タクシーサイネージメディア「GROWTH」初の海外にネットワーク拡大、台湾でサービスを開始

〜 ベクトル台湾と現地約3,500台のタクシーで「GROWTH TAIWAN」始動。日本で培ったメディア開発・運用ノウハウを海外市場に提供 〜

株式会社ニューステクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役:三浦 純揮、以下当社)は、都内最大級※1のタクシーサイネージメディア「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH(以下「GROWTH」)」において、海外にネットワークを拡大し、台湾でサービスを開始することをお知らせします。2025年9月1日(月)より、株式会社ベクトル(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長CEO:西江肇司)が、台湾大手広告代理店・火星創集股份有限公司との合弁会社「新里程科技傳媒股份有限公司」を通じて「THE TAIWAN TAXI VISION GROWTH(以下「GROWTH TAIWAN」)」を運営します。

※1 東京特別区・武三交通圏における当社のタクシーサイネージネットワーク導入数は11,500台となります。 特別区・武三交通圏の法人タクシー26,983台(令和5年3月末時点関東運輸局調べ)に対して、約42%のカバー率を誇ります。

「GROWTH」海外にネットワークを拡大、「GROWTH TAIWAN」開始背景

「GROWTH」は、2019年4月よりサービスを開始して以来、累計500社以上の広告主様にご利用いただき、現在は都内を中心に約11,500台のタクシーでメディアを展開しています。広告コンテンツだけでなく、ビジネスパーソンの移動時間に新たなヒントを届ける情報コンテンツを放映し、新しい移動体験の創出に努めてきました。さらに2022年には、15.6インチ・Full HDの新型タブレットを新規開発し、UI/UXや広告配信の最適化を含む媒体リニューアルを実施。常に自らも成長とアップデートを続けながら、乗客体験と広告価値の向上に取り組んできました。

タクシーサイネージメディア「GROWTH」
車内空間イメージ

約6年間に渡りサービス改善と事業拡大を図りながら、新たな価値創出と成長の機会を探る中で、東京と市場特性が近い台湾に着目しました。台湾は、配車アプリの普及により都市部でのタクシー利用率が高く、「LINE GO」は会員数480万人 、「yoxi」の会員数150万人を突破しています。利用者層としては、女性高所得層と管理職のビジネスパーソンへのリーチに優れており※2、都内のタクシー広告市場とも親和性が高い環境を有しています。

こうした市場特性と成長可能性を踏まえ、この度正式にサービス参入を決定しました。具体的には、メディア運営方針の策定からセールスメニューの設計、サイネージの開発・設置、配信システムの構築に関する知見・技術を提供します。

ベクトルグループの海外支社であるベクトル台湾の現地ネットワークとPRノウハウを活かすことで「GROWTH」の提供価値を最大化し、広告主様、パートナー企業様、現地のタクシー事業者様やタクシー利用者様に対して、新たな価値と移動体験を届けてまいります。

※2 ベクトル実施調査(2025年1月)の火星創集のモニターを対象に、台北北部在住の20代~60代の男女1510名にタクシー利用についてヒアリング。

「GROWTH TAIWAN」メディア概要

台湾の都市部を走行するタクシー後部座席に12.5インチ・2K相当の高画質タブレットを搭載し、動画広告を配信するタクシーサイネージメディアです。東京都内で約11,500台と連携する「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」の台湾展開版として、都市部を移動する高所得層を中心とした乗客に向け、タクシーというパーソナル空間で高精細な映像と没入感のある広告体験を提供します。広告は週単位で出稿可能で、10秒/20秒/30秒の動画フォーマットに対応。視聴数や配信時間帯を可視化した効果レポートにより、精度の高いPDCA運用を支援します。今後は配車アプリとの連動型ターゲティング広告や、NFC・QRコードを活用したOMO施策にも展開予定です。まずは3,500台からサービスを開始し、3年以内には7,000台規模まで拡大を目指します。

開始時期  |2025年9月1日(月)
主体    |新里程科技傳媒股份有限公司(ベクトルと火星創集の合弁会社)
対象エリア |台北市・新北市・基隆市、桃園市、高雄市(左營駅周辺)
車両数   |約3,500台(LINE GO/yoxi車両)

