アカリク、学食のトレイ広告など、大学構内で学生の目に届く広告事業やイベント事業をサイシードより譲受

キャリア意識のきっかけとなる各種サービスを引き継ぎ、研究に集中する学生との接点をキャンパス内で拡大

株式会社アカリク

株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山田 諒)は、2026年10月1日付で株式会社サイシード(本社:東京都中央区、代表取締役:梶原 俊一)より、大学キャンパス内での学内接点事業を譲り受けました。学食内のトレイ広告や学内キャリアイベント、研究室へのダイレクトメールなど、学生がキャリア情報を探しに行かなくても目に入る媒体を引き継ぎ、研究に集中する学生への情報提供を強化します。

背景:研究に集中するほど機会を逃す、構造のねじれ

大学院で研究に取り組む学生の多くは、研究と授業でフルタイム勤務に相当する時間を費やしており、週41時間以上を研究や授業に充てる学生が修士課程で約3割、博士課程では約6割にのぼります(※アカリク調べ)。

そこに就職・採用活動の早期化が加わると、研究が本格化する時期と就職活動の時期が重なります。研究を優先した学生が動き出したときには、すでにいくつもの機会が過ぎているというケースもあります。これにより、企業にとっても、研究に真剣に取り組む人材を採用したいと考えていながら、その人材に求人情報が届いていないという状況が生まれています。

概要:35年にわたりキャンパス内で学生と企業をつないできた事業を承継

今回、2026年10月1日付でアカリクが譲り受けた大学キャンパス内での学内接点事業は、35年の歴史を持ちます。1991年、全国の大学生協の書店で配布するブックカバーへの広告事業として始まり、1995年には研究室への採用情報の提供を、2003年には主要国公立大学での学内セミナーを、2004年には学食トレイへの広告掲載を開始しました。2015年にサイシードがこの事業を承継する形で設立され、2017年と2019年には日本経済新聞社のNIKKEI STYLE「U22」と協業して全国の国立大学の学生を対象としたイベントを実施しています。

目的:「探しに行かなくても届く」を、キャンパスの日常へ

アカリクが運営する就活情報サイト「アカリク」のスカウト機能は、「研究と就活、どっちも。」を掲げ、学生が研究内容を登録すると企業からスカウトが届く仕組みです。研究に忙しい学生でも、自ら求人を探す手間なくキャリア情報に触れることができます。ただし、登録のきっかけは、学生がキャリアを意識したときがほとんどであり、研究に打ち込んできた学生がそろそろかと思って登録する頃には、そこから一気に就職活動へ切り替えなければならない時期に入っています。

このような状況に対しアカリクは、就職活動を早く始めることを促すのではなく、目の前の研究に集中しながらも、少しずつ自身のキャリアを意識できる環境が望ましいと考えています。

この考え方のもとで運営しているのが、全国6拠点のキャリア支援拠点「アカリクラウンジ」です。コーヒーやお菓子を提供し、電源やWi-Fiも無料で使用できるコミュニティスペースで、学内にあるため授業や研究の合間に気軽に立ち寄れます(※提供内容は拠点により一部異なります)。就職活動のために訪れる場所ではなく、休憩に来た学生がキャリアについて情報を得たり、プロに相談できる場所として活用されています。2023年10月に奈良先端科学技術大学院大学へ初めて開設して以来、全拠点の総来場者数は延べ3万名を突破しました(2026年9月末時点)。

アカリクラウンジの内部。写真は「アカリクラウンジ 広島大学」

サイシードが手がけてきた学内媒体は、この考え方をキャンパスの日常に落とし込んだものです。学食のトレイに掲載された情報は、学生が食事をする際に自然と目に入ります。登録も来訪も必要なく、キャンパスで過ごす日常そのものの中にキャリア情報が現れる仕組みです。

今回の譲受により、就活情報サイト「アカリク」のスカウト、アカリクラウンジ、そして学内媒体という3つの接点で、研究に集中する学生のもとへキャリア情報を届ける体制が整います。

