12/26(金)公開 ナショナル・シアター・ライブ『インター・エイリア』のトークイベント付き先行上映イベントの開催が決定!12/25(木)にTOHOシネマズ日比谷で実施します。
先行上映イベントでは、本編上映後にトークイベントを開催します。トークイベントのゲストには、本作で描かれる物語について、ご自身も仕事と育児の両立をしてきたフクチマミさんと井上優さんをお招きします。

本作は、判事として活躍しながら子育てに奮闘する女性ジェシカが、母親業と仕事の両立を目指して日々奮闘するも、男性優位な社会で女性たちが抱える仕事へのプレッシャーと、完璧にこなして当たり前という前提の育児に翻弄され、ついにある出来事をきっかけに、親として、そして判事として難しい局面に立たされる・・・という話です。
『インター・エイリア』予告編
本作のストーリーでは”親として正しい行いとは何か?”ついて観客へ問う側面があります。そこで、ゲストには仕事と育児の両立の経験をお持ちで、父親・母親の違う立場のお二人をお招きし、本作について意見を交わしていただこうと思います。
《先行上映イベントの詳細》
日時)12/25(木) 18:30 スタート(本編上映後にトークイベント) 終了は20時50分頃を予定
場所)TOHOシネマズ 日比谷
ゲスト登壇者)フクチマミ(漫画家・イラストレーター)、井上優(明治大学文学部教授)*敬称略
座席売り出しスケジュール)12/22(月)24:00〜TOHOシネマズ 日比谷HPにて開始
----------------- ゲストプロフィール-----------------

フクチマミ
漫画家・イラストレーター。
日常生活で感じる難しいことをわかりやすく伝えるコミックエッセイを多数刊行している。
著書に『マンガでおさらい中学英語』シリーズ(KADOKAWA)ほか、『マンガで読む 子育てのお金まるっとBOOK』(新潮社)、『晩ごはん症候群』(主婦の友社)、『おうち性教育はじめます』シリーズ(KADOKAWA)などがある。

井上優
明治大学文学部教授。演劇理論、西洋演劇史研究。近年は岩田豊雄の業績の再評価、近代日本におけるシェイクスピア移入史などを主に研究対象にしている。明治大学のシェイクスピア上演(明治大学シェイクスピア・プロジェクト)をコーディネイターとして統括・指導。国際演劇評論家協会日本センター会員。日本演劇学会理事。

12/26(金)より、以下の劇場で公開が始まります。
公開情報
12/26(金)〜
TOHOシネマズ 日比谷
シネ・リーブル池袋
TOHOシネマズ ららぽーと横浜
ミッドランドスクエア シネマ
大阪ステーションシティシネマ
札幌シネマフロンティア
熊本ピカデリー
作品概要
『インター・エイリア』(原題:Inter Alia)
作:スージー・ミラー/演出:ジャスティン・マーティン
上映時間:1時間52分(休憩なし)
出演:ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』『パーフェクト・ケア』)、ジェイミー・グローヴァー(『ウォータールー・ロード』『ハリーポッターと呪いの子』)、ジャスパー・タルボット(『ブロードチャーチ ~殺意の町~』)
ストーリー:判事として活躍するジェシカは子供を支える母親でもある。ある日、仕事と母親としての立場の両方に重圧がかかる出来事が起こるが、果たして彼女は乗り越えられるのか?!
HP: https://www.ntlive.jp/interalia

作家スージー・ミラーより
―― 判事であるということについて(『インター・エイリア』本国プログラムより抜粋)
ラテン語の inter alia は「その他のことの中で」という意味で、法律の世界で使われる用語です。しかし、ここでは働く女性たちが日々の暮らしをどのようにやり繰りしているかを象徴しています。
女性たちは仕事においても並外れて努力していますが、それは「その他のこと」との両立のうえに成り立っています。その「その他」とは、家族の生活を調整すること、心の負担を引き受けること、家事をこなすこと、急な出来事に備えることなどです。ある女性はこう話してくれました――「私は自分の人生を、他の人たちの人生の“隙間”で生きているんです」と。彼女は仕事をしながら、学校に着ていく服やお弁当、食事の準備、送り迎え、さらに家に来る業者への対応まで背負っているのです。
母親であること、妻であること、職業人であること、そして社会の中の一人の女性であること――その間にある目に見えない境界線を、女性たちは常に行き来しなければなりません。その重なりや相反する期待は、最善を尽くしても困難であり、しばしば圧倒されるものです。さらに女性にはもう一つの層が加わります。それは、「すべてをやり遂げようとする女性」への社会的な評価のまなざしです。
作中のジェシカは“判事”であると同時に、“評価される側”でもあります。母親として、選択の仕方として、働く時間として、女性らしさとして、フェミニズムとして、パートナーとして――あらゆる点で彼女は判断されるのです。そして、多くの女性がそうであるように、ジェシカ自身もまた自分を“裁いて”いるのです。
今後のNTLiveの上映作品
東京 Morc阿佐ヶ谷
上映中~12/11(木) 『欲望という名の電車』
https://www.morc-asagaya.com/film/ntlive-yokubou/
高知県立県民文化ホール〈グリーンホール〉
12/15(月)のみ2回(13:00/18:30)上映 『真面目が肝心』 https://kkb-hall.jp/event/cinema_biyori_detail.cgi?event_id=2532
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