横浜市の小学校にて「プロジェクター×プログラミング」によるプロジェクションマッピング体験の実証授業を実施
- 小学校6年生がプロジェクションマッピング作品づくりに挑戦 -
エプソン販売株式会社は、放送大学の中川一史教授・佐藤幸江客員教授、株式会社シムディレクト(東京本社:東京都千代田区/以下、シムディレクト)との共同研究活動の一環として、横浜市立荏子田(えこだ)小学校(青木勇校長)において、プロジェクターとプログラミングソフトの活用を通じたプロジェクションマッピング体験の実証授業を2020年10月2日(金)に実施しました。
教育現場へのプロジェクター導入が進む中、小学校でのプログラミング教育が必修化されたことから、エプソンではプロジェクターのさらなる活用方法のひとつとして、プログラミングとプロジェクションマッピングを組み合わせた授業の可能性を検討してまいりました。
今回、数々の空間演出を手掛けるシムディレクトをパートナーに迎え、パソコンを使って「アニメーション」「音楽」「写真」などを選択し組み合わせることで、プロジェクションマッピング作品が制作できるソフトウェアを共同で開発し、放送大学の中川一史教授および、佐藤幸江客員教授の監修・指導のもとプログラミング思考を育む取り組みとして実証授業を実施しました。
会場となった横浜市立荏子田小学校では、青木勇校長の「コロナ禍でも子供たちが生き生き学ぶ機会を作りたい」という考えのもと、プロジェクターによる迫力の大画面映像を通じて、驚きや感動の体験を提供したいというエプソンの考えに賛同いただき、今回実施の運びとなりました。
実証授業では、6年生を対象に「伝えよう感謝の気持ち、彩ろうプロジェクションマッピング」をテーマに、専用ソフトを使って制作したプロジェクションマッピングの作品を、ご家族への感謝の気持ちとして発表しました。
<実証授業の会場となった横浜市立荏子田小学校 浦部文也先生のコメント>
生徒たちは、コロナ禍で日々支えてくれたご家族への感謝の気持ちを、プロジェクションマッピングを使って表現しました。最初は、感謝の伝え方が難しい、恥ずかしいという気持ちが強くありましたが、試行錯誤しながらパソコンを操作し制作していくにつれて気持ちも高まっていき、良い発表ができました。コロナ禍でいろいろな活動が制限されている中、子供たちはプログラミング的思考でプロジェクションマッピングを創るという特別な経験ができ、またご家族への感謝を伝えるとても良い機会になりました。
<実証授業実施を、監修・指導した放送大学 中川教授のコメント>
パソコン画面とは違い、プロジェクターで大画面に投写することで、迫力のある授業が実践できました。今回は、ソフトウェアで「アニメーション」「音楽」「写真」を選択し組み合わせて表現することが、プログラミング的思考における「分解」「組み合わせ」「シミュレーション」が盛り込まれた内容になり、「想像と創造を育む活動」として良い授業だったと思います。
【今回の実証授業で使用した機器】
■プロジェクター「EB-L1490U」×2台
<商品の主な特長>
・明るさは9,000lm、レーザー光源搭載で鮮やかな4K相当の高画質
による迫力映像を実現。
・3年または20,000時間※の充実保証。
※3年または20,000時間の早い方となります。
商品詳細はこちら:https://www.epson.jp/products/bizprojector/ebl1000/
■超短焦点ゼロオフセットレンズ「ELPLX02W」×2個
<商品の主な特長>
・1m※の投写距離で134インチの大画面投写を実現。
最大1,000インチでの投写が可能。
・レンズシフト機能により、設置場所の自由度が広がる。
※レンズ面から投写面までの距離。
商品詳細はこちら:https://www.epson.jp/products/bizprojector/supply/elplx01/
■ソフトウェア
パソコンを使い「アニメーション」「音楽」「写真」などのコンテンツをそれぞれ選択し、3分間
のプロジェクションマッピング作品が制作可能。今回の実証授業用にシムディレクトが開発。
エプソンは、大型提示装置(プロジェクター)やプリンターなどの商品を、多くの学校現場でご利用いただいております。これからも学校現場でのICT機器の活用を提案してまいります。
以上
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