【新宿の訪日外国人観光客約100人に聞きました】訪日外国人の日本のハロウィン・コスプレに関する意識調査
~ハロウィンシーズン目的の来日も。コスプレフレンドリーなカルチャーに期待~
株式会社TSTエンタテイメント(東京都新宿区、代表取締役社長:都甲義教)が運営する訪日外国人観光客の“リアルな声”を対話形式で引き出すインバウンド調査サービス『youknowme(読み:ユノミ)』は、訪日外国人観光客102名を対象に、2025年10月31日のハロウィン当日、東急歌舞伎町タワー(東京都新宿区)にて「訪日外国人の日本のハロウィン・コスプレに関する意識調査」を行いました。
《トピックス》
1.訪日外国人観光客の9割が日本のハロウィンシーズンに期待して来日。
「コスプレ」「街全体で楽しめるイベント感」が日本のハロウィンの独自性。
2.コスプレに1万円以上かける人は約2割。
日本の「コスプレフレンドリー」なカルチャーに感銘。
※ 公開データの引用・転載の際は『youknowme調べ』と明記いただきますようお願い申し上げます。 youknowme/https://youknowme-tst.com/
※ 本リリースに記載の会社名、製品名、サービス名等は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
1.訪日外国人観光客の9割が日本のハロウィンシーズンに期待して来日。 「コスプレ」「街全体で楽しめるイベント感」が日本のハロウィンの独自性。
日本のハロウィンへの期待値を質問したところ、日本のハロウィンへ期待をしていると回答した人は、90.1%という結果となりました。
(※非常に楽しみ+やや楽しみ+ハロウィンに合わせて来日したの合計値=90.1%)

期待しているという回答の中でも、「ハロウィンに合わせて日本を訪問した」と回答した人は17.6%という結果となり、ハロウィンに期待する内容として「日本はコスプレの文化で、多くの人がハロウィンで仮装をするのを見たい(25歳/女性/アメリカ)」、「路上でコスプレがたくさん見られるのが楽しみ(24歳/女性/フランス)」など、仮装・コスプレに関する声が多く挙げられました。
日本のハロウィンに対して、憧れと期待の声が多いこともわかります。

では、訪日外国人観光客は、実際どのように日本のハロウィンを楽しんでいるのでしょうか。
日本で実施した/実施予定のハロウィン関連のアクティビティについて聞いてみたところ、コスプレしている人を見る(67.6%)、ハロウィンイベントに参加する(55.9%)、コスプレをする(42.2%)というコスプレに関する体験が上位となりました。日本でのハロウィン準備に関する設問においても、実際に日本滞在中に新たな衣装(アクセサリー含む)の購入やメイクを楽しむといった回答が目立ち、コスプレを楽しむための準備をしていることが分かります。


アイテムの購入場所を問う設問(フリーアンサー)では、1位がドン・キホーテ(43.1%)、その他ダイソーやGU等のショップ関連の声もありました。日本旅行中にもアイテムを現地調達するなど、ハロウィンへの熱量が感じられます。

また、日本と自国のハロウィンの違いを聴取したところ(フリーアンサー)、ハロウィンは国ごとに温度差が大きい行事で、子供中心の家庭的なイベント・大人中心の社交イベントの二極構造となっていることがわかりました。また、自国のハロウィンについては「つまらない」「小規模」「不人気」といった表現も複数見られ、自国のハロウィンに物足りなさを感じるという声も。日本のハロウィンについては、街全体のフェス的盛り上がりがあることを魅力に挙げられることが多く、新鮮さがあるようです。


2.コスプレに1万円以上かける人は約2割。 日本の「コスプレフレンドリー」なカルチャーに感銘。
日本のハロウィンの魅力として注目が高いコスプレですが、コスプレ人気はハロウィンだけではありません。コスプレ経験について聞いてみたところ、48.0%の人が「経験がある」という結果となり、経験はないが試してみたい人も38.2%と、コスプレに対する高いモチベーションが見られます。
また、コスプレ経験者に対し、実際にどのような機会でコスプレをしたかという設問(フリーアンサー)では、日本でのコスプレフェスや、各国で行われているコミコン(コミック・ブック・コンベンション)という声が見られました。


