日本ベーリンガーインゲルハイム、「ウイルス感染症」をテーマとした、第58回「ベルツ賞」受賞者を発表

  • 58回となる今年のテーマ「ウイルス感染症」篇の論文が応募
  • 1等賞は、学免疫学フロンティア研究センター 大阪大学 物病研究免疫化学分野 教授 荒瀬尚先生ウイルス感染症の制御機構
  • 2021121日()に、ドイツ大使公邸において、第57回・58回(20202021年度)「ベルツ賞」の贈呈式を開催

2021121 本/東京
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(代表取締役会長 兼 社長 青野 吉晃)は、本日、第58回(2021年度)ベルツ賞受賞論文を発表し、贈呈式を執り行いました。
「ベルツ賞」は、日独両国間の歴史的な医学関係を回顧すると共に、両国の親善をさらに深め日本における医学会の研究活動を支援する目的で、1964年にドイツの製薬会社ベーリンガーインゲルハイムによって設立された賞です。毎年、時宜に応じたテーマで論文を募り、優れた論文に対し授与しています。第58回目となる今年は、「ウイルス感染症」をテーマとして、7篇の論文が寄せられました。常任委員4名と専門委員2名による書面評価と選考委員会による厳正な審査の結果、次の通り、受賞者が決定しました。

 

1等

「ウイルス感染症の制御機構」
大阪大学免疫学フロンティア研究センター
大阪大学微生物病研究所 免疫化学分野
教授 荒瀬  尚先生

【評価ポイント】
・20年近くにわたり一貫してウイルスと宿主分子との相互作用について追究してきた
・宿主免疫応答の側面からの新型コロナウイルス感染様式の詳細な解析を実施、

宿主抗体による感染増強という臨床上、非常に意義深い知見を得ている

2等賞

「ヒトT細胞白血病ウイルス1型の生き残り戦略と病原性」
熊本大学大学院生命科学研究部
血液・膠原病・感染症内科学講座
教授 松岡 雅雄 先生

【評価ポイント】
・ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)による白血病(成人T細胞白血病)

発症機序を長年にわたって研究し、発症に重要なウイルス側の因子HBZを同定
・成人T細胞白血病は予後不良であることが多く、メディカルアンメットニーズ

が高い。本研究は将来の臨床応用が期待できる

 

贈呈式は本日、ドイツ大使公邸で執り行われました。コロナ禍で昨年の受賞者の贈呈式が開催できなかったことから、今年は第57回(2020年度)および第58回(2020年度)の受賞者に対し、ベルツ賞の贈呈を行いました。
日本ベーリンガーインゲルハイム 代表取締役会長 兼 社長 青野吉晃より、1等賞受賞者には800万円、2等賞受賞者には400万円の賞金、さらに賞状とメダルがそれぞれ贈呈されました。
ベーリンガーインゲルハイム イノベーションユニット 担当取締役のDr. Michel Pairet (ミシェル・ペレ)はビデオメッセージの中で、「今回の受賞論文はもとより、応募された他の論文も、慢性腎臓病とウイルス感染症の研究の可能性を明らかに強調し、日本で行われている先駆的な科学を浮き彫りにしました」と述べ、受賞者を称えました。

日本ベーリンガーインゲルハイム 代表取締役会長 兼 社長 青野 吉晃は、次のように述べています。「人類が新型コロナウイルス感染症によって多大な社会的損失を経験し、これからもウイルス感染症に対する基礎研究ならびに臨床研究によりその予防と治療方法の開発がさらに進展することが望まれます」
“Value Through Innovation(イノベーションによる価値の創出)”というビジョンのもと、日本ベーリンガーインゲルハイムでは、日本の医学の発展のために、「ベルツ賞」を通じて、これからも日本における医学界の研究活動を支援してまいります。

58回(2021年度)ベルツ賞 選考委員会

 2021年度 専門委員
満屋 裕明 先生 国立研究開発法人  国立国際医療研究センター研究所長
森内 浩幸 先生 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 小児科学教授

 常任委員

井村 裕夫 先生 京都大学 名誉教授日本学士院 院長
岸本 忠三 先生 大阪大学 名誉教授
大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授
髙久 史麿 先生

東 京 大 学 名 誉 教 授

(公社)地域医療振興協会会長

中西 重忠 先生 京都大学 名誉教授
(公財)サントリー生命科学財団
生物有機化学研究所 所長

 

ベルツ賞について
「ベルツ賞」(正式名称:「エルウィン・フォン・ベルツ賞」)はベーリンガーインゲルハイムが1964年に設立してから今年で57年を迎える伝統ある日本国内の医学賞です。日独両国間の歴史的な医学関係を回顧すると共に、両国の親善をさらに深め日本における医学会の研究活動を支援する目的で設立されました。「ベルツ賞」の名称は、日本の近代医学の発展に大きな功績を残したドイツ人医師エルウィン・フォン・ベルツ博士の名を冠したものです。ベルツ博士は、ドイツ チュービンゲン大学で医学を学び、ライプチヒ大学講師を経て1876年(明治9年)に来日しました。在日中は、現在の東京大学医学部の前身である東京医学校で教鞭をとり、数多くの優れた日本人医学者を育てるとともに、皇室の侍医を務めた事でも広く知られています。医学教育のみならず、公衆衛生面でも日本の防疫事業の基礎を築くなど、明治から始まる黎明期に日本が西洋医学を導入する上で、大きな貢献をした指導者の一人です。「ベルツ賞」の歴代受賞者には、2018年度ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学 特別教授 本庶 佑先生(第22回 1984年度受賞)をはじめ、生命科学や医学を牽引する研究者が名を連ねています。

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、人と動物の生活を向上させる画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型の製薬企業として、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態を維持し、長期的な視点をもって邁進していきます。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、約52,000人の社員が世界130カ国以上の市場で業務を展開しています。

詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com
(アニュアルレポート 英語)








 
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