【佐世保高専】アフリカにおけるスナノミ感染症予防技術の開発プロジェクト! クラウドファンディングを開始しました!
独立行政法人国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市 校長:中島 寛 以下「佐世保高専」という。)の学生有志で活動する「ファインバブルLab」がアフリカ等で流行している「スナノミ症」という小さな虫(ノミ)が原因で発症する感染症を「ファインバブル」という小さな泡の力で予防しよう!と寄附型クラウドファインディングを開始しました。
アフリカを中心に蔓延している「スナノミ感染症」は、乾燥した砂地に生息するスナノミが人や動物の足の皮膚に噛みつき潜り込む皮膚の感染症です。ケニア共和国におけるスナノミ感染症の推定罹患者は約200万人で国民の4%にのぼります。(JICAによる)この感染症に対して治療薬や殺虫剤による予防が行われていますが、普及しておらず解決に至っていません。
本プロジェクトでは清潔な水や安定的な電源が確保できないような環境においても使用可能なファインバブル発生装置を開発し、スナノミの感染予防を行います。
- クラウドファンディング概要
受付期間:令和5年3月31日まで
目標金額:3,000,000円
資金使途:
①ケニアへの渡航費 一人当たり50万円程度(航空券代、宿泊、移動費、ワクチン代等)×5名
②ファインバブル発生装置の開発費、国内活動費(交通費)等
≪クラウドファンディングサイト:キャンプファイヤー≫
https://camp-fire.jp/projects/view/611049
≪文部科学省寄附ポータルサイト≫
https://www.mext.go.jp/donation_portal-site/sunanomi.html
- ファインバブルとは
現在普及しているファインバブル発生装置は、大量の水を用いることを前提として開発されており、電力を使うものが主流となっています。しかし、ケニアでは、水が大変貴重で、電力の供給も不安定となっており、現在普及しているファインバブル発生装置をそのまま持ち込むことはあまり現実的とは言えない状況です。
そこで、電力を使わずファインバブルを発生させる装置を開発しました。
- 次なる目標は
「スナノミが生息しているケニアでの実証実験を行うこと」
ケニアでは実際にスナノミに対して照射試験を行いその効果を検証することを計画しています。また国内でも水を使ったファインバブルだけではなく、現在スナノミ症対策に使用されている薬剤等とファインバブルを組み合わせることによって、効率的に駆除できないかも検討しています。
この活動に賛同しご支援いただけたら幸いです。
- 佐世保工業高等専門学校について
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校
所在地:長崎県佐世保市沖新町1-1
校長名:中島 寛
設立:1962年
URL:https://www.sasebo.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構
佐世保工業高等専門学校
総務課総務企画係
TEL:0956-34-8415 (平日8:30-17:00)
e-mail:kikaku@sasebo.ac.jp
~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年の節目を迎えました~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
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