ホテルの外国語対応で、85.9%が「お客様の反応向上」と回答。スタッフの98.4%も負担軽減を実感!VUEVO Displayの導入施設で実施したアンケート結果を公開
〜語学力に頼らず“伝わる”環境づくりへ。多言語コミュニケーションの負担軽減と接客品質の安定化に寄与する結果に〜
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長:落合陽一、代表取締役社長:村上泰一郎、以下PxDT)は、 リアルタイム翻訳ディスプレイ「VUEVO Display(ビューボ ディスプレイ)」導入施設において、スタッフ64名・マネージャー/支配人7名を対象に、外国語対応に関する使用感調査を実施しました。
本調査では、85.9%が「お客様の反応が良くなった」と回答し、コミュニケーションの円滑化に寄与していることが確認されました。また、98.4%が外国語対応時の負担軽減を実感し、85.9%が誤解・聞き間違いの減少を挙げるなど、スタッフ側においてもポジティブな変化が見られています。
今回の調査から明らかになったのは、語学スキルの差ではなく、“伝わる環境があるかどうか” が、多言語対応の負荷を大きく左右するという現場の実態です。
VUEVO Displayは、スタッフが話した内容をそのまま可視化し、お客様と“同じ字幕”を共有しながら接客できるため、語学力に依存しないコミュニケーションが成立します。
その結果、
聞き間違いへの不安が下がる(心理的負荷の軽減)
経験の差による案内品質のばらつきが減る(再現性の向上)
新人でも対応しやすくなる(育成コストの低減)
お客様の理解度が高まり満足度につながる(サービス品質向上)
といった変化が、スタッフとマネージャーの双方から報告されました。
多言語対応が前提となるホテル運営において、VUEVO Displayは“語学力を補うツール”ではなく、接客を安定させるための基盤として機能し始めていることが示唆されています。
【調査結果サマリー】
1. スタッフの98.4%が外国語対応のプレッシャー軽減を実感
2. 85.9%が聞き間違い・誤解などのミスコミュニケーション減少を回答
3. 85.9%が「お客様の反応が良くなった」と評価し、理解度・安心感の向上に寄与

■調査詳細
1. 外国語対応のストレスが大幅に軽減(98.4%)
多言語字幕の“見える化”により、
-
聞き返しの不安
-
誤解への恐れ
-
語学力による萎縮
が軽減され、落ち着いた接客が可能になったという声が多数寄せられました。
VUEVO Display 導入前後で、スタッフおよびマネージャー計71名を対象に外国語対応時のストレス頻度を比較したところ、高頻度のストレスが明確に減少していることが確認されました。
導入前は、
-
「週5回以上ストレスを感じる」:19名(26.8%)
-
「週に数回(週2〜4回)」:29名(40.8%)
合計で48名(67.6%)が高頻度のストレスを抱えていました。
一方で導入後は、
-
「週5回以上」:4名(5.6%)
-
「週に数回」:17名(23.9%)
高頻度ストレスは21名(29.6%)となり、導入前から半減(▲56.2%)する結果となりました。
さらに、
「ほとんど発生しない(月1回未満)」:導入前2名(2.8%)→導入後13名(18.3%)
「ほとんどストレスを感じなくなった」回答者が6倍以上に増加し、現場の心理的負担が着実に低減していることが示唆されます。


2. 誤解・聞き間違いなどのミスが減少(85.9%)
共通の字幕を確認しながら接客できるため、経験や語学スキルの差に依存せず、安定したコミュニケーションが実現しています。

3. お客様の反応も向上(85.9%)
特に英語圏以外のゲスト(中華圏、アジア圏)における評価が高く、 「伝わる安心感」や「スムーズな案内」に対するポジティブなフィードバックが多く見られました。

■自由記述コメント(一部抜粋)
<スタッフ>
-
母国語しか話せないゲストでも会話が成立するのが良い
-
中国語しか話せないお客様からは喜ばれることが多いです
-
体調不良などの緊急時のコミュニケーションに役立った
-
細かいニュアンスでも意思疎通ができる為便利だと思った
-
お客様の不安や要望、疑問点など会話をすることができ解消でき、お客差様の理解してすっきりされた笑顔を目にすることができて嬉しかった
<マネージャー/支配人>
-
スムーズな意思の疎通によりお客様をお待たせする時間が短縮した
-
語学に不安があるスタッフにも安心して任せられるようになった
-
VUEVO Displayがあることでスタッフにも安心感が生まれ、ゲストの受け入れ態勢に積極的な雰囲気ができた
■調査背景
訪日外国人旅行者の増加に伴い、宿泊施設では語学力による業務負担や誤解、聞き間違いによるトラブルが課題として顕在化しています。
本調査は、VUEVO Displayがこれらの現場課題にどのような影響を与えるかを検証するために実施しました。
【調査概要】
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調査名:VUEVO Display 導入施設における使用感アンケート
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調査対象:スタッフ64名、マネージャー/支配人7名
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調査手法:オンラインフォーム
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調査期間:2025年11月
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実施主体:ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
■今後の展開
今回の調査結果を踏まえ、今後もVUEVO Displayの活用方法を検討しながら、より使いやすい多言語コミュニケーション環境の提供を目指してまいります。館内のさまざまな接客シーンでの活用可能性を探るとともに、利用状況に応じた改善や調整を進めることで、現場の運用に寄り添った導入支援を行っていく予定です。また、施設や地域の状況に合わせて、関係者の皆さまと連携しながら、より自然に“伝わる”接客環境づくりに取り組んでまいります。
■「VUEVO Display(ビューボ ディスプレイ)」について
「VUEVO Display」は、「VUEVO」で培った技術と多言語翻訳機能・透明ディスプレイを組み合わせ、会話の字幕をリアルタイムで透明ディスプレイの両面に表示することができます。聴覚障がい者/難聴者との会話・外国語での会話、どちらの場面においても相手のジェスチャーや表情を見ながら、自然な対面コミュニケーションを実現できます。
■ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
ピクシーダストテクノロジーズは、計算機科学(コンピュータサイエンス)と、音や光などを自在に操る独自の波動制御技術の融合により、コンピュータと非コンピュータが不可分な環境を構築し、言語や現象、アナログとデジタルといった二項対立を循環的に超えていく「デジタルネイチャー」の到来を見据えています。 私たちは、現在、波動制御技術をメカノバイオロジーや視覚・聴覚・触覚への介入・補助をする「ヘルスケア&ダイバーシティ」領域と、メタマテリアル(材質ではなく構造で特性を生み出す技術)やオフィス・工事現場等の課題解決のために適用する「ワークスペース&デジタルトランスフォーメーション」領域の2つの主要な領域に重点を置いて製品を展開しています。 急速に進化していくコンピュータに対して、私たち生物の身体(ハードウェア)の進化は非常に遅く、その差はますます開こうとしています。ピクシーダストテクノロジーズはこの両者の間をうまく調停し、生活に対してよりよい価値を生み出し続けます。
商号 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
会社設立 2017年5月
代表取締役 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地 東京都中央区八重洲二丁目2番1号
URL https://pixiedusttech.com/
※VUEVO / VUEVO Display及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
※記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。
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