デル・テクノロジーズとエリクソン、戦略的パートナーシップを発表 通信ネットワークのクラウド変革を加速

当資料は、2024年5月23日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文:https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2024~05~dell-technologies-and-ericsson-form-strategic-partnership-to-accelerate-telecom-network-cloud-transformation.htm#/filter-on/Country:en-us

ニュースの概要
・デル・テクノロジーズとエリクソンが協働して、通信事業者(CSP)のクラウド変革を支援 ― カスタマイズしたネットワーク クラウド インフラストラクチャー プランを策定し、アドバイスを提供
・「Dell PowerEdge」サーバーにエリクソンのクラウドRANソフトウェアを商用導入し、継続的なテストおよびライフサイクル管理を提供
・両社の共同サービスによって、ネットワーク事業者に一貫した統合ネットワーク インフラストラクチャー サポートを提供
・MeriTalk社とデル・テクノロジーズの調査では、CSPの96%が自社のネットワーク変革戦略が遅れていると回答 ― デル・テクノロジーズとエリクソンは、この課題の解消に向けて新たなパートナーシップを締結


2024年5月23日、米テキサス州ラウンドロックおよびスウェーデン・ストックホルム発
デル・テクノロジーズおよびエリクソン(NASDAQ: ERIC)は、戦略的パートナーシップを発表しました。これにより、両社の業界への深い専門知識と通信ソフトウェア、ソリューション、サポートを統合して提供し、CSPによる無線アクセス ネットワーク(RAN)のクラウド変革を支援します。

CSP各社は、ネットワークの信頼性を維持したまま経済性と俊敏性を高めるために、ネットワーク クラウドと運用の変革に注目しています。デル・テクノロジーズの委託によるMeriTalk社の最新調査によると、CSP10社中9社が、自社の生き残りにとってネットワークの変革は不可欠であると述べています。その一方で、調査対象のCSPの96%が、自社のネットワーク変革に対するビジョンがさまざまな要因によって遅れていると回答し、その要因として、時間と予算の制約や信頼性とセキュリティーに関する懸念などを挙げており、顧客にモダン ネットワークを提供する上での障壁になっています(*1)。

デル・テクノロジーズとエリクソンのパートナーシップは、CSPと連携して両社の統合ソリューションとサポートを活用することで、信頼できるシンプルなOpen RANベースのネットワーク クラウド変革戦略を策定して、これらの課題を解消することを目的にしています。

デル・テクノロジーズの通信システム ビジネス担当シニア バイスプレジデント 兼 ジェネラル マネージャー、デニス ホフマン(Dennis Hoffman)は、次のように述べています。「CSPの皆様には、ネットワーク クラウドを変革する基盤を構築し、ビジネスの成長を促進する絶好の機会が広がっています。当社とエリクソンのコラボレーションによって、数十年にわたるデジタル変革(DX)の経験とノウハウが融合されることで、ネットワーク事業者の皆様がネットワークと運用の変革を促進して、ビジネスにプラスの効果をもたらす上で欠かせない完全なプランとテクノロジーを提供します」

エリクソンの上席副社長 兼 ネットワーク事業部門総責任者 フレドリック・イェドリング(Fredrik Jejdling)は、次のように述べています。「デル・テクノロジーズとの緊密なコラボレーションによって、クラウド ネイティブでプログラム可能なネットワークの開発がさらに発展し、通信市場に新たなアイデアと実践をもたらすことになるでしょう。長年にわたるコラボレーションを基盤にした今回の戦略的パートナーシップは、オープンRANベースの商用ソリューションを立ち上げる中で、私たちのクラウド化に向けた取組みをさらに強化するものです。クラウド ネイティブなネットワークでは、継続的な展開によって、高い頻度でアップデートし、新しい機能をロールアウトしていくことが可能になります。これによって、さまざまなクラウドRANテクノロジーの導入が容易になるとともに、新たな市場に向けて両社のポートフォリオの準備を整えることができます」

今回デル・テクノロジーズとエリクソンが新たに合意した内容は、以下のとおりです。

・両社が協力して、オープンなマルチベンダー環境への展開に伴うリスクを軽減しながら、ネットワーク アーキテクチャーと運用モデルについて、カスタマイズしたネットワーク クラウド変革プランを策定し、CSPにアドバイスを提供します。デル・テクノロジーズとエリクソンは、エネルギーの効率化を推進し、クラウドRANインフラストラクチャー運用を革新するソリューションを共同開発する予定です。
・「PowerEdge」サーバーにエリクソンのクラウドRANソフトウェアを商用導入します。このソリューションでは、デル・テクノロジーズがエリクソンのソリューション パートナーとして、継続的な統合テストとライフサイクル管理によって展開を高速化するとともに、運用環境においてアップデートとアップグレードに伴うリスクを低減します。
・デル・テクノロジーズとエリクソンは、統合ソリューションの共同サポートを基盤に、工場での検証からインストール、継続的な運用管理まで、展開プロセス全体を簡素化するサービスを共同開発します。


AT&T社のネットワーク責任者、クリス・サンバー(Chris Sambar)氏は、次のように述べています。「通信業界がクラウド ベースのオープン ネットワークを推進するためには、ベンダー各社が連携して、最低限のリスクでより多くの成長機会を創出できるソリューションを開発する必要があります。私たちがオープンRANの歩みを進めていく中で、継続的なイノベーションとコラボレーションに期待しています」

エリクソンとデル・テクノロジーズは、2023年に、クラウドRANソリューションを開発するためのコラボレーションを開始しました。このコラボレーションでは、エコシステムを拡大し、より柔軟な環境をお客様へ提供することを目標に、エリクソンのクラウドRANソフトウェアとRAN機器およびデル・テクノロジーズのインフラストラクチャーを活用します。

*1. MeriTalk社レポート『Network Cloud Transformation – Global Insights for CSPs』(2024年5月)に基づく。

本リリースはエリクソン・ジャパン株式会社およびデル・テクノロジーズ株式会社の共同リリースです。重複して配信される場合がありますことをご了承ください。

エリクソンについて
エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信事業者および企業をお手伝いします。ネットワーク、クラウドソフトウェアとサービス、企業向け無線ソリューション、グローバル通信プラットフォーム、技術・新規ビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘を支援します。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。www.ericsson.com

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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
大塚俊彦
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月