「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」細野晴臣&齋藤飛鳥がアンバサダー就任
全アーティストラインナップ&展示構成公開、グッズ付前売券販売も
国立新美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、朝日新聞社は、2026年2月11日(水・祝)から5月11日(月)まで、国立新美術館(東京・六本木)にて「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」を開催します(東京展の後、2026年6月より京都市京セラ美術館へ巡回予定)。
本展は、テート美術館のコレクションを中心に、1990年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を多角的に紹介する企画です。57組のアーティストによる約100点の作品を通して、この時代のクリエイティブな熱狂が世界のアートシーンにどのような決定的影響を与えたのかを検証します。
12月4日(木)10:00より本展の前売券の販売を開始します。また、一般前売券に加え、〈YBA & BEYOND トートバッグ付前売券〉(数量限定)も同時に発売します。
■ 細野晴臣&齋藤飛鳥がアンバサダー就任!
本展のアンバサダーには細野晴臣(ほその・はるおみ)と齋藤飛鳥(さいとう・あすか)が就任。音声ガイドをはじめ、さまざまな形で90年代英国アートの魅力をナビゲートします。また、細野は本展の巡回先でもある京都市京セラ美術館 中央ホールにて、2025年12月にスペシャルライブ『Haruomi Hosono Live 2025』を開催することも決定しています。

細野晴臣コメント
ロンドンでは、ニューウェーブからニューロマンティックの頃など、本当に楽しい時間を過ごしましたが、80年代の終わりに行ったときには、街の空気も人々の様子もすっかり変わっていて、時代がガラッと変わったと感じました。
フランシス・ベーコンの、不気味さを含んだ絵が好きで、彼のアトリエを再現した展示を見たことも覚えています。
最近ロンドンを訪れた際にもテートに足を運びましたが、あの節目の時代から90年代、そして今へと続くイギリスのアートがどんな姿を見せてくれるのか、この展覧会であらためて感じられるのを楽しみにしています。
プロフィール:
1947年東京生まれ。音楽家。1969年「エイプリル・フール」でデビュー。1970年「はっぴいえんど」結成。73年ソロ活動を開始、同時に「ティン・パン・アレー」としても活動。78年「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を結成、歌謡界での楽曲提供を手掛けプロデューサー、レーベル主宰者としても活動。YMO散開後は、ワールドミュージック、アンビエント、エレクトロニカを探求、作曲・プロデュース・映画音楽など多岐にわたり活動。
Instagram:https://www.instagram.com/haruomihosono_information/
X:https://x.com/hosonoharuomi_

齋藤飛鳥コメント
アートとひとことで言っても、どこからどこまでがアートなのか、正直よくわからなくて、なんとなく敷居が高い気がして少し気おくれしていました。
そんな私に衝撃を与えたのが、ロンドンで訪れたテート・モダンでした。初めて足を踏み入れたとき、作品の意味や背景はわからないのに、なぜか強く惹かれたのを覚えています。
今回、そのテート美術館からこれほど多くの作品が日本にやってくることに、胸が躍る思いです。私にとってイギリスは、伝統を尊重しながら新しい文化を受け入れてきた歴史が魅力的で、知的なユーモアや湿ったメロディが美しい音楽、クラシックでありながらモダンでリラックス感のあるファッション、どれもが魅力的に映ります。
もしそれらすべてを包み込んで『アート』と呼べるなら、アートは日常にあり、敷居なんて本当はなかったのだと感じます。この感覚に決着をつけるためにも、この展覧会を見届けられることを心から嬉しく思います。どんな展覧会になるのか、とても楽しみです。
プロフィール:
1998年8月10日生まれ、東京都出身。
2011年「乃木坂46」のオーディションに合格、第1期生最年少メンバーとしてグループに加入。ファッション誌「sweet」レギュラーモデル、EX「ハマスカ放送部」(21年~)の司会を務めるなどエースとしてグループを牽引。 2023年5月グループを卒業後は、俳優やモデルとして活躍中。
主な出演作にドラマ「ライオンの隠れ家」(2024年)牧村美央役、ドラマ『【推しの子】』・映画『【推しの子】-The Final Act-』(2024年)アイ役、ドラマ「恋は闇」(2025年)設楽みくる役 、2025年 第48回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。
Instagram:https://www.instagram.com/asuka.3110.official/
X:https://x.com/asuka3110_staff
■ 全アーティストラインナップ&展示構成公開!
出品作家のフルラインナップおよび展示構成(章立て)を本日公開しました。本展は、90年代英国美術の独自性を六つのテーマで読み解き、各章をつなぐ重要作を「スポットライト」として紹介し、ダミアン・ハースト、ジュリアン・オピー、ルベイナ・ヒミド、スティーヴ・マックイーン、トレイシー・エミン、ヴォルフガング・ティルマンスなど、総勢57組のアーティストによる作品群で構成されています。
なお、ユニクロUTクリエイティブ・ディレクターとしても活動し、UTGP2025:テート美術館 UTの審査員を務めるなど、テート美術館との深いつながりを持つアーティストで、本展のロゴを制作した河村康輔による全アーティストを含んだラインナップ・ビジュアルも公開!


