株式会社カオナビについて

 当社は、タレントマネジメントシステムのリーディングカンパニーとして、「“はたらく”にテクノロジーを実装し、個の力から社会の仕様を変える」というパーパスの下、テクノロジーによって一人ひとりの個性やスキルを理解することで、キャリアの自律や多様な働き方ができる社会を目指しています。

 利用企業数4,000社以上※のタレントマネジメントシステム「カオナビ」をはじめ、労務管理システム「ロウムメイト」や予実管理システム「ヨジツティクス」などを提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。 

※2024年12月末時点

<会社HP : https://corp.kaonavi.jp/

所在地 :東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F

設立  :2008年5月27日

代表者 :代表取締役社長CEO 佐藤 寛之

事業内容:タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、勤怠管理システム「ロウムメイト勤怠」、予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート

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会社概要

株式会社カオナビ

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URL
https://corp.kaonavi.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
電話番号
-
代表者名
佐藤 寛之
上場
未上場
資本金
11億4377万円
設立
2008年05月