リーガルテック社、AIエージェント実装のTokkyo.AI、航空宇宙・防衛部品メーカー向けに知財化AIの導入を本格展開
~その微細加工は、守られていますか?~

2025年6月30日 リーガルテック株式会社(本社:東京都、代表取締役:佐々木 隆仁)は、航空・宇宙・防衛部品製造に関わる高精度加工や構造技術を、特許・意匠として体系的に保護するAIエージェント搭載の知財支援プラットフォーム「Tokkyo.AI」の業界展開を開始しました。これにより、日本の精密技術を“文書化・差別化・防衛”する戦略的知財化を支援します。
■ 背景:日本の製造技術が“知財の空白地帯”にある現実
航空・宇宙・防衛分野で求められる
• ミクロン単位の切削/研削技術
• 軽量・強靭な複合材の組成ノウハウ
• 振動制御・熱耐性を意識した機構設計
といった技術は、日本企業の強みでありながら、
現場の暗黙知として属人化し、知財化されていないケースが多数存在します。
• 国際共同開発での技術流出リスク
• 下請企業の技術が大手OEMの特許に吸収されてしまう構造
• 防衛装備・衛星搭載技術の「誰が保有者か」問題
これらの課題は、“知っているが守れていない”技術の多さに起因しています。
■ 解決策:Tokkyo AIエージェントが微細加工・構造技術の知財戦略化を実現
Tokkyo.AIは、開発現場にある構造設計・製造条件・素材処理ノウハウなどの膨大な技術情報をAIエージェントが解析し、特許出願案・競合比較・差別化ポイントの可視化を支援するシステムです。
・ 特許出願案の自動生成
・ 競合比較・差別化ポイントの抽出
・ 知財戦略の立案
・ 知財部門や経営層へのフィードバック
といった業務を対話型AIエージェントが24時間支援します。

■ 主な機能
・ 加工条件・設計仕様からの請求項案/明細書草案の自動生成
・ 海外特許DB照合によるリスク/チャンス技術の抽出
・ 契約・共同出願・早期審査等の知財部門支援アドバイス
・ 「どの技術をどう守るべきか?」を専門AIエージェントが即時回答
■ 導入例
Tokkyo.AIのAIエージェントを導入することで
・ 自社のセラミック複合材用加工プロセスを“技術群”として整理・出願方針をAIエージェントが提案
・ 同一領域の特許と重複がないかAIエージェントが自動判定し、差別化ポイントを強調
・ 国際開発契約の交渉において、ライセンス条項案をAIエージェントが即時生成
■ 導入メリット
• 暗黙知・図面・研究メモに眠る技術をAIエージェントが資産化し、文書として自動保護
• OEM/研究機関との契約交渉での知財強化・交渉力向上
・ Tier2〜3企業でも「質問するだけ」で使えるシンプル操作、短期間で活用モデル
■ 今後の展望
今後は、防衛装備庁・JAXA・共同開発企業との連携を見据え、
• Tokkyo.AIでの共同開発IP管理機能
• AI孔明との連携による“技能 × IP”の融合化
• 中堅加工企業・装備開発クラスターへの一括導入支援
を推進してまいります。
“技術は強さ、知財は盾。AIエージェントはその盾の頭脳です。”
Tokkyo.AIは、見えない技術力に“守る力”を与える、日本製造業の盾になります。
■リーガルテック株式会社について
会社名: リーガルテック株式会社
設立: 2021年3月
資本金:3億8,000万円(資本準備金含む)
代表取締役社長: 佐々木 隆仁
所在地: 東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
URL: https://www.legaltech.co.jp/
事業内容:
知的財産とリーガルテック分野において、最先端のAI技術を活用した多様なサービスを提供しています。プライベートAI特許管理システム「MyTokkyo.Ai」の提供をはじめ、知財ポータル「Tokkyo.Ai」の運営、知的財産の取引を支援する「IPマーケットプレイス」、オープンイノベーションを促進する「Innovationマーケットプレイス」を展開し、企業の知財戦略を強力にサポートしています。また、機密情報を安全に管理・共有できる「リーガルテックVDR」や、知財契約管理を効率化する「keiyaku.ai」、オンライン商標サービス、さらに知財判例・訴訟検索を可能にする「LegalSearch」を提供し、知的財産の管理・活用を総合的に支援しています。
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