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アンジェラ・ブロック |
エリザベス・ライト |
キース・コヴェントリー |
リチャード・ビリンガム |
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アニッシュ・カプーア |
フランシス・ベーコン |
リアム・ギリック |
リチャード・ハミルトン |
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アニャ・ガラッチョ |
ギャヴィン・ターク |
リサ・ミルロイ |
サラ・エインズリー |
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ブラック・オーディオ・フィルム・コレクティヴ |
ジョージナ・スター |
ルベイナ・ヒミド |
サラ・ジョーンズ |
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キャシー・ド・モンショー |
ギルバート & ジョージ |
ルーシー・ガニング |
サラ・ルーカス |
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シール・フロイヤー |
ジリアン・ウェアリング |
マーク・クイン |
シーマス・ニコルソン |
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クリス・オフィリ |
グレイソン・ペリー |
マーク・フランシス |
サイモン・パターソン |
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クリスティン・ボーランド |
ヘレン・チャドウィック |
マーク・レッキー |
スティーヴ・マックイーン |
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コーネリア・パーカー |
ヘンリー・ボンド |
マーク・ウォリンジャー |
スティーヴン・ピピン |
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ダミアン・ハースト |
ジェイク・チャップマン |
マーティン・クリード |
スタパ・ビスワス |
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デイヴィッド・ロビリヤード |
ジェレミー・デラー |
マット・コリショウ |
トレイシー・エミン |
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デイヴィッド・シュリグリー |
ジム・ランビー |
マイケル・クレイグ=マーティン |
ヴォルフガング・ティルマンス |
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デレク・ジャーマン |
ジョニー・シャンド・キッド |
マイケル・ランディ |
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ディノス・チャップマン |
ジュリアン・オピー |
モナ・ハトゥム |
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ダグラス・ゴードン |
ジュリー・ロバーツ |
レイチェル・ホワイトリード |
※掲載順:ファーストネームABC順 |
章立て
[序章] フランシス・ベーコンからブリットポップへ
[第1章] ブロークン・イングリッシュ:ニュー・ジェネレーションの登場
[スポットライト] ハンズワースの歌/ブラック・オーディオ・フィルム・コレクティヴ
[第2章] おおぐま座:都市のイメージをつなぐ
[第3章] あの瞬間を共有する:音楽、サブカルチャー、ファッション
[スポットライト] なぜ私はダンサーにならなかったのか/トレイシー・エミン
[第4章] 現代医学
[スポットライト] 熊/スティーヴ・マックイーン
[第5章] 家という個人的空間
[スポットライト] コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ/コーネリア・パーカー
[第6章] なんでもないものから何かが生まれる:身近にあるもの
[スポットライト] 王国への入り口/マーク・ウォリンジャー
■ 観覧料・前売券情報