そして、日本でのハロウィンまたはコスプレ体験で最も感銘を受けたことを問う設問(フリーアンサー)では、「人々がとても親切」、「みんながフレンドリー」など“人”そのものへの感銘の声が多数挙がるとともに、単なるイベントではなく、オープンで受け入れ合う空気感に対する感動の声が多く寄せられました。


やってみたいコスプレテーマについて聞いてみたところ、『ナルト』や『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』などの「アニメ・漫画系」75.0%と圧倒的に多く、『スーパーマリオブラザース』、『ファイナルファンタジー』などの「ゲーム系」10.0%、メイドや制服などの「一般・日本のカルチャー要素のあるコスプレ」が10.0%という結果となりました。
〈10月31日当日、仮装・コスプレを楽しむ様子(東急歌舞伎町タワーにて撮影)〉




一般の仮装に加え、アニメやゲームキャラクターのコスプレ姿も目立った。
【youknowme的まとめ】
日本のハロウィンは、アニメ、漫画人気由来のコスプレカルチャーと親和性があり、海外の人たちから日本独自のイベントとして大変魅力的に映っています。“街単位”でハロウィンの取り組みを行うことも、日本の独自性と言えます。ハロウィンで仮装・コスプレを楽しみたいという声は、街中の規制が厳しくなっている状況下でも多く、外国人観光客たちのモチベーションは下がっていません。ハロウィン時期における仮装・コスプレ関連グッズの消費は、今後も積極的に行われることでしょう。
また、彼らは、室内でもハロウィンおよびコスプレを楽しむ方法を見つけて満喫しています。実際に、東急歌舞伎町タワー内(室内)においても、31日は仮装・コスプレを楽しむ外国人観光客の姿が多く見られました。仮装・コスプレで入場可能なイベントに加えて、ハロウィン関連の飲食物(ドリンクや菓子類等)も一緒に提供、プロモーションできると、外国人観光客たちによりダイレクトに響く可能性が高まると言えるでしょう。
【調査概要】
調査期間:2025年10月31日
調査場所:東急歌舞伎町タワー
対象者:訪日外国人観光客
調査形式:調査員によるアンケートをベースとした聞き取り調査
回答者数:合計102名
※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。
【回答者の基本属性】
■国籍※1

■性別

■訪日回数

■同伴者

【youknowme(ユノミ)とは?】
「youknowme」は、日本語の「湯飲み」と英語の「You know me?」を掛け合わせる言葉遊びから生まれた、対話型の訪日外国人リサーチサービスです。古来より、日本人は“湯呑み”でお茶を飲みながら会話を楽しみ、周りの人々との関係を築いてきました。この日本の“湯呑み”文化が人と人をつなぐように、調査員が対話を通じて外国人の「本音」を聞き出し、深い理解と洞察に基づいた情報を提供します。

【youknowmeの特徴】
①歌舞伎町タワーを拠点とした“現場起点”の調査
②調査設計〜レポート作成まで一括対応
③英語堪能なインタビュアーがヒアリング
④サンプリングやイベント×アンケート連動も可能
⑤イベント企画、運営も可能
【東急歌舞伎町タワーの特徴】
・東急歌舞伎町タワー内ホテル「BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel」(97室)、「HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL HOTEL」(538室)ともに約90%が外国人ゲストの宿泊
・地下に位置する国内最大級ナイトクラブ「ZEROTOKYO」では、日平均100~200人の外国人が来場
・各店舗のヒアリングから、来場者約半数以上は訪日外国人観光客の利用
・東急歌舞伎町タワーは2023年5月22日に、本施設開業後の来館者数が100万人を突破。新平日は1日平均約2万人、土日祝日は1日平均約3万5千人が来館。

株式会社TSTエンタテイメント
株式会社TSTエンタテイメントは、東急歌舞伎町タワーにおけるエンターテイメント施設の企画・運営を目的とした、東急株式会社および株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの合弁会社です。
会社名:株式会社TSTエンタテイメント
本社所在地 :東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1号
事業内容 :エンターテイメント施設の企画・運営及びそれに関する事業
HP:コーポレートサイト https://tst-ent.co.jp/
東急歌舞伎町タワー公式サイト https://www.tokyu-kabukicho-tower.jp/
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