譲り受ける事業について

譲り受けた事業の中心となるのは、以下の媒体です。現在のサイシードとのお取引、サービス利用状況等は、アカリクが承継いたします。

学食内ADトレイ広告

大学内の食堂で使用されるトレイに広告を掲載する媒体です。

研究室向けダイレクトメール

郵送で研究室に直接届く広告媒体です。

情報誌「Discover Magazine」

年1回、65,000部を発行する情報誌です。研究室や個人宅へ直接送付されます。

デジタルサイネージ

学食を中心に設置されたディスプレイで動画を放映する広告媒体です。

キャリアイベント

スタンダードな就活イベントだけでなく、大学内で開催するキャリアイベントや大学主催のイベント、単位認定授業の企画・運営も行なっています。

UNIGRAB(母集団形成サービス)

専攻などで対象を絞っての学生へのメッセージ配信やPR動画の掲載機能を備える学生向け会員サイトです。

代表コメント

株式会社アカリク 代表取締役 山田 諒

研究に打ち込む時間が長いほど、自分のキャリアについて考える余裕がなくなります。アカリクはこの問題に、学生が探しに行かなくても企業の声が届くスカウトの仕組みで応えてきました。それでも、登録する時間すら取れない学生には届きませんでした。

35年にわたりキャンパスの中で受け継がれてきたこの事業は、私たちがオンラインで目指してきたことを、学食や研究室という日常の中で実現してきたものです。オンラインとキャンパスの両方から、研究に集中する学生のもとへ選択肢を届けてまいります。

今回のサイシードからの事業譲受は、私が代表取締役に就任して以降、初めて実行するM&Aです。アカリクはこれからも、研究に集中する学生と企業をつなぐ接点を広げるべく、M&Aを含めた事業提携を積極的に進めてまいります。

株式会社サイシード 代表取締役 梶原 俊一

私たちは、学食や研究室といった学生の日常の中に、企業と出会うきっかけを35年以上にわたり学生の皆様に提供し続けて参りました。アカリク様は、研究に打ち込む学生のキャリアに約20年向き合ってきた歴史をもち、本事業を託す相手として最適であると確信しております。アカリク様の多彩なキャリア支援事業と本事業が結びつくことで、より一層、学生の皆様の未来を切り開く支えとなれば幸いです。

今後の展望

就活情報サイト「アカリク」のスカウトも、キャリア支援拠点「アカリクラウンジ」も、今回サイシードより譲り受ける学内媒体も、研究に集中する学生が自分のキャリアについて考えるきっかけをつくるという同じ考え方に基づく取り組みです。アカリクは「知恵の流通の最適化」のミッションのもと、オンラインとキャンパスの両方から、学生が研究に集中しながらキャリアについて考える機会を届けてまいります。

株式会社サイシードについて

AIチャットボット「sAI Chat」やAI搭載FAQシステム「sAI Search」などを通じて、企業の問い合わせ対応と社内のナレッジ共有をAIで支援しています。

会社名:株式会社サイシード(https://sciseed.jp/)
設 立:2015年4月
代表者:代表取締役 梶原 俊一
所在地:東京都中央区日本橋兜町6-5
事 業:AIチャットボット「sAI Chat」、AI搭載FAQシステム「sAI Search」、AI音声認識システムなどの開発・提供および導入支援


■ 株式会社アカリクについて

「知恵の流通の最適化」をミッションに、大学院生(修士・博士)・ポスドク・研究者に特化したキャリア支援を行っています。20万人以上が利用する就活情報サイト「アカリク」を中心に、研究分野・業種別イベント、新卒・転職それぞれのキャリアエージェントサービス、大学キャンパス内の常設キャリア支援拠点「アカリクラウンジ」(全国6拠点)等を展開し、研究で培われた知恵と社会をつなぐ橋渡し役を担っています。

会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)
創 業:2006年11月
代表者:代表取締役 山田 諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
事 業:就活情報サイト「アカリク」、研究分野・業種別イベント「アカリクイベント」、キャリアエージェント「アカリク就職エージェント」「アカリクキャリア」、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」等の運営

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会社概要

株式会社アカリク

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URL
https://acaric.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
電話番号
03-5464-2125
代表者名
山田 諒
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2024年07月