いちごが協力企業として参加したプロジェクトが「第19回キッズデザイン賞」において内閣総理大臣賞を受賞!
当社は、⼈々の豊かな暮らしを⽀える「サステナブルインフラ企業」です。
当社は、宮崎県において運営している、地域に根差したライフスタイル型ショッピングセンター「宮交シティ」を中心として、クリーンエネルギー「いちごECOエナジー」、JリーグJ3クラブ「テゲバジャーロ宮崎」をはじめとする地域スポーツ振興、農業「いちごポタジェ」、地域放送「宮崎サンシャインエフエム」など、宮崎の持続可能性を高めることを目指して事業を推進しています。
このたび、いちごと宮崎サンシャインエフエムが協力企業として参加させていただいた宮崎市と宮崎大学舞踊学研究室から生まれた創作ダンスカンパニー「んまつーポス」による企画「ここほれワンワン!デザインがザクザク!キッズプロジェクト」が第19回キッズデザイン賞において、宮崎県初となる、内閣総理大臣賞を受賞し表彰されましたのでお知らせいたします。

キッズデザイン賞とは、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。
「ここほれワンワン!デザインがザクザク!キッズプロジェクト」は、子どもたち自身が地域の企業や団体に“おじゃま”し、子どもの感覚で「やさしさ」や「わくわく」を見つけ出す体験をデザインした取り組みです。「んまつーポス」と宮崎市産業政策課を含む大人は伴走者として寄り添い、発信の場や社会とのつながりを創出。学びと地域が結びつくことで、子どもの声が地域を動かす実感へとつながりました。
企業訪問においては、子どもたちが主体的に活動し、宮崎市の企業マッチング支援を受けながら、いちごや宮崎サンシャインエフエムを含む市内の13企業を訪問し、「キッズデザイン」を探しました。「キッズデザインを100個見つける」という目標を掲げて取り組んだ結果、実際には170個ものデザインを発見することができました。見つけた成果をどのように見せるかについて話し合いを重ねた結果、「キッズデザインマップ」の作成を実現しました。

これらの取り組みを「第19回キッズデザイン賞」に応募したところ、「子どもが主体となってまちづくりや企業体験を進める姿勢」や、「子どもの気づきや発見を地域に伝える仕組み」が高く評価され、今後のキッズデザインにおいて重要な視点となる「子どもの社会参画」の好事例として認められ、最優秀賞である「内閣総理大臣賞」を受賞しました。
また、表彰式に向けて子どもたちが上京した際には、「社会にグッドなデザイン」の事例として、当社が保有するTHE KNOT TOKYO Shinjukuを宿泊先に選んでいただき、いちごの心築事例として、ホテル内を見学していただきました。
表彰式当日は、シンポジウムにて子どもたち自ら取り組みを発表するなど主体性をもって、取り組む姿が伺えました。
■ 企業訪問の様子




■ THE KNOT TOKYO Shinjukuでの様子


■ 表彰式での子どもたちの様子


■ んまつーポス代表・振付家 豊福彬文氏 コメント
んまつーポスの専用の劇場を持ってから、その劇場に集まる子どもたちが、『二度とは立ちかえれない子ども時代の必須の人間体験』だったと思い出してくれるように、よく観察して、立ち止まってよく考えて、よく表現する活動を仕組んできました。また、そうした地域の子どもたちとのアート活動が消費されてしまうのが嫌で、キッズデザイン賞(外部評価)への応募を課して9年。今年のデザインは、これまでの「大人・地域→子ども」を、僕らの十八番の逆さにして「子ども→大人・地域」にしてみました。そうしたら、こんなにすごい外部評価(賞)でした。いちご株式会社をはじめ、協力していただいた企業の方々とみんなでバンザイ!できて最高に幸せです。

■ 宮崎市財政部財政課 池袋耕人氏 コメント
宮崎市は進学・就職時の人口流出という課題を抱える中、地元企業の魅力を子どもたちと再発見する本企画に大きな可能性を感じ、連携して取り組みました。当初は企業の認知度向上を目的としましたが、子どもの視点を通した企業の姿は想像以上に魅力的で、170もの「キッズデザイン」を発見できました。これは参加企業にとっても自社の価値を再発見する機会になったと感じています。いちご株式会社をはじめ、ご協力いただいた皆さまに深く感謝します。この取り組みが、子どもの視点から社会を変える動きとして国内外へ広がることを期待し、応援していきます。

■ キッズデザイン賞について
子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度です。多様なステークホルダーとともに子どもの未来が持続的で明るいものであるように、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から、子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を顕彰している。
https://kidsdesignaward.jp/news/
■ んまつーポスについて
2006年に、宮崎大学舞踊学研究室から生まれた、逆さにこだわる創作ダンスカンパニー。
「逆さから物事を考えることで新たな価値を創造する」をコンセプトに、身体を通じた実践的研究を展開しており、カンパニー名も「スポーツマン」の逆さ読み。
「透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざき(CandY)」を拠点とし、日中は保育園の子どもたちが遊ぶ体育館、夜と休日はコンテンポラリーダンスの劇場へとトランスフォームする二つの顔を持つ空間として、地域と世界をつなぐ文化創造のプラットフォームを運営している。
https://nmatuposu.wixsite.com/namstrops
当社は、今後もスポーツ、農業、観光、子育て⽀援など、特に宮崎県および県内市町村が注力されている分野において、地域の皆さまと連携しながら、持続可能な未来づくりに貢献してまいります。
※ 本リリースに関するお問合せ先 いちご広報担当 03-4485-5515
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