前売券は12月4日(木)10:00より販売
- 観覧料(税込):一般2,300円、大学生1,500円、高校生900円
- 前売券(税込):一般2,100円、大学生1,300円、高校生700円
- YBA & BEYOND トートバッグ付前売券:4,870円
※中学生以下は入場無料
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
※3月25日(水)~3月27日(金)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
一般前売券に加え、河村康輔がデザインしたラインナップ・ビジュアルが反映された〈YBA & BEYOND トートバッグ付前売券〉(数量限定)も同時に発売します。詳細は展覧会公式サイトのチケットページをご参照ください。
前売券購入・チケット情報詳細はこちら:https://eplus.jp/ybabeyond/
■ 関連イベント
開幕初日の2026年2月11日(水・祝)には、テート美術館のキュレーターが来日し、オープニング・トークを開催予定です。ほか関連イベントにつきましても詳細は決定次第、展覧会公式サイトおよびSNSで随時お知らせします。ぜひご注目ください。
オープニング キュレーターズ・トーク
本展の開幕を記念し、テート美術館キュレーターによるトークイベントを開催します。
◎登壇者
グレゴール・ミューア(テート美術館 コレクション部門ディレクター)
ヘレン・リトル(テート美術館 英国美術部門キュレーター)
モデレーター:山田 由佳子(国立新美術館 主任研究員)
日時|2026年2月11日(水・祝)14:00~15:30
会場|国立新美術館 3階講堂 定員 | 240名 参加方法|先着順
参加費用 | 無料(ただし本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。)
国立新美術館研究員によるガイドツアー
展覧会をより楽しんでいただけるよう、担当研究員が参加作家の紹介や展示作品に関する説明を交えながら展覧会をご案内します。
開催日 | 2026年 2月20日(金)、3月6日(金)、3月27日(金)、4月10日(金)、4月24日(金)
時間 | 18:30~19:15 会場 | 国立新美術館 企画展示室2E 定員 | 各回15名 参加方法|先着順。ただし、当日有効の本展の観覧券の提示が必要です。言語は日本語のみになります。当日18:00より展示室(2E)入口にて受付を開始します。
YBAとは
1988年7月、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで学んでいたダミアン・ハーストは、ロンドン東部の倉庫街で学生や卒業生の作品を発表する展覧会「フリーズ」展を企画しました。ハーストや同世代の作家たちは、全く新しい視点で素材を選び、制作して発表の機会を積極的に開拓していったのです。1992年に『アート・フォーラム』誌上で美術史家のマイケル・コリスは彼らを「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼び、サーチ・ギャラリーで開催された同名の展覧会によりYBAという言葉は一般に広がっていきました。YBAの作家たちの自由な活動によって、90年代の英国のアートシーンは世界的な注目を集めるようになったのです。
■ 開催概要

展覧会名: テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート
英語名: YBA & BEYOND: British Art in the 90s from the Tate Collection
【東京展】
会期: 2026年2月11日(水・祝)〜2026年5月11日(月)
会場: 国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2)
休館日:毎週火曜日
※ただし2026年5月5日(火・祝)は開館
開館時間:10:00~18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
主催: 国立新美術館、テート美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、
朝日新聞社
協力:日本航空、ヤマト運輸
後援:ブリティッシュ・カウンシル、J-WAVE
一般のお問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
*巡回情報
【京都展】
会期: 2026年6月3日(水)〜2026年9月6日(日)
会場: 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
主催: テート美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ABCテレビ、キョードーエンタテインメント、
京都新聞、FM802/FM COCOLO、京都市
協力:日本航空、ヤマト運輸
後援:ブリティッシュ・カウンシル
展覧会公式サイト:https://www.ybabeyond.jp/
X:@ybabeyond https://www.instagram.com/ybabeyond
Instagram:@ybabeyond https://x.com/ybabeyond
Facebook:@ybabeyond https://www.facebook.com/ybabeyond/
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