台湾北部での展開対象都市は、台北市・新北市・基隆市・桃園市。 yoxiは、上記北部エリアに加え、高雄市の新幹線口(左營駅)を含むタクシーに導入予定。 LINE GOは、台湾北部エリアのみを対象とした展開を予定しています。

【LINE GO・yoxiについて】

「LINE GO」は、台湾の大手自動車製造グループ「裕隆グループ(Yulon Group)」とLINE Taiwanの合弁によって設立されたMaaS統合エコシステム・プラットフォームです。本サービスはLINEアプリとシームレスに連携でき、スムーズなユーザー体験を提供し、スマートモビリティ分野で大きな影響力を持っています。主なユーザー層は、若年層やデジタルリテラシーの高い消費者です。

「yoxi(ヨクシー) 」は、台湾の大手自動車関連グループ「和泰グループ(Hotai Group)」が開発した次世代型スマート配車プラットフォームです。和泰グループは、TOYOTAの台湾における総代理店であり、タクシー業界のデジタル変革・高度化を推進する理念のもと、車両管理と配車サービスを統合した包括的なプラットフォームを開発しました。TOYOTAの車両をベースに、サービス品質と運用効率を管理し、ビジネスユーザーや海外旅行者から高い信頼を得ています。

ニューステクノロジー 代表取締役 三浦 純揮コメント

今回「GROWTH」初となる海外ネットワークの拡大に至るまで、多大なご協力をいただいた関係者の皆様、そして共に歩んでくださったパートナー企業の皆様に、心より感謝申し上げます。

台湾は、都市部でのタクシー利用率が高いほか、配車アプリの普及状況やタクシー利用者の属性など、都内のタクシー広告市場との親和性の高さを感じています。私たちは、この市場に大きな可能性を感じており、日本で培ったメディア運営のノウハウとベクトル台湾の現地ネットワークを融合し、事業の浸透と成長を加速させていきます。

また「GROWTH」は、関わる企業やサービスのGROWTH(=成長)を後押しする存在で在りたいと考え、サービスを名付けましたが、それは広告主だけでなく、共に事業を創るパートナー企業も同様に捉えています。今後も既存の枠に捉われずに自らアップデートを続け、新たな価値創出を通じてタクシー広告市場の活性化並びに各ステークホルダーへの貢献を目指してまいります。

株式会社ニューステクノロジー

株式会社ニューステクノロジー

会 社 名 :株式会社ニューステクノロジー
住 所  :東京都港区南青山三丁目1番34 3rd MINAMI AOYAMA 10階
設 立 :2014年10月1日
代 表 者 :三浦 純揮
資 本 金 :2,000万円
事業内容 :モビリティプラットフォーム事業(東京都知事登録旅行業第2-8387号)・メディア事業・コンテンツクリエイティブ事業・職業紹介事業(有料職業紹介事業許可番号:13ーユー317085)
HP   :https://newstech.co.jp/


新里程科技傳媒股份有限公司
会 社 名 :新里程科技傳媒股份有限公司(New Milestone Co., Ltd.)
住 所 :台北市中山區民生東路二段145號6樓
設 立 :2025年4月21日
代 表 者 :木下 研生
資 本 金 :75,000,000元
事 業 内 容 :コンテンツクリエイティブ事業、メディアアカウント事業、サイネージ事
U R L :https://www.growth-taiwan.com/

■株式会社ベクトル

会 社 名 :株式会社ベクトル

住 所 : 東京都港区赤坂 4-15-1 赤坂ガーデンシティ 18F

設 立 :1993 年 3 月 30 日

代 表 者 : 西江 肇司

資 本 金 :3,038百万円(2024年2月現在)

事 業 内 容 :PR事業、プレスリリース配信事業、ダイレクトマーケティング事業、メディア事業、HRTech 事業、デジタルマーケティング事業、インベストメントベンチャー事業

U R L : http://www.vectorinc.co.jp/

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会社概要

URL
https://newstech.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区南青山3-1-34 3rd MINAMI AOYAMA 10F
電話番号
03-5544-8775
代表者名
三浦純揮
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2014年10月